【最終回ネタバレ】「スティーラー~七つの朝鮮通宝~」欲望が招いた破滅、そして贖罪へ…勧善懲悪エンディング

2023年05月20日12時00分商品・CM
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チュウォン主演のtvN「スティーラー~七つの朝鮮通宝~」(스틸러: 일곱 개의 조선통보)が、2023年5月18日に最終回が放送され、勧善懲悪のエンディングで幕を閉じた。韓国オリジナル最終回(第12話)のネタバレあらすじと見どころ、視聴率を紹介しよう。



「スティーラー~七つの朝鮮通宝~」は、法で裁くことができない権力者らが不当に隠し持つ数々の文化財を巡り、非合法な手を使ってでも奪還する正義の怪盗団と、残忍な凶行によって強奪しようとする巨大な悪との闘いを描いたコメディアクション。

■キャスト
ファン・デミョン役:チュウォン
チェ・ミヌ役:イ・ジュウ
チャン・テイン役:チョ・ハンチョル
シン・チャンフン:キム・ジェウォン
イ・チュンジャ:チェ・ファジョン
キム・ヨンス:イ・ドクファ
 ほか

「スティーラー」が勧善懲悪のエンディングで幕を閉じた。

18日夜に放送されたtvN水木ドラマ「スティーラー:七つの朝鮮通宝」(脚本シン・ギョンイル、演出チェ・ジュンベ、以下「スティーラー」)最終回では、不老不死の石「永生の玉」を探そうとする人々の姿が描かれた。

キム・ヨンス(イ・ドクファ)は瞻星台にまつわる秘密を解き、ついにすべての宝が隠された場所を突き止めた。長年の夢だった永生の玉が目前に迫った状況だった。

しかしすぐにどんでん返しが明らかになる。「永生の玉」は伝説とは違っていたのだ。石の秘密を知る僧侶は、過去にファン・デミョン(チュウォン)と会った際、「永生?むしろその逆だろう。その玉を見つけた者は皆、集団で死んだと伝えられている。奇跡を起こす神秘の石が誰にも知られず寺に封印されている、その石には不思議な力が宿っている――そんな話が伝説として広まり、人々の欲望が加わってそう呼ばれるようになったのだ」と説明していた。さらに「では、なぜその石を取り戻そうとするのか」との問いに、「より大きな災いを防ぐためだ。あの石が世に出ている限り、脅威は続くから」と答えた。

続いてデミョンはチェ・ミヌ(イ・ジュウ)に「父は、欲にまみれた人間たちがその石のせいで死ぬのを防ごうとしたんだ。石に光と熱を加えると、そのそばにいる人間は皆死ぬ」と明かした。

しかしヨンスがその事実を知るはずもなかった。デミョンは無駄な犠牲を防ぐため、仲間たちと必死に彼を追ったが、すでに永世の玉は発見された後だった。キム・ヨンスは石を胸に抱き、子どものように喜び、同行者たちも宝に目がくらんでいた。

その時現れたのはチョ・フィンダル(キム・ジェチョル)だった。フィンダルはまず自分の弟を殺したショウタ(イ・テヒ)を始末し、他のボディガードたちも次々と片付けた。そして復讐に満ちた目でヨンスに近づくと、ヨンスは「私はこの石さえあればいい。他は全部お前のものだ。お前の妹の件は私の過ちだった。決して故意ではなかった」と懇願した。

ヨンスの必死の哀願にも、フィンダルは容赦なく拳を振り下ろし、死の淵にあっても永生の玉を手放さない彼を見て虚しい笑みを浮かべた。すべてを終えた後、彼が下した選択は自ら命を絶つこと。しかしデミョンがこれを止めた。「本当に私に申し訳ないと思うなら、死ぬな。それは簡単すぎる。お前が殺した私の父や母、すべての人々、そしてお前の弟のことまで。生きて考えろ。その人生はお前にとって死よりも苦しいはずだ」と説得し、フィンダルは銃口を下ろした。その後、フィンダルは自分が犯したすべての殺人を自白し、罪を悔いた。

そしてチーム・カルマは活動を休止した。3か月後、デミョンは半年間の休暇を取ったきり、音信不通。デミョンの不在を寂しく思うチーム・カルマの面々だったが、そこへスカンクからの緊急アラーム。デミョンはヨンスの指示を受け、久々にスカンクとして警察から持ち出した文化財を運び出そうとする警備員たちの前に現れ…。



■最終回見どころ
最終回は、怪盗スカンク=ファン・デミョンとチーム・カルマが、ついに巨悪と文化財をめぐる因縁に決着をつけるエピソードとして描かれた。全国視聴率は初回の4.7%が最高で、その後3%台、2%台に落として最終回は2.3%にとどまった。

しかし、最終回は朝鮮通宝が示す隠し場所と、その“使い方”が明らかになり、瞻星台を舞台にした潜入作戦やドローンを用いたアクションでクライマックスを盛り上げた。そしてデミョンが父の遺志を継ぎ「文化財を守る側」として覚悟を固めていく流れが、単なる怪盗ものにとどまらない見どころになっている。

テインは記者会見でヨンスの悪事を告発し、「奪われた文化財を国民のもとに返す」という作品のテーマを言葉として回収し、物語としてのケリをつける。

一方で、殺人鬼に育てられたフィンダルの悲劇や、朝鮮通宝という重要アイテムの仕組み説明がやや物足りないと感じる視聴者の声もあり、ミステリ的なカタルシスよりは、キャラクターの感情と正義の選択に比重を置いた終わり方だと言える。

ラストの3か月後エピローグでは、エリが文化財犯罪特別監修委員に就任し、スカンクからのメッセージを受けたチーム・カルマが再び出動する姿が描かれ、文化財ケイパー・アクションとしての軽やかな余韻と、“まだ彼らの活躍は続く”という後味の良さを残して幕を閉じた。

慶州 瞻星台(경주 첨성대)写真:VisitKOREAより※瞻星台(첨성대)は東洋で現存する最も古い天文台で、慶尚北道慶州市にある建造物で韓国の国宝(第31号)。世界遺産慶州歴史地域の構成資産になっている。

tvN「スティーラー:七つの朝鮮通宝」は、2023年4月12日~5月18日まで放送された。

tvN「스틸러 : 일곱 개의 조선통보」HP
「スティーラー〜七つの朝鮮通宝〜」予告

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