NHK「麒麟がくる」光秀(長谷川博己)運命の人(木村文乃)と再会!第8話ネタバレあらすじと9話予告動画

2020年03月09日11時48分ドラマ
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祝言をすっぽかされた帰蝶(川口春奈)。翌日になってようやく信長(染谷将太)と顔を合わせる。素直に不在を謝る信長に興味を持つようになる帰蝶だが…15日(日)NHK総合夜8時、BS午後5時30分、BS4K午前9時より長谷川博己主演「麒麟がくる」第9話を放送、NHKオンデマンドおよびNHKプラスでも見逃し配信している。予告動画は番組公式サイトで公開。

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■乙女心に鈍感すぎる光秀に非難殺到!?
8日放送の第8話視聴率が13.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった「麒麟がくる」。第8話では帰蝶(川口春奈)が尾張の信長(染谷将太)のもとへ嫁入りしたのと、駒(門脇麦)が京に戻ったくだりが描かれた。

帰蝶も駒も光秀(長谷川博己)のことが好き。その気持ちがダダ漏れなのに、光秀はまったく気づく様子がない。

光秀に尾張の信長がどんな人物か見て来てほしいと頼んだ帰蝶。美濃に戻った光秀に帰蝶は「十兵衛(光秀)の口から聞きたい。『行ってみるべし』と…」と言う。女子にそんなことを言わせるなー!とSNSでも帰蝶の切なさを嘆くツイートがTLに流れた。

結局、光秀から「(尾張に)行かれるのがよろしいかと」と言われ、踏ん切りがついた帰蝶は、信長のもとへ嫁ぐことを決心した。

京に戻る駒を見送る光秀に、駒はなんども「見送りはもういいです」と断るのだが、光秀は気にせずズンズン歩き続ける。多くの視聴者は駒の気持ちを知っているので、光秀の無頓着ぶりにヤキモキ。SNSでは光秀のことを「朴念仁」よばわりするツイートも。

たまりかねた駒は「本当は帰蝶様をお見送りしたかったのでは?(その代わりに私のことを見送ってる?)帰蝶様のことが大好きだから、本当は嫁がせたくなかったのでは?だから帰蝶様のお見送りしなかたのですね」と言う。それに対して光秀は「そうやもしれぬ」と答えてしまう。

ここはウソでもいいから「駒を見送りたかったからだ」と言ってほしかった。脚本を手がける池端俊策は1946年生まれの74歳。過去には映画『復讐するは我にあり』(1979)、『楢山節考』(1983)を手がけた大御所である。

そんな大御所に民放の恋愛ドラマのような乙女心をキュンキュンさせる脚本は無理なのかもしれない。武骨で実直な光秀…それはそれでいいのだが、あまりにも乙女心をないがしろにしてはいないか?と池端俊策に問いたいくらいだ。

■第8話ネタバレあらすじ
尾張の浜で信長(染谷将太)を見た光秀(長谷川博己)。漁から戻った信長は、領民に魚を1切れ1文という格安で分け与える。喜ぶ領民を温かい眼差しで見守る信長を見て、光秀は「奇妙な男じゃ」とつぶやいた。

美濃に戻った光秀に帰蝶(川口春奈)は信長がどんな人物だった、尾張がどんなところだったかを聞く。尾張には海があるので、港や市場が栄えていると答える光秀。「海か…美濃には海がない。(尾張に)行ってみるか」とつぶやく帰蝶に光秀は「尾張へ、おゆきなされませ」と答えた。

帰蝶が輿入れに同意したことを大喜びする父・道三(本木雅弘)。しかし帰蝶の義兄・高政(伊藤英明)は尾張との和睦に反対していた。そんな中、高政に呼び出された光秀。待っていたのは高政だけではなく土岐頼芸(尾美としのり)もいた。

頼芸は尾張と和睦するということは今川義元(片岡愛之助)を敵に回すことになる、そんな大事なことを道三一人で決めるとはけしからんと不快感をあらわにする。激昂する高政は光秀に「織田との和義をつぶせ!」と光秀に命じる。

しかし光秀は尾張の港や市場が栄えていたと話す。それは尾張には海があり、豊富な資源があるからで、美濃もその港を自由に使えるようになれば、豊かな国になる。一滴の血も流さずにそれができるなら、それはそれでいい、と言った。

高政はあくまでも土岐家に従うべきと主張。そんな高政をよそに、頼芸はこの話に飽きたといわんばかりに大あくびをして、早々に離席してしまった。

その夜、高政は母・深芳野(南果歩)に不満をぶちまける。自分は本当に道三の息子なのか?本当は頼芸の息子なんじゃないか?と母につめよる高政。深芳野は「家督を継ぐまでがまんなさい」と高政を諌めた。

天文18年2月、帰蝶は尾張へ嫁いだ。祝言の日だというのに信長は不在。そして今川義元は、とうとう織田家に攻め入ることを決意した。

■第9話「信長の失敗」あらすじ
祝言をすっぽかされた帰蝶(川口春奈)は、翌日になってやっと信長(染谷将太)と顔を合わせることができた。素直に前日の不在を詫びる信長に、帰蝶は興味を持つようになる。

実の父・信秀(高橋克典)に愛されない信長を見て、帰蝶は自分も同じ境遇で、信長に対して寄り添う心が芽生えるようになる。

一方、美濃では光秀(長谷川博己)がのちに正妻となる煕子(木村文乃)と懐かしい再会を果たしていた。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第9話は、3月15日(日)総合夜8時より、BSプレミアム午後6時、BS4K午前9時より放送。語り:市川海老蔵。出演:長谷川博己/川口春奈/染谷将太/門脇麦/岡村隆史/本木雅弘/吉田鋼太郎ほか。番組公式Twitterアカウントは「@nhk_kirin」。第9話予告動画は番組公式サイトで公開されている。NHKオンデマンドにて見逃し配信中。

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」番組公式サイト
「NHKプラス」公式サイト
 ⇒NHK TV見逃し・同時配信「NHKプラス」詳細説明

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