Netflix「サンガプ屋台」キャスト紹介:ファン・ジョンウム×ユク・ソンジェ×チェ・ウォニョン
韓国JTBCで放送された人気ドラマ、ファン・ジョンウム主演韓国ドラマ「サンガプ屋台」(全12話)が、いよいよNetflixにて7月2日から独占配信開始する!ひと足先に主演を務めるファン・ジョンウムをはじめ、ユク・ソンジェ、チェ・ウォニョンの魅力に迫ってみよう。
●【Netflixオリジナルシリーズ一覧】
「サンガプ屋台」は、2020年5月20日から6月25日まで韓国JTBCで放送されたドラマで、同名のウェブトゥーンを原作とした作品。ちょっと気難しいが魅力たっぷりな屋台の店長ウォルジュ(ファン・ジョンウム)と純粋なアルバイト青年ガンベ(ユク・ソンジェ/BTOB)がお客さんの夢の中に入って恨みを晴らすオリエンタルファンタジーカウンセリングドラマだ。また、屋台の管理人で元あの世警察庁の刑事クィを個性派俳優チェ・ウォニョンが演じている。1話から視聴者にサイダードラマだと評された作品で、さすがラブコメの女王ファン・ジョンウム作品にハズレなし!と頷ける作品となっている。
■ファン・ジョンウム(ウォルジュ役)
サンガプ屋台の女将ウォルジュを演じるファン・ジョンウムは、1984年12月25日生まれの35歳、一女の母。「彼女はキレイだった」「運勢ロマンス」「キルミー・ヒールミー」などで人気を博し、ラブコメの女王の異名を持つ。大ヒットドラマ「梨泰院クラス」で主演を務めたパク・ソジュンとは、「彼女はキレイだった」や「キルミー・ヒールミー」でも共演し、両作品とも日韓で大ヒットとなった。
ファン・ジョンウムが主演を務めるラブコメは必ずヒットすると言われるほど、今や、れっきとした主演級女優となった彼女だが、元々はアイドルグループ出身と聞いて驚く人も多い。ファン・ジョンウムは、ペ・ヨンジュン夫人であるパク・スジンを含む5人組ガールズグループsugar(シュガー)のリーダーとして2001年にデビューし2004年まで歌手として活動していたが、その後グループを脱退し俳優の道へと転向した。
俳優としてのデビュー作は2005年のSBSドラマ「ルル姫」、当時はアイドル出身という偏見から演技力においても批判を受けることが多かったが、2009年の大ヒットドラマ「明日に向かってハイキック」でコメディ路線の印象を残し、チソンと共演した「秘密」ではメローな演技も披露して女優としての安定の地位を獲得する。「ジャイアント」や「私の心が聞こえる」でも人気を博し、作品を選ぶファン・ジョンウムの眼力も確かだと評価された。前述したように、2015年はチソン、パク・ソジュンと共演した「キルミー・ヒールミー」が大ヒットし、日本でファン・ジョンウムの人気が高まったのも記憶に新しい。
「キルミー・ヒールミー」や「秘密」は他の俳優が出演を拒絶した作品だったが、ファン・ジョンウムはあえてそれを選択し、大成功に導いた。また、多くの俳優が配役と相克する衣装などで批判を受けるが、ファン・ジョンウムはひたすらキャラクターに合わせたスタイリングで登場する。「私の心が聞こえる」や「秘密」では地味で無彩色な衣装と色調を最小化したメイクを最後まで通したのに対し、「彼女はキレイだった」では、皮膚の色を濃く塗って顔面紅潮やそばかすにアフロヘアなど、ほぼ扮装に近いメイクでキャラクターのスタイルを作り上げた。「サンガプ屋台」では500年前の鬼と呼ばれるキャラクターの設定に合わせて眉毛の形も変え皮膚の色も暗めにするなど、女優ならば普通は避けたい老けた演出も自在にこなし、役柄に魂を吹き込んでいる。ファン・ジョンウムの出演する作品は「サンガプ屋台」に続き、KBSドラマ「あいつがそいつだ」が7月6日から韓国で放送が開始される。最近、梨泰院に4億円の豪邸を購入したことで話題になっているファン・ジョンウム、ラブコメの女王なだけに今後の活躍にますます期待が高まる。
■ユク・ソンジェ(BTOB)(ハン・ガンベ役)
「サンガプ屋台」のアルバイト青年ガンベを演じるのは、アイドルグループBTOBの最年少メンバー、ユク・ソンジェ。1995年5月2日生まれ25歳。2012年3月にBTOBのメンバーとしてデビューし、サブボーカルを担当している。180センチの長身に成熟したルックスを備え、歌唱力と演技力にも優れているため、マンネ(末っ子)感を感じられないほどグループ内での存在感が大きい。
ドラマデビューは2013年の「モンスター~私だけのラブスター~」で、2015年に若手俳優の登竜門である学校シリーズのメインキャラクターに抜擢される。同年SBSドラマ「アチアラの秘密」に出演し、年末演技大賞でニュースター賞を受賞した。2017年には、驚異的な視聴率を獲得したドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」で主人公の甥役を演じ、数々の新人賞や助演男優賞を獲得。神に憑依されるという難しいキャラクターを優れた演技で繰り広げ、再び演技ドル(演技をするアイドル)として注目を浴びることになった。
歌手としてのロールモデルはキム・ドンリュルで「記憶の習作」「感謝」「酔中真談」などキム・ドンリュルの歌を度々ユク・ソンジェが披露するのは有名な話。キム・ドンリュルの歌に「Melody」という歌があるが、BTOBのファンクラブ名称も、ちなみに“メロディ”である。
ユク・ソンジェは去る5月3日に自身のインスタグラムで軍入隊を発表し、5月11日に現役入隊した。「サンガプ屋台」は100%事前制作だったため入隊後の放送となった。ユク・ソンジェにとっては「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」の後、3年ぶりに復帰した作品となる。なお、ユク・ソンジェの除隊予定日は2021年11月14日とされている。
■チェ・ウォニョン(クィ班長役)
クィ班長役を演じるのは、これまで数々のドラマに出演してきた個性派俳優チェ・ウォニョン。1976年1月10日生まれの44歳で、妻は女優のシム・イヨン、二女の父である。元々、美術を専攻していたが、20代中盤に趣味で見ていた映画をきっかけに俳優の道を夢見て、映画のオーディションを受けるようになる。2002年に映画『色即是空』のオーディションでイム・チャンジョンの友達役を志望した際、ちょうどオーディション会場いたイム・チャンジョンがチェ・ウォニョンのオーディション姿を見て、自分の若い頃のようだと監督に推薦しデビューに繋がったという。
(※イム・チャンジョンは俳優兼歌手、大ヒット曲“ソジュハンジャン(焼酎一杯)”は、あまりにも有名で、そのミュージックビデオにもチェ・ウォニョンは出演している)
その後、数年間は映画を中心にキャリアを積み、2000年代後半から地上波ドラマにも徐々に姿を見せるようになる。高身長と優れたルックスで、しばらくは室長やフンナム(韓国語で温かくて優しい男性を意味する)を演じることが多かったが、2013年「百年の遺産」でかなり厄介な男を演じてイメージチェンジを図り、知名度が急激に上昇。この「百年の遺産」が妻イム・シヨンとの出会いのきっかけとなった。2017年には「マッド・ドッグ~失われた愛を求めて~」でKBS演技大賞の助演男優賞を受賞、2019年には「ドクター・プリズナー」でミニシリーズ男性部門優秀演技賞を受賞した。2015年の「キルミー・ヒールミー」でファン・ジョンウムとは共演している。個性の強いキャラクターを演じることが多く、出演シーンが短くてもシーンを掌握する優れた演技力を持ち合わせているとの評価が高い。「サンガプ屋台」でのチェ・ウォニョンにも多くの視聴者が引き込まれた。
■あらすじ
夜な夜な現れ、人々の恨みを晴らす手伝いをするサンガプ屋台。その屋台の主人、ウォルジュ(ファン・ジョンウム)には10万人の恨みを晴らさなければいけない秘密があった。ある日、サンガプ屋台に不思議な力を持つガンベ(ユク・ソンジェ/BTOB)が仲間に加わる。ガンベはウォルジュ達と共に人々の恨みを晴らしていく。
■スタッフ
脚本:ハ・ユナ
演出:チョン・チャングン
■キャスト
ウォルジュ役:ファン・ジョンウム、
ハン・ガンベ役:ユク・ソンジェ(BTOB)
クィ班役:チェ・ウォニョン
閻魔大王役:ヨム・ヘラン
◇Netflix
◇YouTubeチャンネル
◇ツイッター(@NetflixJP)
◇フェイスブック
◇インスタグラム
【作品詳細】【「サンガプ屋台」を2倍楽しむ】