『ヒトラーに盗られたうさぎ』絵本作家ジュディス・カーの自伝物語の映画!ポスタービジュアル&場面写真解禁!

2020年10月06日14時00分映画
(c)2019SOMMERHAUS FLIMPRODAKTION GMBH
LA SIALA ENTERTAINMENT GMBH
NEXTFILM FILMPRODAKTION GMBH&CO.KG
WARNER BROS.ENTERTAINMENT GMBH

「おちゃのじかんにきたとら」など、世界的絵本作家ジュディス・カー、2019年5月に95歳で亡くなった彼女自身の少女時代の体験をもとに書いた自伝的小説「ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ」を原作に映画化した『ヒトラーに盗られたうさぎ』が11月より公開!ポスタービジュアルとシーン写真6点を解禁、IMDbで予告映像(ドイツ語)が公開されている。

本作の監督は『名もなきアフリカの地で』(01)で第75回アカデミー賞外国語映画賞を受賞したカロリーヌ・リンク。1933年、ヒトラーの台頭によってナチスが政権を握る直前にその迫害から逃れるために家族とともに故郷ドイツを出国、スイス、フランスを経て1936 年にイギリスへと渡ったジュディス・カー自身の少女時代の過酷な逃亡生活の体験をもとに “9歳の少女アンナ”が貧困や差別などの困難を乗り越えながら家族との絆を深めていく。2019年クリスマスシーズンにドイツで公開された際には『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』『アナと雪の女王2』『ジュマンジ/ネクストレベル』などハリウッド超大作がひしめく中、大ヒットを記録した。



h1ポスタービジュアルは、逃亡生活を始める直前「持ち物は一つだけ」と母に告げられたアンナが、手放さざるを得なくなるピンクのうさぎのぬいぐるみを抱きしめて眠りにつくシーンを切り取ったもの。過酷な運命に翻弄される前の僅かだった少女時代が印象的なものとなっている。
場面写真は、どんなときもまるでお守りのようにうさぎのぬいぐるみを手放さなかったアンナの様子や、言葉が理解できないまま逃亡先の国で、新しいクラスメイトと教室で一緒に授業を受ける様子、家族全員で逃亡先の国に向かって列車に乗り込むショットなど第二次大戦前、いずれも世界に翻弄されながらもたくましく生き抜く少女の姿を印象的に切りとったもの。

h3主役である9歳のアンナ役は1000人ものスカウトから見出された新人のリーヴァ・クリマロフスキが、どんなに過酷な状況に出会ってもまっすぐに前を向く少女を瑞々しい感性で演じきった。アンナの父はオリヴァー・マスッチ(『帰ってきたヒトラー』(15)でヒトラー役)が、母はカーラ・ジュリ(『ブレードランナー 2049』(17))が。アンナとその家族を常に気に掛ける心優しいユリウスおじさんはユストゥス・フォン・ドホナーニ(『お名前はアドルフ?』(18))、そして、アンナの兄マックスはマリヌス・ホーマン(『はじめてのおもてなし』(16)が演じた。

【IMDb】『ヒトラーに盗られたうさぎ』ドイツ語版予告映像

11月 シネスイッチ銀座ほか全国順次公開

監督:カロリーヌ・リンク(『名もなきアフリカの地で』)
脚本:カロリーヌ・リンク/アナ・ブリュッゲマン
出演:リーヴァ・クリマロフスキ・オリヴァー・マスッチ・カーラ・ジュリ
2019年/ドイツ/ドイツ語/カラー/スコープサイズ/5.1chステレオ/119分
原題:When Hitler Stole Pink Rabbit/映倫G 
後援:ゲーテ・インスティトゥート東京  
配給:彩プロ
(c)2019SOMMERHAUS FLIMPRODAKTION GMBH/LA SIALA ENTERTAINMENT GMBH / NEXTFILM FILMPRODAKTION GMBH&CO.KG/WARNER BROS.ENTERTAINMENT GMBH