韓国ドラマ「愛の不時着」第7-8話あらすじ:命に代えても守りたい人…見どころと予告動画
前面を特殊装甲したトラックに襲撃されたユン・セリ(ソン・イェジン)を助けようとしてリ・ジョンヒョク(ヒョンビン)が撃たれてしまった!韓国で最終回21.7% tvNドラマ歴代1位で幕を閉じた「愛の不時着」第7話と第8話のあらすじと見どころを紹介、Youtubeにて日本版予告動画も公開中だ。Netflixにて2月23日より配信開始する。
【「愛の不時着」を2倍楽しむ】では、ドラマ詳細やインタビュー、台本読み合わせ動画や、韓国での評判などまとめて紹介。詳しいあらすじを知りたくない方は見どころを先にご覧になって、あらすじは視聴後の確認にどうぞ。
■第7話あらすじと見どころ
セリを乗せた車がトラック部隊に襲われた。バイクで並走していたジョンヒョクがトラックを炎上させセリを救うが、直後に撃たれて意識を失う。グァンボムも足を銃撃されてしまう。グァンボムから空港へ行くよう促されるが、ジョンヒョクを死なせるわけにいかないと、セリがハンドルを握って病院へ。手術中、彼の服のポケットから自分の証明写真を発見し、涙を流すセリ。
手術は成功。これまでセリのそばには誰もいなかった。そんなセリを見守ってくれたジョンヒョク。眠る彼に「今は少し怖い。あなたに何かが起こるんじゃないか、もうあなたが私にとって特別な人になったようで…」と本心を口にする。ジョンヒョクはスイスで兄の訃報を聞いた日の夢をみていた。目覚たジョンヒョクはセリを見て驚き、飛行機に乗らなかったことを怒る。行くべきだったけれど、行けなかったと言って病室を出るセリ。セリの輸血のお陰で助かったと知ったジョンヒョクは、彼女を責めたことを後悔。病院の玄関前で泣いていたセリを見つけ、一度くらいはあなたを守りたかったと、いう彼女に優しくキスする。
その頃、チョ少佐は銃傷を負ったジョンヒョクを探そうと躍起になっていた。スンジュンはセリがチョ少佐のトラック隊に襲われたことを知り衝撃を受ける。ジョンヒョクの家を訪ねたダンは、スンジュンと再会する。
翌日、仲間の隊員たちが見舞いに駆けつけ、眠っているジョンヒョクに「情けない」と毒舌。セリが自分のために撃たれたと弁護するが、「避け損ねただけ」と言う。ジョンヒョクの狸寝入りを知るセリはみんなを帰らせ真相究明。セリを守るためにあえて被弾したと聞き、感謝しながらも、これからは避けてと頼む。ジョンヒョクも、また同じ事が起きたら、そのままにして行けという。セリは、スンジュンが家族に自分の生存を伝えてくれたはずと、ジョンヒョクを安心させるが…。
ジョンヒョクの所在を掴んだチョ少佐が兵を率いて病院へ。南のスパイを守るために我が部隊を銃撃したのかと、問い詰める。車両事故を起こそうとした者たちから恋人を守っただけ、と答えるジョンヒョクは、彼が秘密保持の禁を破って11課要員の情報を入手したことも指摘する。怒ったチョ少佐はジョンヒョクを緊急逮捕しようとするが、ジョンヒョクの父で総政治局のリ局長が現れたため諦めて帰る。
病室で息子をきつく叱責するリ局長を、妻ユンヒが嗜める。ダン母娘もやってきて大騒ぎに。ダンはジョンヒョクの軍服にハートのアップリケを見つける。ダンと2人になったジョンヒョクは、セリが好きになったと告白。ダンは、その気持ちが錯覚だと指摘し、私たちがときめかないのは、お政略結婚のせいだと、怒って帰る。
一方、セリを潜伏先の豪邸に案内したスンジュンは、外国の友人を通してセリの生存を家族に伝え、株主総会も遅らせたはずと嘘をつく。しかし、ソウルでは株主総会が開かれ、ユン会長がセリの死亡を正式に発表し、次男セヒョンが後継者に任命される。
豪邸ではジョンヒョクに電話をしたいと言うセリに、スンジョンはもうボディガードは不要だと言う。病院では、CCTVで彼女がスンジュンの車に同乗したのを確認し、セリを捜しに行こうとする。そこに、セリの正体と彼女が死亡したという記事を見つけたダンがやってきて、ジョンヒョクに記事を見せ…。
■見どころ
ジョンヒョク役のヒョンビンのバイク&ガンアクションが素敵すぎ。瀕死の彼を載せてトラックを爆走させるセリ役ソン・イェジンもカッコいい。セリのイチオシ映画は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』だそうだ。アクションもいいが、軍服を脱いだヒョンビンのピアノ演奏にもうっとり。3話見どころでも桟橋でのピアノ演奏について紹介したが、なぜそのような展開になったのか、ちゃんと理由があった。彼がピアニストの夢をあきらめて軍人になった本当の理由は?幼少期にピアノを習っていたというヒョンビン。「私の名前はキム・サムスン」でもピアノを弾き、2009年のファンミーティングでもファンへのプレゼントとしてピアノを披露している。
キスの翌日、セリが提案したのは「なかったことにして忘れる。今後一切口にしない。子供じゃないのでお互い負担に思わない」の3つ。3つ目を選んだジョンヒョクに怒った理由は、軍服に繕ったハートのアップリケが教えてくれる。
ダンが母と新居を探すシーン。停電したマンションのエレベーターをこじ開けるシーンがある。ヒョンビン主演「シークレット・ガーデン」でも最終回でエレベーターをこじ開けるシーンがあった。もっともシチュエーションは全く違うが。一方、またもやスンジュンから男心について指南を受けるダンだが、ここでスンジュンのセリへの気持ちもわかる。見どころは他にもどっさり!ジョンヒョクとセリが狭いベッドで一緒に寝たり、人目を避けるためにセリが若い入院患者とBTS(防弾少年団)の話をしたり。セリのイチオシは次回わかる。
今回のカメオはナ・ヨンヒ、ウェディングドレス店主役で登場。また、エピローグでチョン・ギョンホが三度目のカメオ出演。セリが気になる曲名を二人で考える。この曲でセリは生きる勇気をもらった。セリはこの曲をどこで聞いたのか?
■第8話あらすじと見どころ
セリの正体を知っていたのかと聞くダンに、知っていたと答えるジョンヒョク。セリを匿ったことで全てを失い、命を落とすかもしれないと詰め寄られ、死にたくはないが、どうすることもできない。彼女を安全に帰してやるためにどんな目に遭っても仕方がない、と決意を口にする。ダンは、自分も婚約者を守るためなら何でもする、と覚悟を告げる。その頃、スンジュンもまた、セリのためにジョンヒョクが死にかけたと言い、セリは彼に連絡することを諦める。
痛みをこらえてセリを捜しに行こうとするジョンヒョクだったが、崖に転落しそうになり病院へ引き返すしかなかった。翌朝、部下の隊員たちが見舞いに来る中、スンジュンから電話がかかって来る。セリは快適に過ごしているから捜すのを止めろ。今後は自分が世話をするし、セリもそれを望んでいる、と一方的に伝えて電話が切れる。チスが韓国の彼氏だと騒ぎ、ジョンヒョクは全力でこれを否定する。その時、隣室のBTSファンの女性患者がうるさいと文句を言いに来るが、ドアの名前をみて「私の最愛の人はリ・ジョンヒョク。とんでもない魅力的な男」と、セリが言っていたと聞き、相好を崩す。
一方、ダンはスンジュンを呼び出し、セリのことを警察に通報するという。彼女のジョンヒョクへの恋心を知るスンジュンは、通報を止めさせて協力を持ちかける。クリスマスイブの日。スンジュンは快適にソウルへ連れ帰る方法として偽装結婚を提案してセリを驚かせる。その夜、指輪を差し出して正式にプロポーズし、ジョンヒョクへの想いは錯覚だと言って、指輪をはめる。その頃、勝手に退院したジョンヒョクは知人の協力を得て、ついにスンジョンの隠れ家を発見。建物の内部に侵入し、ボディーガードたちと戦う。気づいたセリが止めに行こうとするが、スンジュンから、全てを知ったダンが、セリの正体を明かすと言っている。そうなれば彼は死ぬだろうと告げ、セリを止める。ジョンヒョクと対面したセリは、勝手に退院したことを叱りつけ、何で来たのかと。「君が待っていると思って…」と答えるジョンヒョクの言葉を否定し、スンジョンと結婚して韓国に帰る、と冷たく言う。それを聞いたジョンヒョクは、溢れる涙をぬぐってやり「分ったから、もう泣くな」と立ち去る。
ジョンヒョクが心配でたまらないセリは、車を走らせて後を追う。ジョンヒョクは何も言わずにセリを抱きしめる。家まで送るだけ。これからは別の道を歩こうと言って、エンジンをかけようとするが、ガス欠。吹雪の中、2人は近くの廃校へ。こんな状況でもジョンソクが一番気になるのはセリが本気で結婚するのかどうか。セリは自分のせいでジョンヒョクの結婚と人生が壊れることを心配する。その後、セリにもたれて眠るジョンヒョクは、兄ムヒョクに時計のプレゼントをした日のことを夢見ていた。
その頃、チョ少佐はリ家を破滅させるべくリ局長のライバルに接近し、スンジュンは次の計画のためにダンに連絡を取り、翌日ダンはリ局長に会いに行く。盗聴を命じられているマンボクは、妻に自分がジョンヒョクの兄を死なせたことを告白し涙を流す。
翌朝、スンジョンがセリを匿っていたと知ったチョ少佐は、兵を引き連れて乗り込み、彼に銃を突きつけセリの居所を聞き出そうとする。その頃セリは熱の出たジョンヒョクと一緒に民間人のトラックに乗せてもらって彼の家に戻っていた。二人が無事に戻ってきたことを盗聴で知ったマンボクは涙を流して喜び、直後にかかって来たチョ少佐の電話にも二人は戻っていないと嘘をつくが…。
その頃、ソウルではセリの生存を確信するホン室長と保険会社のパク・スチャンが、セリのSOSの音声をセヒョン夫妻に聞かせるが、違うと言われる。諦めきれない2人はユン会長に直接会いに行く。
セリは社宅の奥様たちと共に市場へ繰り出す。世話になったみんなにプレゼントを買い、ジョンヒョクのために高級時計を手に入れる。ジョンヒョクが目を覚ました時、セリはいなかった。手作りのクリスマスの準備を見たジョンヒョクは笑顔になるが、かかって来た電話を受けて…。
■見どころ
ダンとスンジュンがジョンヒョクとセリに同じ警告をする。ジョンヒョクはそれでもセリを選び、セリは彼を諦める。救急車を運転するジョンヒョクの表情で彼の銃創の痛みが伝わる。ルックスやアクションだけでないヒョンビンの演技力の高さが実感できるシーンだ。セリの気持ちを人づてに聞いてニヤつくジョンヒョク。さすがの韓ドラ通のジュモクも上司の恋心に気づかない様子。本作で恋を最も知っているのは詐欺師のスンジュンだ。セリのことを警察に通報すると息巻くダンの強がりを瞬時に見抜く。
今話のヒョンビンは動きやすいカジュアルルック。アクションもたっぷり見られるのでお楽しみに。ジョンヒョクはどんな方法でスンジュンの隠れ家を探し当てたのか?銃傷を負っているジョンヒョクが、セリを見つけて最初に言った言葉…「怪我をしていないか?」何度聞いた言葉だろうか。心と裏腹の言葉でジョンヒョクを追い返すセリ。涙の意味を知って去っていくジョンヒョク。愛し合ってはいけない2人が吹雪をやむのを待つシーンといえば、「冬のソナタ」でペ・ヨンジュンとチェ・ジウの山小屋を思い出す方も多いのでは?本作は、どんな切ない場面でも笑いを忘れない。初恋話の時、セリがジョンヒョクを“母胎ソロ(모태솔로=モテソロ)”呼ばわりする。これは母胎から生まれてからずっと一人。つまり恋愛経験なしを揶揄する言葉。
さあ、社宅村に帰ったセリは無一文のはず。いったいどんな方法で妻たちへのプレゼントとジョンヒョクへの高級時計を手に入れるのか?詐欺師スンジョンもビックリのセリの錬金術をお見逃しなく。思いっきり笑わせた後の号泣必至のラストへ。6%からスタートした視聴率がこの回で二ケタ11%を超えたのも納得の素敵な回だ。
■キャスト
リ・ジョンヒョク役:ヒョンビン
ユン・セリ役:ソン・イェジン
ソ・ダン役:ソ・ジヘ
ク・スンジュン役:キム・ジョンヒョン
チョ・チョルガン役:オ・マンソク
チョン・マンボク役:キム・ヨンミン
軍人社宅の奥様たち
マ・ヨンエ役:キム・ジョンナン
ナ・ウォルスク役:キム・ソニョン
ヒョン・ミョンスン役:チャン・ソヨン
◇Youtube予告動画
◇Netflix
◇tvN DRAMA7話予告動画
【作品詳細】【「愛の不時着」を2倍楽しむ】