土ドラ「犯罪症候群Season2」第3話 君を警察には渡さない|第2話ネタバレと次回予告動画

2020年06月15日09時00分ドラマ
(C)wowow×東海テレビ

武藤は鏑木の苦しみに気づくことができるのか…止めてやらなきゃならないホシとは…貫井徳郎の大人気3部作初ドラマ化!谷原章介×玉山鉄二×渡部篤郎が復讐と正義の間で翻弄される男たちを熱演!…オトナの土ドラ「犯罪症候群Season2」フジテレビ(土曜、夜11時40分~)6月20日(土)放送の第3話の見どころと第2話のネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで公開されている。



オトナの土ドラ第26弾となる「13(サーティーン)は、新型コロナウイルス禍により放送延期となり、6月6日からWOWOW×東海テレビ 共同製作連続ドラマ「犯罪症候群Season2」(全4話)が放送されている。

13日放送の第2話では鏑木(谷原章介)がどのようにして“職業殺人者”になったのかが明かされた。「一度でも殺せば手についた血は消えない。そうしたら、もうそれまでとは違う道を行くしかない」と語る鏑木は、後悔はしていないが、自分は単なる人殺しだと語る。

鏑木と響子(木村多江)は大学の同期で、共に「少年犯罪を考える会」で再会していた。響子はデート中に少年達に襲われ、恋人を殺されていた。響子が少年たちのその後を調べると、一年足らずで少年院を出た後、好きなように遊んでいることがわかり、犯人を殺してやりたいと泣く響子に、鏑木は自分が殺してあげると申し出る。それが“職業殺人者”の初めての仕事となった。響子が牧田を手伝うようになってから、加害者の少年たちの事故死が続発するように…。

第2話でも、Season1のシーンがたびたび登場してきた。今回の主人公・鏑木は“職業殺人者”になることで復讐心をなだめることを選んだが、Season1の主人公・武藤はどのようにして“立ち直る”ことができたのだろうか。…いますぐ見直して確認したい。⇒FODプレミアムで「犯罪症候群Season1+Season2 」全話配信中!

20日放送の第3話では、鏑木は“職業殺人者”であることを環に見抜かれ「消えて欲しい…」と告げられるが、刑事最後の仕事として、鏑木が“とめてやりたい犯人”=息子を救うために連続殺人を犯している小島和子の逮捕にに迫っていく。殺人を止めたい…それは小島の犯行を言っているのだろうか…それとも、今まで犯してきた自分の犯行についてなのだろうか…。

そして、またも少年による冷酷な犯罪が…。「怖いよね。近所にこんなのがいたら…」と評される凶悪な少年・市原智貴を、制作当時10代だった伊藤健太郎が演じた。番組公式Twitterの告知を受けて「健太郎時代から凄いな…好感度高い役だけじゃなく、真逆の役も演じられるって…」「目がやばい健太郎 これまでの他の役とはまたガラッと違う」 「予告には出てこなかった。余計怖いんですけどー!殺さないで!」と、出演前から話題となっている。

さわやかイケメン俳優が見せる悪役が楽しみでもあり、これまで同様の残酷シーンが続くことが怖くもあり…。ドキドキしながら次回を待ちたい!

■第2話 ネタバレあらすじ
鏑木(谷原章介)は、梶原(野間口徹)の息子を殺した加害者少年2人を事故に見せかけて殺害した。少年たちの事故死の報道が流れる中、環(渡部篤郎)と武藤(玉山鉄二)は、これまで事故死とされてきた少年たちの被害者遺族と牧田(板尾創路)の主催する「少年犯罪を考える会」が関係していたことにたどり着いていた。

梶原が、殺人の依頼を妻に打ち明けていなかったため「少年犯罪を考える会」で話し合いが行われた。梶原の妻は、犯人が殺されることを「望んではいなかった」と言う。しかし、夫の梶原は「これで救われた」と…。妻はこのことを警察に話すと言いだすが、牧田は依頼は録音してあるため「ご主人も捕まります」と反対にやんわり脅迫するのだった。

移植用の臓器のために、何者かが交通事故を装い人を殺めていると考える鏑木は、過去の交通事故を捜査する。その頃、小島和子(手塚理美)は病院内で、重度のアレルギーで入院中の女児・アヤネの母と口論していた。その後、アヤネの母は着飾った格好で頻繁にアヤネを見舞うようになるが、アヤネは母の香水や化粧品の化学物質にアナフラキシーを起こして命を落とす。小島はアヤネの母にわざと娘を死なせたのかと詰め寄るが、アヤネの母も辛い現実を背負っていることに気づく…。

環は上司に、遺族の復讐を代行する人間がいること、そして武藤に捜査を依頼していることを報告する。上司は「お前、武藤を試しているのか」と問い、環は「最悪のケースを考えているだけです」と答える。

武藤は「少年犯罪を考える会」を偵察する中、響子の存在を知る。そして、響子を尾行し自宅を突き止めていた。その時、鏑木は響子の家を訪れようとしていた。しかし、家に着いたのは武藤が尾行を中止した後で、二人の関係は気づかれずに済んだ。

梶原夫婦に自分から話がしたかった鏑木は事の顛末に納得出来ずにいた。鏑木は自分たちはあくまでも代行で、遺族の気持ちを楽にするために請け負っているのだから、梶原の妻が望んでいなかったなら、話は違うのだという。響子は報酬も本当は必要ないと思っていると語る。「私たちは正義を守っているためにやっているんだから」と。しかし、鏑木はそれに反論する「正義なんかじゃない。俺たちは単なる人殺しだ。どんなことがあっても、許されない。正義の殺人なんてありえないんだ」と信念を語る。響子は鏑木の言葉に愕然とし、「知らなかった。あなたがそんな風に思っていたなんて」とうろたえるのだった。

武藤は牧田にフリーライターとして取材。牧田は会の目的について「最大の目的は少年法の改善」と語る。「人を殺したらどういことになるか、身をもって教えるべきだ」というのだ。そこで、武藤は妹を未成年者に殺されたことを話し、犯人を許せないでいる気持ちを打ち明ける。そして牧田に「どうしたら、そんな風に立ち直れるんですか」と尋ねると、牧田は「あなたは大丈夫。立ち直れない方は、目が他人に救われることを拒絶している」と答える。武藤は環に牧田は実行犯ではないと報告し、響子の存在も報告する。

臓器移植と交通事故の関係を調べあげた鏑木たちは、20歳前後の3人の若い男が同じように事故死していたことを突きとめる。3人の共通点は、同じ病院に入院した過去があり、そこで臓器提供の意思のあるなしを調べられたのではないかと推測する。同じ頃、継治(山田豊)が心臓発作を起こして入院。予断を許さない状況と告げられた母・和子は「あなたは絶対に死なせない」と息子に誓い、病院のカルテから新たなターゲットを探そうとしていた。

響子からの電話で、取材について話を聞いていた鏑木は、響子の自宅アパートを見上げる武藤を見つけ、取材相手が武藤であること、そして追手が迫っていることに気づく。そして、環は「職業殺人者」関連のボードに、鏑木の写真を貼りつけるのだった。

■第3話 あらすじ
武藤と環の捜査の手が近くまで及んでいることを知った鏑木は、響子に身を隠すように告げる。そして自分に残された時間がないことも悟る中、刑事として捜査してきた連続殺人事件の容疑者・小島(手塚理美)にたどり着く。一方の武藤は梶原(野間口徹)に会い、「少年犯罪を考える会」の復讐代行の事実を確認していた。小島の逮捕を急ぎ、鏑木が確実な証拠をそろえようとしている中、環が鏑木の元を訪ねてくる…。


オトナの土ドラ「犯罪症候群Season2」(全4回)フジテレビ系 2020年6月6日より毎週土曜日23時40分から放送。出演者:谷原章介 玉山鉄二 渡部篤郎 木村多江 野間口徹 手塚理美 板尾創路 ほか/原作:貫井徳郎著『殺人症候群』(双葉文庫刊)/脚本:篠崎絵里子/音楽:やまだ豊/制作:東海テレビ×WOWOW/番組公式Twitterアカウントは「@hanzaishokogun」。番組公式Instagramアカウントは「hanzaisyoukougun」/FODにて全エピソード配信中。予告動画は番組公式サイトで視聴できる。

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