「アンサング・シンデレラ」第7話極秘入院の大物議員に石原さとみ奮闘!第6話ネタバレあらすじと予告動画

2020年08月25日20時00分ドラマ
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石原さとみ主演「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ木曜夜10時から)8月27日放送の第7話では大物議員入院で萬津総合病院で波乱の予感!?そして白血病患者、心春(穂志もえか)にまさかの事態が起こる第7話あらすじと第6話ネタバレあらすじを紹介、予告動画は番組公式サイトで視聴できる。



「アンサング・シンデレラ」は萬津総合病院の病院薬剤師・葵みどり(石原さとみ)を中心に、脚光は浴びなくても”縁の下の力持ち”(=アンサングヒーロー)として患者のために奮闘する病院薬剤師たちを描いたヒューマンドラマ。8月20日放送の第6話は入院するほどの生理痛に苦しむ患者や、孤独な高齢者が心の拠り所として過剰な薬に頼る姿など、日常に潜む社会的テーマが盛り込まれた内容になった。特に月経困難症で悩む患者、遠野倫(山谷花純)の「たかが生理痛でしょ。って誰にも理解されてこなかった」という言葉には同じ経験を持つ視聴者から「生理痛についての理解が深まるといい」や「たかが生理痛って言葉に何度傷ついたか」など共感する声が寄せられた。

働く女性の権利である「生理休暇」。しかし、厚生労働省が発表した平成27年雇用均等基本調査によると、生理休暇を取得した女性労働者は0.9%で、請求された事業所は2.2%と活用されている制度とは言い難い結果がでている。医療の発達により薬で生理周期や体調をコントロールできるようになったとはいえ、倫のように会社で肩身の狭い思いをしながら長年生理痛に苦しむ女性は多く、第6話はそんな女性たちの共感を掴んだ回となった。

8月27日放送の第7話では、入院患者、簑島心春(穂志もえか)が物語の重要な役どころになる。さらに大物政治家、古賀万奈美役で渡辺真起子、その秘書で鴨居健介役でモロ師岡が登場する。雲隠れのため入院した古賀と、ひょんなことから出会った心春は会話を交わすようになる。そして心春の存在が古賀に影響を与えていくのだが、そんな心春にまさかの事態が降りかかる。第1話から度々心春とみどりの親密な関係が描かれてきたが、なぜ今のような2人の関係になったのか、出会いや壮絶な過去が明らかになる第7話をお楽しみに。

■前回:第6話ネタバレあらすじ
葵みどりは相原くるみ(西野七瀬)や荒神寛治(でんでん)らと共に、ドラッグストアで働く薬剤師、小野塚綾(成田凌)を誘い地域の高齢者のための服薬指導教室に参加していた。そこで高齢の女性、小川早苗(高橋由紀子)が突然倒れる。病院へ搬送された早苗は萬津総合病院救急センターで豊中瑠衣(臼田あさ美)の治療を受けるが、体調不良の原因がわからず入院することになる。みどりが現在服薬している薬があるか早苗に質問すると、早苗は飲んでいる薬はないと答える。

その頃、刈谷奈緒子(桜井ユキ)が外来患者に服薬指導をする姿を見ていたくるみは、刈谷の自信がどこからくるのか不思議がる。工藤虹子(金澤美穂)から、刈谷は以前大手の調剤薬局に務めており優秀な人材だったことを聞かされる。しかし調剤薬局を辞めて病院薬剤師になった理由は調剤室のメンバーは知らない様子だった。そして調剤室に戻ってきた刈谷から、くるみは初めての服薬指導を任される。月経困難症と診断された患者、遠野倫(山谷花純)にくるみは緊張しながらも服薬指導を終え、うまく出来たと調剤室に戻ってくる。みどりからは何かあればすぐ相談するよう言われる。

一方、体調不良で入院中の早苗の症状は回復せず、薬が効かなくなってしまう多剤耐性菌の保菌者ではないかと疑うみどり。しかし瀬野章吾(田中圭)からの助言で、早苗が以前に抗生剤を服用していなかったか調べると、長崎医院で大量の抗生剤を処方されていたことがわかる。抗生剤を多く服用すると他の薬が効かなくなってしまうと憤るみどりのもとに、早苗の容態が急変したと連絡が入りみどりは原因究明のため急いで長崎医院へ向かうのだった。

その後、早苗の容態は安定。そしてみどりは早苗から、長崎浩(佐戸井けん太)医師になぜ抗生剤の処方をしてもらったか理由を聞かされる。それは独り身の早苗にとって、過剰な抗生剤の服用は体に悪いとわかっていても、薬が社会と自分をつなぐものとして、寂しさを和らげる心の拠り所となっていたのだった。

くるみはというと、処方された薬が効かないことを倫から相談されていたにも関わらず、それを報告しなかったため倫の担当を外されそうになる。しかし、もう一度自分に任せて欲しいと願い出て、倫のSNSを参考に生理痛の薬が効かない原因を探ることに。そして倫への服薬指導の日、くるみは自信を持って薬の用法を伝え、さらに生活習慣の改善により薬の効果があがることを告げるのだった。そしてみどりもまた、退院する早苗に不要な薬の服用は辞めるように勧め、これからは信頼できる長崎医師を頼りにして前を向くよう背中を押すのだった。

■第7話あらすじ
葵みどりたちが朝の準備運動をしていると、販田聡子(真矢ミキ)が薬剤部の人員不足を解消するため作業ロボットの導入を話す。しかしロボット導入には多額の費用が必要になり、医院長への交渉が必要だった。そこで販田は予算を勝ち取るため、みどりにこれ以上問題を起こさないよう釘を刺す。

そんな中、瀬野がみどりに急性骨髄性白血病で入院中の簑島心春の検査結果を持ってくる。小春はみどりが新人の頃、瀬野に任された患者で、一度は寛解したものの、再発し入院していた。検査結果は良好で退院できるようになり、みどりと心春は喜び合う。

一方、病院長の案内で特別室に議員の古賀万奈美(渡辺真起子)が入院してくる。左尺骨のヒビでの入院だが、元秘書へのパワハラ疑惑でマスコミに追われる古賀には良い隠れ蓑となった。そのため、病院長と整形外科医、大津君郎(瀧川英次)以外の病院スタッフには古賀の素性は伏せられていた。みどりとくるみが古賀の病室を訪れ質問するも、古賀は答えず秘書の鴨居健介(モロ師岡)が代わりに応答するばかり。みどりは喘息の持病を持つ古賀が苦しそうに胸を押さえていたことが気にかかるのだった。

翌日、小春が手紙を書いていると古賀が現れ、しばらく話していると、古賀は胸を押さえしゃがみ込んでしまう。助けを求め走る小春は、出くわしたみどりに報告。みどりたちはすぐに古賀のもとへ向かうが・・・。

木曜ドラマ「アンサング・シンデレラ」フジテレビ毎週木曜夜10時から放送。出演:石原さとみ 西野七瀬 成田凌 桜井ユキ 井之脇海 金澤美穂 真矢ミキ 迫田孝也 池田鉄洋 でんでん 田中圭ほか/ゲスト:伊武雅刀 久保田紗友/脚本:黒岩勉 公式Twitter公式アカウントは「@unsung2020」、予告動画は番組公式サイトで公開している。

「アンサング・シンデレラ」番組公式サイト

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