NHK大河 長谷川博己「麒麟がくる」悪モックンの怪演に視聴者再び慄然!第4話で十兵衛(長谷川)敵陣にスパイ!

2020年02月03日12時09分ドラマ
©NHK

斉藤道三役の本木雅弘の怪演が際立った第3話!土岐頼芸(尾美としのり)は再び織田信秀(高橋克典)を煽り美濃を攻めさせようとするが…9日(日)NHK総合夜8時、BS午後5時30分、BS4K午前9時より長谷川博己主演「麒麟がくる」第4話を放送、NHKオンデマ見逃し配信。予告動画は番組公式サイトで公開。



■本木雅弘の怪演が怖すぎる
2日放送された第3話視聴率が16.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった「麒麟がくる」。前回(第2話)では娘婿を毒殺した斉藤道三(本木雅弘)が怖すぎるとSNSで話題沸騰。その道三がふたたび、視聴者を震撼させた。

頼純(矢野聖人)が死んだため、次期守護になってほしいと道三は土岐頼芸(尾美としのり)のもとへゆく。頼芸は「利政(道三)、頼純を殺したそうだな」としれっと言う。言われた道三も「殺したわけではありません。(頼純)自ら毒を盛られた」と返す。

「守護」とは将軍より任命された「知事」的存在で、その領土を治める長のこと。事実上、美濃は斉藤道三が収めているが、建前上の守護を必要とする。そのため、道三は頼芸に「守護になってほしい」と頼みに行く。

頼まれた頼芸もすんなり受け入れるわけにはいかず「守護がいなくても、そなたが取り仕切っている。世間から土岐は『あやつり人形』と言われている。まだそなたに毒は盛られたくない」とイヤミを言う。

それに対し道三はものすごい冷たい眼差しで「あやつり人形に毒は盛りません」と言った。この緊迫するやり取りに多くの視聴者は恐怖を感じた。SNSでは「道三怖すぎる」というツイート続出。本木雅弘の怪演に震え上がった。

道三の恐ろしさはそれだけではない。頼芸から「我が子と思うて頼りにしているのはそなたじゃ」と言われた高政(伊藤英明)。そのやり取りをじっと柱の陰から盗み見る道三。

頼芸から「我が子と思うて」などと言われ、自分はもしかして道三の子じゃなく、頼芸の子なんじゃないかと母・深芳野(南果歩)に訪ねる高政。「あなたの父は殿(道三)です!」と言われるものの、心のモヤモヤが晴れない高政…。そんな会話がなされている最中、突如襖が開き道三登場!母子の会話をずっと襖の向こうで聞いていたと思われる。

このときのモックン(道三)が高政を見る目が恐ろしかった。「美濃のマムシ」と呼ばれた道三の陰湿さが伝わる恐ろしいシーンだった。

■第3話ネタバレあらすじ
夫・土岐頼純(矢野聖人)を父・道三(本木雅弘)に殺されてしまった帰蝶(川口春奈)。気分転換に明智の屋敷を訪れる。十兵衛(長谷川博己)や十兵衛の母・牧(石川さゆり)らとともにおだやかな時を過ごす帰蝶。しかし、すぐに屋敷に呼び戻されてしまう。

一方、斉藤道三は土岐頼芸(尾美としのり)のもとへゆき、頼純亡き後、すぐに守護に就いてほしいと頭を下げる。事実上、土岐家の勢力は衰え、美濃は道三が支配している。頼芸は「まだそなたに毒を盛られたくない」と言い返す。

道三の嫡男・高政(伊藤英明)は、父・道三のことを戦には長けているが政には向いていないと評価。将来、自分が美濃を収めるとき、側近として自分を支えてほしいと十兵衛に話をする。

十兵衛は「しかと受け止めた。しかし、美濃をどう変えるかおぬしと話し合わねばならぬ」と答えた。

そのころ、頼芸は尾張の織田信秀(高橋克典)に文を出し、再び美濃に攻め入ってほしいと頼む。しかし、尾張には駿河の今川義元(片岡愛之助)の命を受けた太原雪斎(伊吹吾郎)が1万もの兵を引き連れ、尾張に攻め入ろうとしていた。

■第4話あらすじ
今川との戦い(小豆坂の戦い)で瀕死の重傷を負った織田信秀(高橋克典)。道三(本木雅弘)は東庵(堺正章)に、信秀の容態を秘密裏に探るよう命じる。その目付役に十兵衛(長谷川博己)が任命される。

十兵衛は菊丸(岡村隆史)を供として連れ、東庵と3人で尾張・古渡城に潜入するのだが…。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第4話は、2月9日(日)総合夜8時より、BSプレミアム午後6時、BS4K午前9時より放送。語り:市川海老蔵。出演:長谷川博己/本木雅弘/門脇麦/堺正章/岡村隆史/高橋克典/伊藤英明ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_kirin」。第4話予告動画は番組公式サイトで公開されている。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」番組公式サイト

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