10月、韓国芸能界をリードする3人の俳優が激突する！イ・ビョンホン、チャン・ドンゴン、チョン・ウソンが揃って銀幕に顔を並べる。熾烈な競争を繰り広げるだろう3作の映画について、SBSが動画ニュースで伝えている。

はじめにニュース映像に登場するのチョン・ウソン。昨年は映画「良い奴、悪い奴、変な奴（グッド・バッド・ウィアード）」でイ・ビョンホン、ソン・ガンホと主演を務めたが、今秋は巨匠ホ・ジノ（ホ・ジンホ）監督の新作「きみに微笑む雨」で、胸ときめくロマンスの主人公として登場する。物語は、かつてタイミングを逃した男女が中国・四川省の成都で再会し、4日間の恋に落ちるというストーリー。随所に笑いを誘うシーンも多く、ホ監督には珍しくコメディー要素のあるロマンスだ。チョン・ウソンが演じるのは、詩人にあこがれながら夢をあきらめた平凡な会社員、ドンハ。ヒロインには、中国の女優カオ・ユアンユアン。

これを迎え撃つのは、「G.I.ジョー」の大ヒットで、ハリウッド進出も大成功させたイ・ビョンホンだ。イ・ビョンホンが、木村拓哉、ジョシュハートネットと共演したフランス映画「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン（私は雨と一緒に行く）」も、話題を集めている。イ・ビョンホンは、香港の大物マフィアボスのス・ドンポ役を演じており、セクシーな男性美とカリスマ演技が評判となっている。韓、日、米を代表するイ・ビョンホン、木村拓哉、ジョシュハートネットの演技の競演も見ものだ。

最後に構えているのはチャン・ドンゴン。イ・ビョンホン、ぺ・ヨンジュン、ウォンビンらと韓流四天王として、韓国ドラマや映画の日本及びアジア進出に大きく貢献した超イケメン俳優だ。その彫刻のように整った容姿を本人は武器として使うのを嫌い、映画では、「タイフーン」「PROMISE 無極」など、無骨な男の世界を描く作品に多く登場してきた。しかし、4年ぶりの映画出演は少々違う。「グッドモーニングプレジデント」で、最年少花美男大統領のチャ・ジウク役を演じるのだ。封印していた“イケメン”を前面に出したコメディータッチの作品に注目が集まっている。

イ・ビョンホン、チャン・ドンゴン、チョン・ウソン。いずれも演技、外見ともに最高のイカした俳優だけに、今秋の韓国映画界はかつてない活気が戻ってくるのは間違いなさそうだ。

SBS「芸能、チョン・ウソン、イ・ビョンホン、チャン・ドンゴン…最初に笑うのは誰？」