台湾新幹線プロジェクトの軌跡を縦糸に、日本人と台湾人のあたたかな心の絆を描く「路（ルウ）～台湾エクスプレス～」第2話は、ついに再会した春香（波瑠）とエリック（アーロン）！8年の時を超えて、二人の愛が再び燃え上がる！5月23日（土）夜9時から、NHK総合、BS4Kで第2話が放送される！予告動画は番組公式サイトで公開中だ。



NHKと台湾の公共放送局・PTSの共同制作で、日本と台湾で撮影された「路（ルウ）～台湾エクスプレス～」。日本、台湾の俳優陣が入り混じって、日本語、台湾中国語、英語が使われて話が展開してゆく。約20年前の台湾の様子が描かれている。主演の波瑠は、今回の撮影以前には観光でしか回ったことがなかったといい、今回「撮影で回った地では地元ならではの空気や住んでいる人々の温かさを新鮮に感じることができました」と話している。

5月16日に放送された第1話は、すでに台湾新幹線が開通している”現在”の様子からスタートし、時は一気に20年前に戻る。1999年、春香（波瑠）の勤める会社が台湾新幹線の車両システムの優先交渉権を手に入れたのだ。プロジェクトに参加し、台湾に駐在することを求められる春香はいったんは断る。実は、春香は恋人である繁之（大東駿介）が名古屋へ転勤となり、結婚も考えていたのだ。そして、実はそれよりも深い気持ちの中に、8年前に台湾旅行で知り合ったエリック（アーロン）への気持ちが隠されていた。

春香は、8年前の”真実の恋”と現在の安定が見える恋との間にゆれる。台湾新幹線の仕事がなければ、たぶん、現在の恋人を順調に結婚していたであろうが、今後、どうなってゆくのか？5月23日に放送になる第2話は、8年ぶりに再会したエリックとの切ない話が予想される。

エリックを演じているのは台湾で大人気の炎亞綸（アーロン）だ。180センチ近い長身に甘いマスク。台北出身のアーロンは、台湾中国語はもちろんのこと、広東語、英語、そして日本語も操る。2005年にデビュー後、あっという間に人気俳優となった。2007年に出演した台湾版「イタズラなkiss 2」でその名を不動のものとし、後は数々のドラマに引っ張りだことなり、台湾の恋愛ドラマには欠かせない俳優へとキャリアを形成している俳優である。

■第1話ネタバレあらすじ
1999年12月、東京の商社・大井物産社内が大歓声に湧いた。台湾高速鉄道の車両システムの優先交渉権を日本の新幹線が大逆転で獲得したのだ。入社4年目の春香（波瑠）はプロジェクトの一員として台湾に出向をプロジェクトリーダーの山尾一（寺脇康文）打診される。春香が台湾にとても興味があることも知っていたからだ。

しかし、最初は春香はその打診を断る。春香の恋人・繁之（大東駿介）は名古屋へ転勤が決まっており、結婚の話もでていたのだ。出向すれば5年はその仕事をしなければならない。それに、春香には初めて台湾を訪れた夏の切ない思い出があった。エリック（アーロン）という名の台湾人青年と偶然出会い、たった一日だけ台北を案内してもらったが、その後連絡が取れなくなってしまったのだ。

結局、春香は、繁之の応援もあり、台湾へ向かう。台湾の仕事は難航していた。大井物産の安西誠（井浦新）が安全面、技術面から完全な日本式を薦めるが、台湾側はそれを断固拒絶する。実は、台湾側は「台湾オリジナル」にしたいという希望があったのだ。

春香は同僚の林芳慧（安娜李）とも仲良くなり、8年前の出来事を話す。春香は8年前にエリックから連絡先をもらっていたにも関わらず、その紙をなくしてしまったのだ。

実は、そのエリックは日本にいた。日本の設計会社で設計の仕事をしていた。ある日、講演会で台湾で生まれ育ち、終戦とともに日本に引き揚げた、いわゆる「湾生」の老人・葉山勝一郎（高橋長英）と出会った。葉山は台湾への懐かしさもあり、エリックを自宅にも招待したり、入院している妻・曜子（岩本多代）にも逢わせた。曜子は「夫を台湾に連れて行ってほしい」と頼む。葉山は戦時中に台湾で親友だった台湾人にひどいことを言ってしまい、それを謝罪できずにいた。曜子がなくなると、エリックは、曜子からのお願いを思い出していた。

出向して1年が過ぎた。繁之は春香に「台湾でだれか男がいるのか？」と質問する。春香は素直に8年前のことを話すが、それは1日あっただけの思い出だといい。繁之も春香を信じるといった。しかし、同僚の芳慧はエリックの連絡先を探してきてしまった。そして、春香とエリックは8年ぶりに再会した。春香は自分の気持ちから、8年前のことは確かに恋だったと気が付いてしまった。

■第2話あらすじ
台湾で８年ぶりの再会を果たした春香（波瑠）とエリック（アーロン）。春香の心はエリックへの断ち切れない思いと婚約者である繁之（大東駿介）への罪悪感との間ではげしく揺れ動く。一方、台湾新幹線プロジェクトは３年目を迎えていたが、技術面での折衝が難航し、スケジュールに遅れが生じ始めていた。安西（井浦新）は運転士や指令員の人材育成が急務と考え、日本での現場リーダー研修を提案するが・・・。

NHK 2020年5月16日スタート。毎週土曜日夜9時から放送、全3回のドラマ「路（ルウ）～台湾エクスプレス～」。出演：波瑠、炎亞綸（アーロン）、井浦新、寺脇康文、高橋長英、岩本多代、邵雨薇（シャオ・ユーウェイ）、大東駿介、草刈麻有ほか。NHKドラマ公式Twitterアカウントは「@nhk_dramas」。PR動画は番組公式サイトで公開されている。

◇NHK「路（ルウ）～台湾エクスプレス～」番組公式サイト

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