NHKBSP「太陽を抱く月」第6話詳しいあらすじと見どころ:消された過去|子役から大人へバトンタッチ!予告動画

2020年06月07日21時55分ドラマ
(c)2012MBC

前回に続いて今回前半では子役のヨ・ジング、キム・ユジョンたちの熱演に泣かされるが、いよいよいよいよキム・スヒョン、ハン・ガイン、チョン・イルたち大人の俳優にバトンタッチし、第二章が始まる…NHKBSプレミアム海外ドラマ枠で再放送中「太陽を抱く月」6月14日(日曜、夜9時~)第6話の詳しいあらすじと見どころを紹介、本作はブルーレイとDVDも発売しており予告動画はYoutubeにて視聴できる。

※詳しいあらすじを知りたくない方はネタバレなしの6話あらすじをどうぞ。【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】ではキム・スヒョンとハン・ガイン。キム・ユジョンが来日したイベントの再現レポートや見どころなどまとめて紹介している。



■キャスト(少年・少女期)
ホ・ヨヌ/ウォル役:ハン・ガイン(キム・ユジョン)
イ・フォン役:キム・スヒョン(ヨ・ジング)
陽明君役:チョン・イル(イ・テリ=旧イ・ミノ)
ユン・ボギョン/ポギョン役:キム・ミンソ(キム・ソヒョン)
ホ・ヨム役:ソン・ジェヒ(イム・シワン)

■第6話「消された過去」
ヨヌの葬儀の日。フォンはヨヌの死の知らせを聞き、取り乱すが、宮殿を出ることは許されなかった。陽明君は、ヨヌが埋葬されるところに駆けつけ、その場に泣き崩れる。失意の陽明君は宮殿に向かい、ヨヌの葬儀の様子を聞くフォンに「ヨヌが病に苦しむとき、王宮から追い出されるとき、そして冷たい土に葬られるとき、世子は何をしていたのか!ヨヌの父や兄が流罪になる今何をしたのか!」と、激しく責める。そして「ヨヌだけは手にしたかった。私ならヨヌが守れた…」とフォンに怨みとヨヌへの深い想いを言い捨てる。
ヨヌの死を嘆きおぼつかない足元で葬儀に向かおうとするフォヌ、ヨヌの死を知り馬で駆けつけ涙した陽明君。ヨヌを愛するが故、仲たがいしてしまう腹違いの兄弟が悲しい。ここでフォンは初めて陽明君のヨヌへの恋慕に気づく。

国巫チャン・ノギョンは、星宿庁を出た夜、こっそりと墓を掘り返させヨヌを救いだそうとする。その時、ソルが手に野花を持って墓に現れる。ヨヌは意識を取り戻すも、過去の記憶をなくしていた。ノギョンは、ただヨヌに巫女になる身だと言い聞かせ、ヨヌは神力のために家族に捨てられたのだと思い込む。そして墓に駆けつけた使用人ソルと、かつて陽明君が助けた少女チャンシルとともに、ノギョンに連れられ都を離れて行く。
裸足で駆けつけたソルに不思議な力を持つ少女チャンシルの「ソルはヨヌの陰でずっと生きていく。雪の花は炎に近づくと溶けてなくなっちゃう」という言葉。果たしてこの警告はどんな意味なのか?この言葉をお忘れなく。ノギョンは、いつかヨヌが王妃の座を取り戻すか、巫女として生涯を過ごすのかを、彼女自身の運命に任せようと、危険な都を離れようとしたのだ。

ヨヌの父ホ・ヨンジェと兄ヨムは間違った世子嬪選びをしたという罪を着せられ、母はすっかり心を病んでいた。一方、ポギョンが空いた世子嬪の座に収まることに。そして“霧雨(ヨヌ)”の降りしきる中、婚儀が執り行われる。
大きなかつらをつけたポギョン。古くからの韓ドラファンなら「宮(クン)」でユン・ウネがこのかつらに手こずらされたのを思いだすのでは?これは“デシュ(大首)”という王妃と皇太子妃(世子嬪)にだけに許された正装用のかつら。世子の婚礼服と併せて詳しくは豪華絢爛な婚礼服を紹介で解説。さあ子役からどんな演出で大人にバトンタッチするのか?

月日は流れ、即位し王になったフォンは、ユン・デヒョンら権力者に敵意をむき出しにし、王妃となったポギョンには決して心を開かず床も共にしようとしなかった。霧雨のそぼ降る中、民からの上奏文を隠したデヒョン達を「余と民との意思疎通を妨げるもっとも大きな穴」ととがめる。デヒョンは王であるフォヌの体調不良を理由に、大王大妃ユン氏にフォヌを政務から解放し、国舅である自分が政務を引き受けると入れ知恵をする。
フォヌが「大きな穴がある」と連れて行ったのは承政院。王命の伝達と王への報告を行う官庁。ここでは王の日常も機密記録おして詳しく記録。これは「承政院日記」として2001年にユネスコ指定世界記録遺産に登録されている。詳しくは【朝鮮王朝豆知識】「◆歴史記録書」で解説。

政務から離れないというフォヌに業を煮やした大王大妃は断食すると言い出し、ポギョンがこれを撤回しようと座り込みをして謝罪する。さすがにこれを見逃すことができないフォヌは、自分が大王大妃に謝罪するというフォヌだが、よろけるポギョンを抱き留めるが、その耳元で「そなたとそなたの一族は全て手に入れるだろうが、私の心までは望むな。絶対に手に入れることが出来ないから」という冷酷な言葉を囁く。

一方、ミナ王女は、おぞまし事件からちゃっかり立ち直り、在野の人となった愛しいヨムの妻となって幸せに暮らしていた。ヨムはミナ王女と結婚することで官職は奪われたものの一族は救われたのだ。だが友である陽明君は有能なヨムが朝廷に残れなかったことが残念で仕方がなかった。そんな陽明君は今もヨヌを忘れられずにいた。
ポギョンを慰めに来たミナ王女。自ら“徳”がないというポギョンにミナ王女はなんというのか?ポギョンをカチンとさせるひと言をお聴き逃しなく。成人したミナ王女はナム・ボラ、ヨヌの兄ヨムはソン・ジェヒ、そして陽明君は「ヘチ 王座への道」で王を演じたチョン・イル。そんなチョンいる扮する陽明君が13歳のヨヌ(キム・ヨジョン)と並んで歩く姿が切ない。陽明君はフォヌを深く傷つけたことを悔やんでいたのかもしれない。

フォヌは今もなお自分のせいでヨヌが死んだと苦しんでいた。眠れぬ夜ウンを連れて隠月閣に行ったフォヌは、隠月閣の名前の由来を話す。同じ夜、祈りを捧げるノギョンのもとに祈りを捧げるヨヌの秘密を知るヘガク道士から「時が来たようだ。三日後に会おう」という手紙が届く。
フォヌに影のように寄り添うのはキム・ジェウン。フォヌがウンと呼ぶ護衛武官でソン・ジェリムが演じる。友人の陽明君を演じるチョン・イルとは「美男<イケメン>ラーメン店」でも友人役を演じた。ウンに話す“隠月閣”の意味を語ったフォヌが、「太陽と月は一緒にいられないが…」と続ける言葉に、今なお変わらないヨヌへの切ないまでの深い愛が分かるのでお聴き逃しなく。

三日後、ヘガク道士に会うために船着き場に来たノギョンは、傍らの…。



NHKBSプレミアム「太陽を抱く月」番組公式サイト
 2020.05.10スタート 毎・日21:00-22:00 再放送
 2014.05.10-09.20 毎・土08:30-09:30 再放送
 2013.01.20-06.23  毎・日21:00-22:00 放送済
Youtube「太陽を抱く月」予告動画
作品公式サイト

kandoratop【作品詳細】【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】