水木しげる役に向井理、朝ドラ「ゲゲゲの女房」会見動画配信中-NHK

2009年10月17日19時00分ドラマ
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2010年春から始まる、次のNHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」のヒロインの夫役が向井理さんに決まり、ヒロインを演じる松下奈緒さんとそろってのお披露目会見が先頃行われた。その模様がNHK番組情報サイト「コレ見て!MOVIE」に配信されている。

「ゲゲゲの女房」は、漫画家・水木しげるさんの妻・武良布枝さんの自伝を原案に、好きなことに命がけで打ち込む夫を支え、おおらかな愛情を家族に注ぎながら生きていく女性の、昭和の青春物語を描いていく。

向井さんが演じるのは、水木しげるさんをモデルにした漫画家・村井茂。大正11年生まれで、鳥取県境港で幼少期を過ごし、子供の頃からの絵の才能を活かして、紙芝居作家、貸本漫画家などを経て、後に国民的作品となる「ゲゲゲの鬼太郎」を生み出すことになる。松下さんが演じるヒロイン・飯田布美枝とは39歳の時、故郷で見合い結婚することになる。

朝ドラのメインキャストに指名されたことに向井さんは、「なにより僕が演じさせていただく水木しげる先生がご健在ということもあり、プレッシャーを感じている」と役柄に対する重みに緊張した様子。その上で「共演する松下さんとともに、昭和の時代を生き抜いた温かい家庭というものを、ゆっくり丁寧に描いていければいい作品になっていくのかなと思っています」と、ドラマにかける意気込みを語った。

一方、この日向井さんと初めて顔合わせしたという松下さんは、「これからどういうお芝居をしてどういう夫婦になっていけるのかなという期待感が自分の中にある」と語った。

生活統括の谷口卓敬プロデューサーは「向井さんの伸びやかさや飾らない魅力、どこか古風なところが、水木しげるさんと確実に重なると思った」と、向井さんの起用へのいきさつを語った。

次期連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」水木しげる役発表会見 NHK