スピルバーグ監督の大ヒットSFファンタジー『E.T.』20日NHKBSプライムで放送!予告動画とあらすじ

2020年07月20日00時43分映画

1982年にアメリカで公開されるや、たちまち3億ドルという映画史上最大の興行収益をたたき出し、SFファンタジー映画の金字塔を打ち立てたスピルバーグ監督の『E.T.』が、明日7月20日(月)夜9時からのNHKBSプレミアムシネマにて放送!Youtubeにて予告動画が視聴できる。



『E.T.』は、地球に取り残された心優しき異星人と10歳の少年エリオットとの友情を描き全世界で大ヒットした感動作。
アメリカはもちろん、イギリスや日本でも大ヒットを飛ばし数々の映画賞を総なめにした本作。日本では、1992年に『もののけ姫』に抜かれるまでの10年間、洋画と邦画の配給収入のダントツ1位を守っていた。

映画は、10歳の少年エリオットが異星人のE.T.と出会うというショッキングな場面から始まる。いつしか二人は友情を育んでいくが、E.T.の存在がNASAの知るところとなり、E.T.に危機が迫る。そんな中、エリオットが兄や妹らと一緒に、大人達の手からE.T.を守り、故郷の宇宙に帰すために奮闘するというアドベンチャー物語。これまでTVでも何度も再放送されているので、あの有名な交信のポーズを知っている人も多いのでは?
このポーズ、当時の認知度はものすごいもので、初対面同士でさえ人差し指を差し出せば、相手も差し出してくれたのだから!

もうひとつ印象に強く残っているのが、E.T.を乗せた自転車が夕暮れの空に飛び立つシーン。実はこの自転車、「KUWAHARA」という日本のメーカー(映画公開当時は桑原商会)のもので、当時、世界中の少年少女が憧れた、スゴイ自転車なのだ。

E.T.でエリオット少年を演じたヘンリー・トーマスは、今も繊細な演技で俳優として活躍している。妹役のドリュー・バリモアは『チャーリーズ・エンジェル』『ラブソングができるまで』など人気作に出演して今なお多くのファンから愛されている。

一見グロテスクに見えるE.T.の姿が、どんどん愛らしく見えてくるスピルバーグの演出手腕はみごとのひと言。CG普及以前の、メカトロニクスなどの特撮技術を駆使したE.T.の生物的な動きにも注目したい。

NHKBSプレミアムシネマでは、昼1時からは「グラディエータ-」のリドリー・スコット監督とラッセル・クロウのコンビが、イギリスの吟遊詩人が生んだ伝説の義賊・ロビン・フッドの闘いを、壮大なビジュアルに乗せて描く本格派スペクタクル大作『ロビン・フッド』を放送する。

■あらすじ
森の中に静かに降り立つ異星の船から現れる宇宙人たち。だが彼らの地球植物の調査は人間たちの追跡によって中断されてしまう。宇宙船は急いで空に舞い上がる。だが、一人の異星人が取り残されてしまった。森林にほど近い郊外に住む少年エリオットは裏庭でその異星人と遭遇、彼をかくまう。兄と妹を巻き込んで、ETと名付けられたその異星人との交流が始まるが、ETの存在を他にも信じる人物がいた…。

■作品詳細
製作:キャスリーン・ケネディ
製作・監督:スティーブン・スピルバーグ
脚本:メリッサ・マシスン
撮影:アレン・ダビュー
音楽:ジョン・ウィリアムズ
製作国:アメリカ
製作年:2002(オリジナル1982)
原題:E.T. THE EXTRA-TERRESTRIAL

■キャスト
ヘンリー・トーマス、
ドリュー・バリモア、
ロバート・マクノートン ほか

NHKBS「プレミアムシネマ」番組公式サイト
YouTube|映画 「E.T.」 劇場予告」