V6井ノ原快彦「特捜9 Season2」第7話 見知らぬ女が留守宅で死んでいた?!予告動画と第6話ネタバレあらすじ

2019年05月16日10時00分ドラマ
@テレビ朝日

V6井ノ原快彦「特捜9 Season2」(テレビ朝日 水曜夜9時)第7話は旅行から帰った自宅で見知らぬ女性が死んでいた謎に迫る!完璧なセキュリティーが立ちはだかる!小さな可能性も見逃さない、それが特捜班だ!第7話は1週あいて、5月29日(水)放送!あらすじとみどころをご紹介、予告動画は番組公式サイトにて公開中。

15日放送の第6話の真相解明には、浅輪直樹(井ノ原快彦)の妻・倫子(中越典子)が大活躍した。殺人現場に残されていたアップルパイの成分のほんの少しの違いからアップルパイの制作者を割り出したのだった。それが突破口になり、事件解決へと導かれた。リンゴの切り方が味や香りに影響を与えるということで、脚本家や監督がシナリオ打ち合わせ時にも、どのように切るかは最もこだわったポイントだった。

倫子は容疑者の一人・藤本理沙(木下あゆ美)と以前、同じ洋菓子店で働いていたという設定。その店は「パンとケーキの店ミヤハラ」であり、「特捜9」の前シリーズ「警視庁捜査9係」時代には頻繁に登場していた店である。また、第6話では、「ミヤハラ」の息子で、倫子をめぐって直樹とライバル関係だった宮原礼二(金児憲史)も登場し、「警視庁捜査9係」時代の映像が映るなど、シリーズファンにはうれしい回となった。

第7話は民泊をめぐる事件を扱う。旅行の間貸し出していた家に見知らぬ女性が死んでいた。完璧なセキュリティーを誇るマンションで起きた事件に対して、直樹たち特捜班は小さな疑問をつぶして、真実にたどり着く。シーズン2に入り、班長・宗方(寺尾聡)も積極的に捜査に参加するが、第7話も班長が活躍。身元がわからなかった被害者の身元を割り出す。また、特捜班の最年少・新藤を演じる山田祐貴をめぐって、「見守りマダム」たちが出現しているという。特捜9になってから参加した新藤は、いまどきの青年で、ゆとり世代といわれる世代であり、先走って先輩たちに怒られることが多い。そんな山田祐貴を様々な世代の女性たちが「成長が楽しみ」といってSNS上で見守っているという。第7話以降も、「警視庁捜査9係」メンバーの予定調和を切り崩して活躍することが期待されている。

■前回(第6話)ネタバレあらすじ
行列のできる焼き菓子の名店「のぐち」の店主・野口功子(秋野暢子)が殺された。死因は背中から胸の大動脈を傷つけられたことによる失血死で、凶器は殺害現場の厨房にあったペティナイフ。レジの金が抜き取られていたこともあり、特捜班は怨恨と物取りの両面から捜査を開始する。

遺体の第一発見者は島崎透(須藤公一)というデパートの営業マン。島崎はデパートの得意客・村岡芳美(三倉茉奈)から「のぐち」を紹介され、功子の作るアップルパイの虜になり、以来、デパートに出店してほしいと功子を説得するため「のぐち」に通いつめていたという。 いつもより2時間も早く店を閉めようとしていた功子は、島崎を追い返した。島崎は残っていたアップルパイ1つを買って、その日は帰ったのだった。

功子は、島崎が帰ってからすぐに藤本理沙(木下あゆ美)というパティシエと電話していた。それが最後の電話だと知った浅輪直樹(井ノ原快彦)は衝撃を受ける。ついさきほど妻・倫子(中越典子)からケーキ店「ミヤハラ」で働いていた頃の友人だと、理沙を紹介されたばかりだったのだ。そんな中、理沙が「ミヤハラ」を辞めた後、「のぐち」で働いていたことも判明する。

一方、島崎に「のぐち」を紹介した芳美のもとへ向かった小宮山志保(羽田美智子)と村瀬健吾(津田寛治)は、芳美もかつて「のぐち」で働いており、当時、理沙と芳美のほかに坂出鈴(おりもりお)という弟子がいたことを聞き出す。芳美の家では、小宮山達は使い捨てのスリッパをだされ、家の中はちり一つ落ちていないほど片付き、カレンダーには芳美の予定がきっちりと書かれていた。芳美は夫が帰ってきた車の音がすると、小宮山達を急き立てて返した。玄関先で会った夫はごく常識的な挨拶をして、警察に協力することがあればいつでもどうぞといって家に入っていった。

鈴は12年前に橋から落ちて死亡していたことがわかった。遺体の引き取り先は養護施設だった。その養護施設を直樹と新藤が訪ねてみると、以前「ミヤハラ」にいた宮原礼二がにこやかに子供たちとお菓子を作っていた。直樹と宮原は倫子をめぐってライバル関係にあったが、今では友情を感じている。宮原から鈴の話を聞きだすと、功子が以前養護施設でお菓子作りを教えていたことがわかった。そのころ、鈴と理彩は夢中になって功子にお菓子作りをならい、その後、「のぐち」に弟子入りした。二人は切磋琢磨して功子にお菓子作りを習い、どちらかが後継者となるべく、アップルパイで勝負したのだった。その日の夜、鈴は転落死した。

一方、殺害現場に残っていたアップルパイと前日に島崎が買ったアップルパイを調べたところ、ほんのわずかだが、違いがあることがわかった。倫子(中越典子)に分析してもらうと、りんごの切り方に差があるためだろうとわかった。現場に残されていたアップルパイはリンゴの切り方が功子のものほど繊細ではない。倫子は理沙が作ったものではないかを装うした。

直樹は理沙の元へゆき、アップルパイについて尋ねると、最初は否定していたものの、当日、功子の店にいったことは認めた。そこで功子にアップルパイを作るように言われたが、腱鞘炎のような症状がでるドゲルバン病の理彩はリンゴの芯の部分を細かくきることができなかった。そのことで仕事を休むように功子から言われた理彩は功子と口論はしたが、そのまま店を出たという。その時、香水の匂いを嗅いだことをつげる。

香水の件などから、芳美に再度事情を確認する直樹、小宮山、村瀬は家に行った。近所から聞いた話では家に人を入れることはめったにない芳美の家だった。芳美がホストクラブに通っていること、ホストクラブにゆくためにスポーツクラブで着替えていることなどを芳美につきつけると、芳美が殺害を認めた。芳美はクラブ通いのために功子の店でお金を盗ろうとしたところ、功子に見つかった。夫のモラハラのストレスなどを訴えた芳美に対して、功子は自分が電話をしてあげると言ったのだが、それだけは困るとかっとなって殺してしまったという。芳美は功子は自分のことなどなんとも思っていなかったというが、功子は店で働いていた理彩、鈴、芳美それぞれのいいところをちゃんと見抜いていて、写真の裏に書き、宝物としてとっていたのだった。

そのころ、理沙は鈴が死んだ橋に来ていた。理沙は12年前に鈴に嘘をついたのだった。功子からは、後継者には鈴を選ぶといわれたが、理沙はくやしくて鈴には自分が選ばれたと嘘をついた。理沙は鈴がそれを苦にして自殺したと思ったが、直樹の調べで、鈴はすでにドゲルバン病を発症していたため、落ちそうになったときにポールを握れず滑り落ちた事故だったとわかった。

■第7話あらすじ
タワーマンションの一室で女性の変死体が見つかり、直樹(井ノ原快彦)ら特捜班が臨場する。遺体の頭部には傷があり、鑑識課の佐久間朗(宮近海斗)いわく、死後数日経っているらしい。また、この被害者の女性は住民ではないことがわかる。

第一発見者は、この部屋を仕事場にしている売れっ子シナリオライター・皆川(近藤公園)と妻・悦子(櫻井淳子)。リフレッシュを兼ねた沖縄旅行から帰ってきて遺体を発見したが、被害者と面識はないという。旅行中、民泊として部屋を貸し出していたという皆川の話を聞いた特捜班はそれに絡んだ事件ではないかと疑い、近隣住民に聞き込みを開始する。

また、マンションはセキュリティもしっかりしており、防犯カメラには出入りする人物達が映っていた。エントランスにある防犯カメラの映像をチェックしていた矢沢(田口浩正)は、被害者が殺害前日からマンションに来ていたことをつき止める。しかし、現場に鍵はなく、しかも発見時は施錠されていたことから、被害者がどうやって部屋に入ったのか、さらに、カメラの映像に映ったときには持っていたバッグがなくなっているなど、謎は深まるばかり…。

そんな中、班長の宗方(寺尾聰)が被害者の身元を割り出す!被害者は落合美奈(上野なつひ)という名前の女性だった。美奈のアルバイト先での聞き込みや、犯行当日の防犯カメラの映像を調べていくうちに、事態は二転三転。予想外の展開を見せ始める!

テレビ朝日4月10日(水)夜9時より「特捜9 Season2」第1話を放送。出演:井ノ原快彦/羽田美智子/津田寛治/吹越満/田口浩正/山田裕貴/中越典子/原沙知絵/寺尾聰/里見浩太朗/伊東四朗ほか。

番組公式Twitterアカウントは「@5drama9tokusou」。PR動画は番組公式サイトで視聴できる。

テレビ朝日「特捜9 Season2」番組公式サイト

【2019年春ドラマ一覧】【関連記事・各話のあらすじ】