【最終回前話】NHKBSP「太陽を抱く月」第19話詳しいあらすじと見どころ:命尽きるとも!豆知識:院相制
ついにヨヌの兄ヨムが残酷な事実を知る!フォンからも父からも見捨てられたと知った王妃ポギョンが選んだ道は?邪魔な人間を次々に消し去ろうとするユン・デヒョンは・・・NHKBSプレミアム海外ドラマ枠で再放送中「太陽を抱く月」9月13日(日曜、夜9時~)放送の第19話の詳しいあらすじと見どころを紹介、本作はブルーレイとDVDも発売しており予告動画はYoutubeにて視聴できる。
※詳しいあらすじを知りたくない方はネタバレなしの19話あらすじをどうぞ。【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】ではキム・スヒョンとハン・ガイン。キム・ユジョンが来日したイベントの再現レポートや見どころなどまとめて紹介している。
■キャスト(少年・少女期)
ホ・ヨヌ/ウォル役:ハン・ガイン(キム・ユジョン)
イ・フォン役:キム・スヒョン(ヨ・ジング)
陽明君役:チョン・イル(イ・テリ=旧イ・ミノ)
キム・ジェウン/ウン役:ソン・ジェリム
ユン・ボギョン/ポギョン役:キム・ミンソ(キム・ソヒョン)
ホ・ヨム役:ソン・ジェヒ(イム・シワン)
■第19話「命尽きるとも」
自分をプレゼントすると言ったフォンが、代わりにヨヌにねだったのは、陽明君とヨヌがやっていた遊びをすること。その頃、ユン・デヒョンはフォンを王座から降ろすため、王位継承権を持つ陽明君に謀反を持ちかける。陽明君はデヒョンの狙いが王の権限を宰相も行使できる“院相制”の復活と知り、ヨヌを手に入れるためならばと誘いに応じる。一方、実父ユン・デヒョンが自分を捨てるだろうと予測した王妃ボギョンは、フォンに謀反が起きることを伝えに行こうとするが、フォンとヨヌの仲睦まじい姿をみて踵を返す。
ウンや女官達が見守る中、遊ぶ“チャッチギ”は、しゃがんで細い棒で小枝を打つ野球のようなゲーム。15話詳細で詳しく紹介している。実際の撮影ではヨヌ役のハン・ガインがとてもうまかったようだが、ヒョンソンにアドバイスをもらってフォン(キム・スヒョン)は果たしてうまくできるのか?“院相制”については下の「豆知識」で解説。
後日、国王が寝殿に巫女を連れて入ったという張り紙と、ユン氏一派が前世子嬪を殺害したことを告発する張り紙が並ぶと、巷ではユン氏一派の陰謀説に信憑性があると、しかも王のそばにいる巫女こそが生き返った世子嬪だという噂が瞬く間に広がっていく。ユン氏一派に対する不満が一気に爆発しそうな国民の動きに不安を覚えた朝廷の臣下たちは、噂を流した者を捜し出そうと躍起になる。
秘密捜査や噂拡大と義禁府都事のホン・ギュテが大活躍だ。リア充のフォンは重臣たちの前でも余裕の姿。
夫である王フォンにも父デヒョンにも見捨てられたポギョンは、宮廷を追われた前星宿庁の国巫クォン氏を呼び、星宿庁の国巫の地位と引き替えに、ヨヌに呪術をかけろと命令する。 生娘の生贄はポギョン自らが務めることに。一方、フォンに頼みチャン・ノギョンを宮廷に呼んだヨヌは、ノギョンから、ヨヌを救ったのは自分でも亡き友でもなく、母の功徳だったと知る。そしてノギョンにも8年間、自分を育て守ってくれたことへの感謝の言葉を涙で告げる。ヨヌへの呪いを察していたノギョンは、今度こそはヨヌを命がけで守ろうと呪術で返す。ヨヌを呪う巫女に憑依したノギョンは、ポギョンを恫喝する。
ポギョンにとっても初恋の人だったフォン。妻である王妃になっても8年間、ただの一度も愛されることのなかったポギョンもまた憐れだ。さあ、ノギョンとクォン氏の呪い合戦に注目。
そんな中、ヨヌの母シン氏は、ミナ王女の安産祈願とヨヌの冥福を祈るために寺に向かう。母を見送ったヨムは、ヨヌの死にユン一族が関わっており、ミナ王女がヨヌ殺しに加担したことを知ってしまう。王女からすべてを聴き、自分の幸せが妹ヨヌの犠牲の上にあったと知り、強い自責の念に苦しむ。そんなヨムをユン・デヒョンが放った刺客が狙う。こっそりヨムの姿を見ようとしたソルが身を挺してヨムを守るが、力尽きてヨムの腕の中で「お嬢さまは生きている」の言葉を残して息絶える。ウンからフォンへの報告でソルの死をヨヌも知る。嘆き悲しむヨヌを抱きしめるフォンは、二度と罪なき者が苦しめられぬよう、悪行を断ち切ると誓う。。
見事な立ち回りで孤軍奮闘したソル役を演じたのは「イタズラなKiss~Playful Kiss」でチョン・ソミン扮するヒロイン・ハニの友トッコ・ミナ役をキュートに演じたユン・スンア。主人公カップル以上に長く一人の男性(ヨム)を愛し続けた純愛の人。ソル、最初で最後の愛の告白をお聴き逃しなく。
ユン・デヒョンはユン大妃も毒殺。邪魔者をすべて消しさり、謀反ののろしをあげようと、賛同者達を一同に集める。決行は“講武”の日。宮中で王を狙うことに。陽明君は、いずれ自分が玉座に就いたときのために「功臣名簿」を準備し、重臣たちは嬉々としてそれに署名する。
“講武”とは狩猟により武芸を磨く行事。ユン一派の前で陽明君が後世に伝わる自らの評判をこう口にする。「世論を軽んじて憐れな巫女を囲った暴君を、民の心に寄り添い断罪した新たな王の誕生」…功臣名簿まで用意した陽明君は、本当にフォンを裏切るのか?
謀反決行前夜、友として訪ねてきたというウンに、「どんな選択をし、何をしようとも“友”でいてくれるか」と問わず語りする陽明君。翌日、ついに講武の日、宗廟に向かうために門が開き…。
門が開いた先に見えるものは?
■豆知識:院相制
ユン・デヒョンが強く望んだ院相制(ウォンサンジェ)とは、王の権限を宰相も行使できる制度。「不滅の恋人」第8話では、政権を虎視眈々と狙う王の弟(イ・ガン)を制するために、母である大妃がこの制度を取り入れようとする。もともと王権強化に成功した第7代世祖が、晩年になって自らの体力の衰えを感じた1468年に、王が指名した三重臣が王子とともに全ての国政を相談する一種の代理庶務制を考案したのがこの制度。第8代睿宗が成人していないため、母の貞喜王后による垂簾聴政と院相制により政治が安定した。第9代成宗も最初の7年はこれらをそのまま引き継いだが、祖母貞喜大王大妃の垂簾聴政をやめて自ら政治を行う親政を始めた時に院相制も廃止した。
◇ NHKBSプレミアム「太陽を抱く月」番組公式サイト
2020.05.10スタート 日21:00-22:00 再放送
2014.05.10-09.20 土08:30-09:30 再放送
2013.01.20-06.23 日21:00-22:00 放送済
◇Youtube「太陽を抱く月」予告動画
◇作品公式サイト
【作品詳細】【「太陽を抱く月」を2倍楽しむ】
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