NHK BS 28日「怪談牡丹灯籠 異聞『お露と新三郎』」上白石萌音が中村七之助を呪い殺す!?あらすじと予告動画

2019年12月24日21時00分ドラマ
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今年10月放送された連ドラ「令和元年 怪談牡丹灯籠Beauty&Fear」。その異聞が早くもスペシャルで放送!連ドラで描かれなかったお露(上白石萌音)と新三郎(中村七之助)のその後の恐ろしい噺が…NHK BSプレミアム28日(土)夜10時より「怪談牡丹灯籠 異聞『お露と新三郎』」を放送。予告動画は番組公式サイトで公開。



明治初期に活躍した落語家・三遊亭圓朝はこれまでに数多くの名作を作り上げた噺家で、その中でも特に有名なのが「牡丹灯籠」という怪談噺。当時、寄席では毎日客を惹きつけるために噺家は、長編物語を毎日少しずつ客に聞かせていた。客は続きが聞きたいからまた寄席に通う。

「牡丹灯籠」も全編はかなりの長編で、全部を一度に聞くことは難しい。令和になった現代でも、多くの噺家が「牡丹灯籠」を高座にかけるが、その大半は「お露・新三郎」の怪談噺である。

今年10月クールで放送された「令和元年 怪談牡丹灯籠Beauty&Fear」は、「お露・新三郎」の前段がドラマ化されたのだが、28日放送の「牡丹灯籠 異聞」では、落語でよく聞くあの、怖い噺が実写ドラマ化された。

叶わぬ恋に焦がれて死んでしまったお露(上白石萌音)が、死んでなお新三郎(中村七之助)を愛するため、毎晩新三郎の家を訪れるのだが…。究極の愛と怨念は紙一重、そんなことを痛感させられる、身の毛もよだつ物語である。

■あらすじ
旗本の娘お露(上白石萌音)は浪人新三郎(中村七之助)と恋に落ちるが、身分の違いが2人の恋を許さなかった。新三郎に会えないお露は病で伏せってしまい、そのまま死んでしまった。

ある晩、新三郎のもとを美しい女性たちが訪れる。下男・伴蔵(段田安則)が見たのは、恐ろしい幽霊だった。新三郎は護符を家に貼り、読経しているため幽霊たちは家に入ることができない。

そこで幽霊たちは、伴蔵夫婦のもとを訪れ、大金をあげるかわりに新三郎の家に張られている護符を剥がしてほしいと頼むのだが…。

NHK BSプレミアム 12月28日(土)夜10時より「怪談牡丹灯籠 異聞『お露と新三郎』」を放送。原作:三遊亭圓朝。出演:中村七之助/上白石萌音/谷原章介/戸田菜穂/高嶋政伸/犬山イヌコ/段田安則ほか。予告動画は番組公式サイトで公開されている。

NHK BSプレミアム「怪談牡丹灯籠 異聞『お露と新三郎』」番組公式サイト