【ラスト2話】伊藤英明「病室で念仏を唱えないでください」ムロツヨシ手術失敗でハートセンター設立の夢消滅!?第9話

濱田(ムロツヨシ)がオペした美咲(中野翠咲)の容態が急変!再度緊急オペをすると濱田のオペミスが発覚した!投資家ポー(近藤公園)は小児ハートセンター設立から手を引くと!諦めきれない濱田は…TBS 13日(金)夜10時より「病室で念仏を唱えないでください」第9話を放送。予告動画は番組公式サイトで公開。
■ムロ濱田の熱い正義感に感動(第8話ネタバレあり)
6日放送の第8話では、生活保護受給者やホームレスが短期間で同じメーカーのペースメーカーを入れていることが発覚。しかも担当医はすべて田沼(前田公輝)と判明。さらにそのペースメーカーは普段、あおば台病院では使っていない別のメーカーのものだった。田沼は医療メーカーから不正な金を受け取っていた。
照円(伊藤英明)はすぐ濱田(ムロツヨシ)のもとへ。すると濱田はいきなり照円に頭を下げ、この件は自分に一任させてほしいと頼む。
これから、心臓外科学会の理事長・大貫(きたろう)の孫・美咲(中野翠咲)のオペのために、田沼が必要だと言う。美咲の命を救うために、田沼の不正を見逃してほしい、大貫の孫のオペを成功させれば、心臓外科学会がこれから設立する小児ハートセンターの後ろ盾になってくれる、と濱田は照円に言った。濱田の申し出を受け入れた照円、しかし濱田は田沼が担当した患者のカルテを消去した。
その後、ひき逃げ事故にあった女性患者(白石糸)が搬送されてくる。身元を証明するものは何一つない。さらにその女性にもあおば台病院でペースメーカーが埋め込まれていることが判明。児嶋(松本穂香)が患者のカルテを確認しようとしたが、田沼が担当した患者のカルテがすべてなくなっていた。
女性はどうやらシングルマザーらしく、家には幼い子がいるらしい。一刻も早く女性の身元を判明させ、残された子どもを救わなければならない。照円は濱田に、ペースメーカーを入れた患者のデータを照合させてほしいと頭を下げる。
リスクヘッジのためデータをコピーしていた濱田は、今回の不正について、今後一切口にしないことを照円に要求。照円は苦渋の決断で濱田の申し出を受け入れた。それにより、女性患者の身元が判明し、一人家にのこされた子どもは無事保護された。
美咲のオペが無事終了した後、濱田は田沼に「君は用済み。この病院から去ってください」と言う。苦し紛れに「あんただって悪じゃないか」という田沼に濱田は「お前の悪とは違う!」と言った。
子どもを救うため、そして小児ハートセンターを設立するため、濱田はあえて不正に目をつむっている。照円のようにまっすぐな正義感とは違う、もう一つの正義。どちらの正義も正しいのではないだろうか。
単なるイヤミな男かと思ったが、実はものすごい高い志を持っていた濱田。過去に自分も心臓病を患っていたからこそ、小児ハートセンター設立に向け、あらゆるものを犠牲にしてまで目的を達成しようとしている。SNSではそんな濱田の熱い正義に感動したというツイートが続出した。
心臓外科医の濱田とは、これまでムロツヨシが演じてきたキャラとはまったく異なるタイプ。多くの視聴者がムロツヨシの新たな一面に驚嘆した。
■第9話あらすじ
濱田(ムロツヨシ)が担当した美咲(中野翠咲)の容態が急変。すぐ照円(伊藤英明)が対応し、濱田とともに緊急オペが行われた。そこで、濱田のオペ失敗の事実が露呈する。
小児ハートセンター設立に向け、融資を約束していた投資家リチャード・ポー(近藤公園)は、これを機にハートセンターから手を引くと言いだす。濱田は「もう一度だけチャンスを与えてほしい」と懇願し、難しい手術の公開オペを提案する。
ところがその公開オペが始まると、すぐに異変が起きた。美咲のオペ以降、様子がおかしい濱田に照円は…。
TBS 3月13日(金)夜10時より金曜ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」第9話を放送。原作:こやす珠世『病室で念仏を唱えないでください』(小学館、既刊6巻)。
出演:伊藤英明/ムロツヨシ/松本穂香/片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)/余貴美子/泉谷しげる/萩原聖人/中谷美紀ほか。第9話ゲスト:大西礼芳/清塚信也。番組公式Twitterアカウントは「@nembutsu_tbs」。番組公式Instagramアカウント「nembutsu_tbs」。第9話予告動画は番組公式サイトで公開されている。
◇TBS 金曜ドラマ「病室で念仏を唱えないでください」番組公式サイト
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