【新作韓ドラ】イ・ミンホ主演の超話題作「ザ・キング:永遠の君主」初回放送後の韓国での評判をレポート!

2020年04月19日09時56分ドラマ
©SBS

イ・ミンホ主演で「トッケビ」のキム・ゴウン&キム・ウンスク作家とタッグを組んだ超話題作「ザ・キング:永遠の君主」が、いよいよ韓国SBSで4月17日から放送開始し、同日よりNetflixでも独占配信スタートした!今回は初回放送を終えた韓国での評判をご紹介。Youtubeにて予告動画も公開されている。

第1話見どころ記事はこちら

「ザ・キング:永遠の君主」は、パラレルワールド(大韓帝国)からやってきた理系タイプの王イ・ゴン(イ・ミンホ)と、大韓民国の文系タイプの刑事チョン・テウル(キム・ゴウン)の2人が繰り広げる、甘く切ない異次元のロマンス・ファンタジードラマ。「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」「太陽の末裔 Love Under The Sun」のキム・ウンスク作家、「太陽の末裔」でタッグを組んだペク・サンフン監督が演出を手掛けた。
中でも特にキム・ウンスク作家に対する世間の期待値は相当高いようだ。「「トッケビ」などの超大作を創り出した脚本家の作品なら、今回のファンタジーもどれだけ精巧に作り込まれた美しい世界だろうか」「キム・ウンスク作家の名前を見た瞬間、絶対に見ると決めていた」などという声が多く聞こえてきた。
同様にネット記事でも多く取り上げられており、「本作品の第1の視聴ポイントはまさに‘キム・ウンスク作家’だ」「似通ったドラマが多く食傷気味の視聴者、’新しさ’を求める視聴者たちの喉の渇きを潤す‘唯一のドラマ’になるだろう」と、より一層進化した作品への期待値を高めた。独特なセリフや魅力的なキャラクター、哲学的なメッセージやミステリアスな雰囲気まで、誰も想像できないような世界を創り上げ常に一歩先を行くキム・ウンスク作家。本作品もまたドラマという枠を超えた名作となるだろうか?彼女だからこそ創り出せたストーリー、我々にときめきを与えてくれる魅惑的なドラマとして放送開始前から爆発的な注目を浴びた。

そして視聴率に関して初回の17日(金)は11.4%を記録。何と初回放送から一気に二桁突破という歴代的記録でお茶の間を圧倒した。 同時間帯1位を占め、歴代SBS金土ドラマ初回最高記録を更新。瞬間最高視聴率は14%(2部基準)まで沸き上がりキム・ウンスク作品の話題性を立証した。初回放送後、本作品の独特な世界観に好き嫌いが分かれそうだと指摘する声も見られたが、続いて18日(土)の第2話においても前日を0.2ポイント上回る11.6%、最高瞬間視聴率は14.7%を記録した。最近はタシポギ(放送後いつでも好きな時に再生できるテレビの機能)やネット配信サービスが定着している韓国、リアルタイムでの視聴率はなかなか伸び悩む場合も多い。特に本作品は初回放送日から同時にNetflixでの配信が決定されていたことから、世間では視聴率に関する憂慮も見られたが杞憂に終わった模様。好調なスタートを切った。

もちろん見どころはそれだけではない。大韓帝国と大韓民国を行き来する、想像上の世界である平行世界を完璧に表現した幻想的な映像美も大きな評価ポイントだろう。繊細な演出を見せるペク・サンフン監督と「検索ワードを入力してください:WWW」を通じて感覚的な映像話法を見せたチョン・ジヒョン監督が力を合わせて作り上げた世界は、予告動画公開時からその美しさに見とれた視聴者も多く、繊細で洗練されたこの新世界に魅了されない人はいないだろう。

そして忘れてならないのはキャスト。イ・ミンホ、キム・ゴウン、ウ・ドファン、キム・ギョンナム、イ・ジョンジンなど視聴者からも高い演技力が評価されている実力派が勢ぞろい。特に除隊後復帰作として本作品を選んだイ・ミンホは、8才という幼さで大韓帝国第3代皇帝に即位したイ・ゴンのカリスマ溢れる姿を完璧に演じきり、多様な魅力を爆発させてお茶の間への復帰を成功させた。
またヒロインのキム・ゴウンは大韓民国強力班刑事ジョン・テウルを熱演して新鮮な魅力を披露した。ガールクラッシュな姿で登場したキム・ゴウンは、激しいアクションシーンも難なくこなすかっこいい姿をたっぷり見せてくれる。もともと映画女優であり、ドラマヒロインは「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」に引き続き三作目。彼女をドラマで見てきた視聴者は、今回これまでとは打って変わったイメージの役柄で驚くかもしれないが、また新たなファン層を獲得しそうだ。

このように韓国中で多くの反響を呼び、関心を集めている本作品。しかしながら、とあるセリフに対して議論が巻き起こったのも事実。ドラマ内での一部セリフが、男性に対するセクハラであり不適切だと主張する視聴者たちが現れたのだ。彼らは公式サイトの視聴者掲示板に不快感を示し、更には謝罪要求のコメントまで散見された。放送開始前から話題沸騰で多くの注目を集めていただけに、様々な捉え方をする人がいるものであるが(また特に韓国はこういった話題には日本以上に敏感であるのは確かだが)、これ以上大きな問題とならず、引き続き純粋にドラマのストーリーを楽しみ評価されていくことを祈る。

勿論暗い話題ばかりではない。新鮮でユニークなニュースとして見られたは、韓国の有名なパン屋であるパリバケッドが、本作品に関連した商品の製作及び販売を開始するといったニュースも発表されているのだ。実際にドラマ内ではゴンとヨンが幼い頃に食べたおやつとして登場したり、またゴンが優しい農夫のパンを味わう場面が放送された。今後もドラマのコンセプトに合った一見変わった製品をリリースしていく予定とし、本作品がどれだけ力を入れているドラマなのかが分かる。現在、なかなか思うように韓国旅行に行けないため残念だが、このように派生商品もどんどん登場していくかもしれないので、細かい部分も見落とさないようにチェックしていってほしい!

次週以降は果たしてどのように進んでいくのだろうか?多くの人々が待ちわびた超話題作。美しく描かれた想像上の世界で織り成される、極上のストーリー展開でお茶の間を熱くする!引き続きチェックしていただきたい。

韓国SBS「더킹: 영원의 군주」(ザ・キング 永遠の君主)
Youtube「ザ・キング: 永遠の君主 | ティーザー予告編 | Netflix」


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