異例の52分、鳩山首相初の所信表明をノーカット配信-日テレ
第173臨時国会が10月26日召集され、鳩山由紀夫首相は衆議院本会議で、就任後初めての所信表明演説を行った。その内容の一部始終を伝える動画が、日テレNEWS24の「ノーカット工房」に配信されている。
政権交代が実現した衆議院選挙からほぼ2か月、内閣発足から1か月を経て、ようやく実現したとの印象もある鳩山首相の施政方針演説は、全部で52分間と、ここ数年の歴代首相のほぼ2倍に相当する異例の長さとなった。
鳩山首相は冒頭、「今こそ日本の歴史を変える、この意気込みで国政の変革に取り組んでいく」と言明。「ここまでの政治不信、国民の間に広がるあきらめの感情の責任は必ずしも従来の与党にだけあったとは思っていない。野党であった私たち自身も責任を自覚しながら、問題の解決に取り組まなければならない」と述べた。
さらに、官僚主導の打破、無駄遣いの排除、天下り斡旋の禁止など、これまで繰り返してきた基本方針を強調した。また、青森へ遊説にいった際に出会ったおばあさんの悲痛さ叫びに心を動かされたエピソードを取り上げ、首相の持論である「友愛政治」の実現を訴えかけた。
鳩山首相 初の所信表明演説 日テレNEWS24