【演芸】落語・浪曲界のニューウェーブ!「ソーゾーシーやつら」TOKYO MX12日放送!関連動画

2019年07月12日00時00分芸能
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【古典芸能・演芸】演芸界で注目のユニット「ソーゾーシー」が今秋から全国ツアーを開催!それに先駆けTOKYO MXにて初の冠番組を放送!春風亭昇々、瀧川鯉八、立川吉笑、玉川太福の4人が全国を笑いの渦に!12日(金)夜11時30分より「ソーゾーシーやつら」を放送!エムキャスにてPC・スマホで無料リアルタイム放送(全国視聴可)。

■演芸界のニューウェーブ
落語や浪曲なんて「笑点」みたいなもん、お年寄りが楽しむもの…なんて思われているならアナタは遅れてる!漫才やコントと違って落語や浪曲は「古典芸能」と呼ばれるジャンルの演芸だが、決して古くさいものではない。

現在、演芸界で注目を浴びているのが落語家の春風亭昇々、瀧川鯉八、立川吉笑と浪曲師・玉川太福の4人からなる創作話芸ユニット「ソーゾーシー」。全員「新作ネタ」という縛りで公演を不定期ながら年に3、4回行っている。

春風亭昇々(34)は先日電撃結婚を発表した春風亭昇太の弟子。現在「二つ目」という身分の若手落語家である。2017年4月から18年3月まで、BSフジで放送していた「ポンキッキーズ」のMCを担当。落語家にしては珍しいイケメンだが、パワフルな新作落語を得意とするアバンギャルドな噺家である。

瀧川鯉八(38)は、瀧川鯉昇の弟子で来年「真打」昇進が決まっている。独特の語り口と、他に類を見ない世界観を持った新作落語を披露する鯉八は、人間の心理描写(特に心の闇)を得意とする。ちなみに昇々と鯉八は、神田松之丞らと「成金」というユニットで人気を博している。

立川吉笑(35)は立川談笑の弟子で、やはり新作落語を得意とする噺家。一見すると古典落語のような新作「擬古典」というジャンルを作り上げる。噺のポイントはギミックとストーリー。かなり斬新な展開で、頭の回転が速くないと噺について行けないことも多々ある。

玉川太福(39)は、ただいま売り出し中の浪曲師。浪曲とは演者と曲師(三味線)2人セットの演芸で、かつて一世を風靡した広沢虎造の「旅ゆけば−」というアレである。玉川一門お得意の「天保水滸伝」はもちろんのこと、山田洋次監督お墨付き「男はつらいよ」シリーズ(浪曲バージョン)や「地べたの二人」など、古典から新作まで幅広く手がけている。

この4人が組んだユニット「ソーゾーシー」が今秋全国ツアーを開催する。現在、クラウドファンディングにてツアー軍資金ならびに映像製作費を集めている。2019年7月10日現在、目標金額を超えた100万円近くも集めてしまった。
「ソーゾーシーTOUR2019」クラウドファンディング



【ソーゾーシー全国ツアー日程】
・9月24日(火)東京公演@渋谷ユーロライブ
・10月6日(日)愛知公演@電気文化会館
・10月7日(月)大阪公演@道頓堀ZAZA HOUSE
・10月14日(月・祝)福岡公演@福岡市美術館
・10月27日(日)富山公演@富山県民小劇場

■地上波初の冠番組
ソーゾーシーが全国ツアーに先駆けて、地上波初の冠番組「ソーゾーシーやつら」がTOKYO MXにて7月4日より全4回放送(毎週金曜夜11時30分より)。前回(4日)は春風亭昇々をフューチャー。きたろうとの対談などが放送された。

12日放送の第2回は瀧川鯉八をフューチャー。落語はもちろんのこと、それ以外の「何か」が披露される。

なお「ソーゾーシーやつら」は「エムキャス」にてPC・スマホでリアルタイム放送(全国視聴可)。TOKYOMXが視聴できない方も番組をご覧いただける。こちらはアーカイブではないのでぜひ、オンタイムでご覧いただきたい。

TOKYO MX 7月12、19、26日(金)夜11時30分より「ソーゾーシーやつら」を放送。出演:春風亭昇々/瀧川鯉八/立川吉笑/玉川太福。関連動画はソーゾーシー公式サイトで公開されている。

「ソーゾーシーやつら」番組公式サイト
「ソーゾーシー」公式サイト

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