今年、中止となった「気仙沼みなとまつり」をライブ配信で「おかえり気仙沼」開催!

2020年07月29日10時00分暮らしと文化

去年7万人を集めたものの、今年中止となった第69回気仙沼みなとまつりが、今年、8月2日17時から、オンラインで開催する。「オンラインみなとまつり」は、「おかえり気仙沼」と題して、市民のみならず、震災から9年の時を経て、震災ボランティアなど全国の気仙沼ファンや出身者にも参加を呼びかける催しとなる。



YouTubeLiveで生放送される今回の「オンラインみなとまつり」には、地元青年会議所メンバーが勇壮に太鼓を打ち鳴らす「銀鱗太鼓」のライブパフォーマンスなど、例年のみなとまつりを彩る催しものが、生中継で配信される。
今回、震災ボランティアなど気仙沼に長年関わって来られた全国のファンの方々にもみなとまつりを楽しんでもらえるよう、「気仙沼の今」を伝える催しものを用意している。
オンラインで開催するからこそ可能な、新しい「気仙沼みなとまつり」に参加を呼びかけている。
「オンラインみなとまつり」【配信URL】

kesen今回の気仙沼みなとまつりは、69回のみなとまつりの歴史で初めて、YouTubeLiveで、市内各地の会場やスタジオから、生中継され、「銀鱗太鼓」や「打囃子」の催しを生中継、過去のみなとまつりの映像を織り交ぜ、まるで実際にみなとまつりが行われるように、「オンラインみなとまつり」を開催する。

「オンラインみなとまつり~おかえり気仙沼~」と題して、以前気仙沼に住んでいた人、気仙沼に震災ボランティアで関わった人、気仙沼に旅行で訪れた人、気仙沼に思いを持つ人全てに、今回の「オンラインみなとまつり」を通じて、気仙沼に帰ってきたような気持ちになってもらう催しを多数用意している。

昨年のみなとまつりから、気仙沼にできた新しい施設の紹介など、この1年気仙沼でどんなことがあったか、どんな風に変わったかを伝え、離れた場所のみなさんと共に「みなとまつり」を盛上げる。

今回の「オンラインみなとまつり」では、例年、2日間で7万人が訪れる気仙沼みなとまつりの熱狂をオンラインで再現。数十人が勇壮に打ち鳴らす「銀鱗太鼓」のライブパフォーマンスに加え、気仙沼出身のシンガーソングライター熊谷育美がライブパフォーマンスを行う。

他にも、例年、総勢600名が陸と海で音色を奏でた「打ちばやし大競演」の演奏者インタビューと過去の映像の配信や、気仙沼で働くインドネシアの方々や地域の方々が色鮮やかな伝統衣装を身にまとい歩く「インドネシアパレード」に加え、約2800人が2時間半、街を踊り練り歩き、大地を揺らす「はまらいんや」の発起人インタビューと過去の映像など、例年の盛り上がりが伝わるような演出を企画しているそうである。

「オンラインみなとまつり」【配信URL】

当日のスケジュール
「オンライン気仙沼みなとまつり」動画タイムテーブル
17:00 ライブ配信開始
・オープニング(気仙沼の若者達による銀鱗太鼓の演奏)
・司会挨拶、今回の取り組みの概要説明
・市長挨拶 with ほやぼーや
・オープニングで銀鱗太鼓を演奏した若者達へインタビュー
・気仙沼青年会議所で行われる縁日の紹介

17:15「おかえり気仙沼」
気仙沼市内各地の観光スポットを紹介。
・全国のサーファーに愛される、穏やかな海「小泉海水浴場」
・気仙沼の玄関口湾内地域を紹介
・遠方の気仙沼ファンが気仙沼について想いを話す「おかえりインタビュー」

18:00「オンラインみなとまつり」本編開始
みなとまつり当日のライブ映像や過去のみなとまつりの映像を織り交ぜて配信
・気仙沼市民と気仙沼ファンが一体となって踊り、街を練り歩く
「はまらいんや」
・インドネシアと気仙沼の繋がりを描く
「インドネシア」特集
・気仙沼の水産業で働くインドネシア人の方々が、
 色鮮やかな民族衣装で街を歩く「インドネシアパレード」
・陸と海、両方から太鼓の音が響き渡る
「銀鱗太鼓のライブパフォーマンス」
・気仙沼出身のシンガーソングライター
 熊谷育美さんによるオンラインスペシャルライブ

【野外企画タイムテーブル】
(1)小泉海水浴場での砂浜あそび
 ①時刻 10:00~14:00
 ②会場 小泉海水浴場
 ③実施主体 気仙沼市
 ④その他 対象は小学生・支援学校小学部限定。事前申込み制。

(2) 縁日
 ① 時刻 13:00~16:30 17:30~19:30
 ② 会場 商港岸壁(気仙沼市朝日町)
 ③ 実施主体 (一社)気仙沼青年会議所

(3) インドネシアクイズ、インドネシアパネル展示
 ① 時刻 13:00~18:00
 ② 会場 PIER7 (宮城県気仙沼市南町海岸11番11号)
 ③ 企画・実施 気仙沼商工会議所青年部