「アンサング・シンデレラ」第3話、謎の男・小野塚(成田凌)の正体は?第2話ネタバレあらすじと予告動画

2020年07月29日09時00分ドラマ
©フジテレビ

石川さとみ主演「アンサングシンデレラ病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ木曜夜10時から)7月30日(木)放送の第3話では何かと葵みどり(石原さとみ)に絡む小野塚綾(成田凌)の正体が明かされる!?病院薬剤師を嫌う様子の小野塚だがその真意とは?第3話のあらすじと第2話ネタバレとあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。



15分拡大で放送された7月23日放送の第2話では、石原さとみが目隠し状態でペロリと舐めて薬を当てるすご技がSNSで話題になった。驚きの業だが、実際に薬剤師体験インターンなど学生向けのインターンシップではこうした「薬の味見体験」が人気のプログラムらしい(参考:日本調剤HPより)。そんな石原扮する患者1人1人に向き合う葵みどりと、桜井ユキ演じる効率重視の刈谷奈緒子のやり取りから、反発しながらも先輩後輩コンビの絆が垣間見れる回となった。西野七瀬演じる相原くるみの愛くるしい助っ人姿や、エンディングで流れるエピローグで泣かされる人も続出し、見ごたえのある放送回となった。

7月30日放送の第3話では、みどりの行きつけ中華「娘娘亭」で知り合った成田凌演じる謎の男性、小野塚綾の正体も明らかになり物語はさらなる展開を迎えそうだ。6月に脳出血で倒れ、現在療養中の清原翔に代わり小野塚を演じることになった成田は清原とは「MEN'S NON-NO」の同期。友人でもある清原の回復を願うと共に「一生懸命、いい作品になりますよう毎日を生きます。」と意気込みを見せる成田凌の活躍にも期待したい。

■前回:第2話ネタバレあらすじ
萬津総合病院の調剤室で、葵みどり(石原さとみ)は目隠で新薬の味見をしていると、正確に薬を届けることが最優先で味の知識は必要ないと刈谷奈緒子(桜井ユキ)に言われてしまう。そこへ駆け込んできた販田聡子(真矢ミキ)が、厚生労働省の麻薬取締官が来ることを告げ、帳簿と調剤室にある医療用麻薬の数を至急確認するよう指示し、工藤虹子(金澤美穂)らを連れて麻薬管理室へ向かう。

みどりが相原くるみ(西野七瀬)を連れて病室を回っていく中、入院患者の大宮清(小林隆)と言い争う篠原麻利絵(大後寿々花)に遭遇。服用している薬はないとトイレに行った大宮が倒れてしまう。大宮と麻利絵は20年振りに再会した親子で、自分の結婚式に参列するように頼みにきたことを知ったみどりは、不整脈の原因は大宮が他に服用する薬だと考え、瀬野章吾の指示で大宮の処方歴を調べる為に麻利絵と共に大宮の自宅へ向かうことに。

一方、麻薬管理室の薬剤が1本足りないことを確認した販田たちは急いで原因究明にあたる。医療用麻薬を管理する金庫を開けたのが荒神寛治(でんでん)で、薬剤を看護師に渡したが、それを帳簿に記録し忘れていたことが判明。まだ使われていないことを祈りつつ薬剤の捜索をくるみに頼み、販田は麻薬取締官たちを出迎える。取締官たちの薬剤の在庫チェックが始まるが、間一髪で看護師から返却された薬剤をこっそり販田に届け危機をしのいだ。

その頃、みどりは麻利絵と共に大宮の処方歴を捜索していると、服用していた薬を発見するが砕けていて識別番号が認識できない。以前経験しことのある味とわかったみどりは、電話で羽倉龍之介(井之脇海)に協力を依頼し、「EB20」から始まる識別番号の薬がロペラミドだと分かる。それを救急室の瀬野に知らせるたみどりは、麻利絵は病院へ帰り大宮のそばにいるよう優しく告げる。診察券を頼りに大宮が通院していた病院をやっと捜し抱いたみどりは処方内容の裏付けをとった。

みどりに言われた服用薬から拮抗薬ナロキソンを準備し待っている瀬野のもとにみどりから裏付けの連絡が入り、瀬野はナロキソンを救急センターの医師、豊田瑠衣(臼田あさ美)に渡し、薬はすぐに投与され大宮は一命をとりとめた。一方青翔医科大学病院で大宮の処方歴を確認していたみどりはそこで大宮の隠している持病を発見する。調剤室に戻ったみどりは迷惑をかけたと仲間に謝罪するが、副部長の七尾拓(池田鉄洋)から無許可の外出を咎められるが、瀬野が豊田医師の服薬指導の依頼書を持ってやってきたことで、医師からの依頼で外出したと、責めを受けずに済んだ。

その夜、みどりは迷惑をかけた販田、刈谷、くるみを誘い、行きつけの中華屋「娘娘亭」で夕飯を御馳走することに。大宮が助かって良かったと安堵するみどりだが、患者1人に時間をかけるみどりのやり方に反発する刈谷からそれは自己満足だときつく言われてしまう。みどりは反論するも刈谷に軽くあしらわれ、刈谷はそのまま帰ってしまう。そこに居合わせた常連客の小野塚(成田凌)が現れ、病院薬剤師の話に興味があるという小野塚は刈谷の話が患者のことを一番に考えていて感動したと言う。

それから数日、病院ではマイコプラズマ患者の息子の山口礼央(高木波留)が、薬を飲まないことに母親の真央(佐藤めぐみ)が困り果てていた。数日前に刈谷が服薬の説明をした母子だ。つらそうな真央の姿を見た刈谷は真央を待たせて、みどりにオレンジジュースとチョコアイスを渡し、真央に服薬指導をするよう頼む。くるみを連れてやってきたみどりは、真央に、礼央が服薬している薬をオレンジジュースに混ぜると苦みが増すことを伝え、薬をチョコアイスに混ぜることを勧める。それは以前刈谷が自分の息子がマイコプラズマにかかったときに行ったことだったのだ。調剤室に戻ったみどりに、刈谷は処方箋をさばくのが自分の仕事、患者の生活にまで踏み込んで寄り添うのがみどりの仕事だと告げる。

刈谷の言葉を受け、みどりはくるみを連れ大宮の元を訪ね、通院先で聞いた左の大腿部骨肉腫について話を聞くことに。麻利絵とは20年前に別れてからも成長を陰ながら見守っていた大宮だが、今まで面倒を見て来なかった分迷惑はかけたくない思いから、骨肉腫のことは隠していた。そこへ麻利絵が病室に入ってきて、片足を失った父でも自分の結婚式に出て欲しいと涙を流す。さらにみどりはこれから抗がん剤の副作用が大変になる、1人で乗り越えるより、麻利絵ときちんと向き合って欲しいとお願いするのだった。

■第3話 あらすじ
葵みどりは相原くるみと救急センターの調剤室で仕事していると、処置室にいた瀬野章吾から意識不明で緊急搬送された小学校教師、新田奏佑(浅利陽介)の処置を手伝うように呼ばれる。その後意識を戻した新田は、医師から入院を告げられるがそれを拒否し、処置中にも関らずあわてて帰ろうとする。原因もわからず帰すわけには行かないと取り乱す新田をみどりが説得する。

みどりが新田に現在服用している薬について聞くと、大量の薬を服用していることが発覚。さらに新田は、食前に服用する薬を食後のものと混ぜていたり、本来とは違う服薬の仕方をナカノドラッグからされていたことがわかった。また、くるみは半分に割られた薬を発見。錠剤を割る処方は、その薬剤では行ってはいけないもので、みどりから話を聞いた刈谷たちも憤る。みどりはその仕事の粗末さに怒り、ナカノドラッグに問い合わせてみると、無気力な男性に適当にあしらわれ電話を切られてしまう。

それならばと、みどりはナカノドラッグに赴き、薬剤師を探していると、「娘娘亭」で顔見知りになった小野塚綾が現れる。小野塚が薬剤師だということを隠していたこと、新田の薬について電話対応していたのも小野塚であったことに憤るみどりだが、小野塚も病院薬剤師を嫌っている様子があり・・・。

木曜ドラマ「アンサングシンデレラ」フジテレビ毎週木曜夜10時から放送。出演:石原さとみ 西野七瀬 成田凌 桜井ユキ 井之脇海 金澤美穂 真矢ミキ 迫田孝也 池田鉄洋 でんでん 田中圭ほか/ゲスト:大後寿々花 小林隆 佐藤めぐみ 高木波留ほか/脚本:黒岩勉 公式Twitter公式アカウントは「@unsung2020」、予告動画は番組公式サイトで公開している。

「アンサングシンデレラ」番組公式サイト

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