『ナウシカ』から25年 久石譲の娘・麻衣のデビュー曲をYouTubeで

ジブリ作品や北野武監督作品の映画音楽で知られる作曲家・久石譲の娘である麻衣が、メジャーデビュー曲「ウルルの唄」を歌う貴重な映像がYouTubeのVictor Musicチャンネルで公開中だ。
2歳からピアノの英才教育を受け、4歳のときに映画『風の谷のナウシカ』の中でナウシカの幼少時の回想シーンで流れる♪ラン ラン ララ ラン ラン ラ~ン、のメロディーを歌って大きな印象を残した麻衣。近年では2005年、韓国興行収入第1位となった韓国映画『トンマッコルへようこそ』でテーマ曲のボーカルを務め、2006年には「さくらが咲いたよ」をiTunesほか音楽配信サイトにてリリース。2008年7月に公開された宮崎駿監督作品『崖の上のポニョ』のイメージアルバム「ひまわりの家の輪舞曲」への参加や、久石譲のコンサートに平原綾香、林正子とともに出演するなど、精力的な活動を続けていた。
そんな麻衣のメジャーデビュー曲「ウルルの唄」は、12月19日に公開される船越英一郎・深田恭子主演の映画『ウルルの森の物語』の主題歌で、音楽監督も務める久石が作曲、麻衣が作詞した親子共作曲。これまでは毎回レコーディング前に久石から“もっとこうした方がよい”“力が抜けていない”“音程がよくない”など、たくさんの指摘を受けてきたという麻衣だが、今回は初めてノーアドバイスだったそうで、試写を観賞した久石は“歌、良かったね〜。安心して聴けた。こういう歌い手さんがいてもいいって初めて思えた”と感想を伝え、麻衣は“今までで最高の褒め言葉”と、父親が音楽家として下した評価に感慨もひとしおだったという。
麻衣「ウルルの唄」
麻衣 オフィシャルサイト