誰でもない恋人たちの風景 vol.2!映画『あざみさんのこと』予告動画と場面写真解禁

2020年08月20日18時00分映画
©2020キングレコード

特別養子縁組を取り上げ、母性と親子の絆を問うヒューマンドラマ『夕陽のあと』を発表し、新境地を開拓した越川道夫監督による、 シリーズ前作『愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景 vol.1 』に続く最新作 、映画『あざみさんのこと』が、2020年10月10日(土)より新宿K’Sシネマにて公開!予告編映像と本編場面写真が解禁された。



越川道夫監督といえば、『アレノ』での監督デビュー以来、『海辺の生と死』『二十六夜待ち』など、男と女の揺れ動く情愛を描き続けてきた。『あざみさんのこと』はそんな監督が、男女の性愛を描く「誰でもない恋人たちの風景」シリーズの第2弾。

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解禁された予告編は、「私はもう、誰かを真剣に深く愛することはできないんだろうか」と ひとりごち、渋谷の街を 泣きながら 歩く あざみ の姿 から 始まる。周囲も自分も傷つけるように、性に奔放となる〈あざみさん〉を演じる小篠恵奈が、自らをさらけ出し体当たりで挑むいくつものシーン…。なにもかもうまくいかないと自暴自棄 にな る一人の女性が、自分をまっすぐに愛する人との出会いによって変わっていく姿を、越川道夫監督はどのように描くのか、期待の高まる映像となっている。

あざみ

主演の小篠恵奈が見事に体現した、複雑な家庭環境に育ち、愛と誰かへの依存にすがりつく寂しがり屋のあざみの姿や、あざみを不器用に愛するノダくん(奥野瑛太)、別れたばかりのやさしい恋人(嶺豪一)、あざみをそばに置くだけだったキタジマさん(斉藤陽一郎)、そしてあざみが愛憎半ばする感情を抱く強烈な母(片岡礼子)など、個性が際立った役者たちによる「愛と再生の物語」が繊細かつリアルに紡がれる。

■あらすじ
17歳で複雑な家庭から逃げだしたあざみは、年の離れた編集者のキタジマさんの恋人になった。キタジマさんに釣り合う女になりたいと背伸びしても、彼は仕事優先で向き合ってくれない。さびしさをこじらせたあざみは、その後、誰とつきあってもキタジマさんのことが頭から離れない。そんな彼女の前に、子供のようにまっすぐに愛をぶつけるノダくんが現れた。同じ頃、軽蔑していた母との再会と死を経験したあざみは、愛すること、生きることを見つめ直すのだった。

■キャスト
小篠恵奈/奥野瑛太 嶺豪一 斉藤陽一郎/宮本なつ 遊屋慎太郎 鈴木晋介 内田周作/片岡礼子

■スタッフ
監督・脚本:越川道夫
撮影・照明:武井俊幸
現場録音:伊豆田廉明
音響:近藤崇生
編集:菊井貴繁
音楽:齋藤純那
音楽プロデューサー:斉藤友秋
ヘアメイク:寺沢ルミ
撮影助手:内田周作
タイトル・版画:正一
協力:104 co ltd、コクテイル書房
製作:村上潔
プロデューサー:山口幸彦
製作:キングレコード株式会社
制作:スローラーナー
配給:コピアポア・フィルム
2020年/日本/113分/16:9/5.1CH/カラー/DCP
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