土ドラ「隕石家族」地球最後の遅れてきた反抗期爆発!第3話予告と第2話ネタバレ、予告動画

2020年04月19日23時50分ドラマ
(C)東海テレビ

地球滅亡まであと137日、正子の過干渉に積年の不満大爆発「クソババア」とマザコン和彦がブチ切れる!キャプテンと父の密会を知った結月と翔太は!?美咲は想い人にお見合いを薦められてしまい…オトナの土ドラ「隕石家族」フジテレビ(土曜、夜24時00分~)第2話のネタバレあらすじと、4月25日(土)放送の第3話の見どころを紹介 予告動画は番組公式サイトで公開されている。



地球滅亡のSFドラマから横溝正史調の昭和ミステリーへ急展開をみせた18日の放送。TwitterTL上では「御園さんや姑の話のダーク感、オトナの土ドラっぽくなってきた」「SFに絡めた人間ドラマかと思ったら、オカルト方面に舵を切ってて、どういうジャンル」とホラー要素まで盛り込まれたことが話題に上った。

第2話「ルールを守りましょう」では、ルールを守らなかったことによって巻き起こった事件が描かれた。ゴミの分別をせず、もうこの世界のゴミ出しルールは守らないと公言する主婦・田中が、規律重視の御園に生ごみ扱いされて生き埋めにされてしまう。窒息しないよう、頭と手を出し、落ち葉に埋もらされている姿は衝撃的で、逮捕されたがすぐに釈放され、ゴミ出しルールの監視に戻ってきた御園の微笑みが恐怖を倍増させた。されど、こういう人物がいるからこそ、この危機的状況下でも秩序が保たれるのかもしれない…。

正子が70年前のことを思い出し、「決まりを守らないと埋められるんです…」と語り始めホラー感が増した中盤。今回の秘密の告白「わたしが約束をやぶったから友達家族が埋められた」が明かされた。今回の秘密の告白は家族間で共有され、久美子が結月や翔太と共に正子の憂いを取り除くべく、“ヒサちゃんエキストラ作戦”を仕掛ける。「嫁は他人」「あなたを許しません」と言われながらも姑を気遣い立ち回る久美子。家族が大事というのが正直な気持ちなのは間違いない。

25日放送の第3話では、高血圧を心配するあまり息子に過干渉になってしまう正子に対して、和彦が遅すぎる反抗をみせる。息子の言葉に傷ついた正子は家を飛び出し、バッティングセンターでホームランをかっ飛ばしているところを久美子に発見されるという。和服姿で楚々とした正子が麻雀だけでなく、スポーツもこなすとはこれも予想外の設定。

予告動画では、予定よりも早く隕石が到達したかのような映像が入っていた。誰もが終焉はまだ訪れないと思っていたのだが…。クールな美咲が「許さない…」と怒りながらつぶやくシーンも穏やかでない。次回またも新ジャンル、SFクライムサスペンスへ展開となるのだろうか。

■第2話あらすじ
巨大隕石の地球到達まであと145日。朝、久美子(羽田美智子)がゴミ袋を手に集積所へ行くと、近所の主婦・御園(光浦靖子)が分別せずに残されたゴミ袋を持ち隣家の田中家へ。ルールを守るよう言うが、門前払いを食らう。

一方、和彦(天野ひろゆき)と片瀬(中村俊介)は共通の趣味で知り合い親交を深めていた。和彦は、久美子と片瀬の仲など露知らず、片瀬から不倫についての相談まで受け、自分の気持ちに正直に生きた方がいいとアドバイス。そんな2人を翔太(中尾暢樹)が偶然目撃する。

和彦は帰宅途中、自宅近くで「助けて」の声を耳にする。家族と共に菜園へ行くと田中(氏家恵)が穴から顔と手だけを出している。田中は犯人は御園だと言う。御園は警察に連行されるも「私は正常。ルールを守らない人がいけない」と悪びれる様子はなかった。

自宅に戻ったあと、正子(松原智恵子)は「決まりを守らないと埋められるんです。私、見たの。山奥の人里離れた村で、みんなが穴を掘って…」と家族の前で子供の頃の忌まわしい記憶の断片を語り、気を失う。

結月(北香那)はそんな風習なんてあり得ないと一蹴するが、翔太は月に映る模様が国によって見え方が違うように、時代や立場によって正しさは変わるのではないかと語る。

美咲(泉里香)は「わたしには関係ない」と自室にこもってしまう。生徒カップルに相談を持ち掛けられても「わたしには関係のないことだから」と突き放した物言いをする他人にクールな美咲だが、好意を寄せる同僚の森山へは電話で報告しアドバイスを受けていた。

「嫁は他人なんだから話してください」と久美子に促され、正子は親戚に預けられた7才頃の出来事を打ち明けた。正子は友人のヒサちゃんから内緒にしてと言われてもらったおにぎりを、告げ口したことを悔いていた。その年は不作で、神社の蔵の米が盗まれ、村人は犯人を捜していた。掟が多く罰則も厳しい村で、ルールを守らなかったものは堀った穴に埋められたのだという。自分の罪を語って少しだけ楽になった正子だが、「罪が消えたわけでない」と気持ちは伏せたままだった。

正子の話に一計を高じた久美子は結月とともにヒサちゃんが生存していることを探り出し、昔の事を覚えていなかったヒサちゃんの代わりにエキストラを雇って正子を訪ねさせた。正子は旧友が生きていたことに安堵し元気を取り戻す。

数日後、留置場がいっぱいで早々に釈放された御園が新たなルール看板を抱えてゴミ置き場にやってきた。そして恐怖に固まる田中に「ルールは守ってくださいね」と笑顔を向けるのだった。

久美子は和彦に、週末鎌倉へ友達(片瀬)と生シラスを食べに行くことを告げ、和彦も日曜に友人(片瀬?)と江ノ電を乗る予定だと言う。ふたりはそれぞれの週末を楽しみにしていた。

■第3話あらすじ
巨大隕石の地球到達まで、あと137日。マザコンの和彦は、いまだ母・正子のいいなりだ。子離れできていない正子は和彦の高血圧を心配して一緒に病院へ。検査結果で数値が高かった事から「食事は当分、私が管理します」と宣言。それからの低カロリー&減塩生活にげんなりするも、正子に嫌だと言えない和彦に対し、久美子と娘たちは「意気地がない」「だらしない」と容赦ない。

そんな現状を片瀬に相談すると、「それも奥さんが家を出た理由では?」と言われてしまい、かつて自分が片瀬に贈った「自分の気持ちに正直に」という言葉で励まし返される。そんな2人を隠れて見ている結月と翔太。「これは復讐。パパはきっと何か企んでるはず」と疑う結月だった。

帰宅した和彦は、夕食の席でも何かと世話を焼く正子に反抗するように小さな声で「クソババア」と呟き、さらに原稿用紙に書いた積年の不満を読み上げ「お母さんが嫌いだ」と家族の前で言い放った。

翌朝、家を出て行く正子。心配になり家族総出で探すも見つからない。夕方になってようやく意外な場所で見つかった正子に対し和彦は…。53歳にして初の反抗期の顛末は?

一方、美咲は、中学時代の恩師であり現在同じ中学の教師仲間でもある森山(遼河はるひ)からお見合いを薦められる。森山自身は田舎に疎開するという。密かに森山を慕い、残りの4か月を一緒に過ごすつもりでいた美咲はショックを受け…。

オトナの土ドラ「隕石家族」(全8回)フジテレビ系 2020年4月11日より毎週土曜日23時40分から放送。出演者:羽田美智子 天野ひろゆき 松原智恵子 泉里香 北香那 中尾暢樹 ブラザートム 中村俊介 ほか/原作・脚本:小松江里子/Twitterアカウントは「@tokaitv_dodra」/主題歌:Pass Code「STARRY SKY」/制作:東海テレビ/FODにて最新話を期間限定無料配信。

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