ヨ・ジング主演「王になった男」第3-4話あらすじ:影武者は王の身代わりに死ぬ役目!テレ東
王妃(イ・セヨン)との約束を守るために王命に背くハソン(ヨ・ジング)!憤る都承旨(キム・サンギョン)だが…韓国ドラマ「王になった男」は王の影武者となった男の愛と数奇な運命を描く韓国時代劇!第3話と第4話のあらすじを見どころを紹介、予告動画は公式サイトで視聴できる。
※テレビ東京で2020年10月~11月に地上波初放送された時に紹介したものです
「王になった男」は、イ・ビョンホン主演の大ヒット映画をドラマにリメイク。【「王になった男」を2倍楽しむ】では、ドラマの見どころや韓国での評判、主人公のモチーフになった朝鮮王朝の王・光海君についてなどをまとめて紹介している。
■キャスト⇒【押さえておきたい登場人物8名の人物設定】
王 イ・ホン(2役):ヨ・ジング
道化師 ハソン(2役):ヨ・ジング
王妃 ユ・ソウン役:イ・セヨン
都承旨 イ・ギュ役:キム・サンギョン
妓女 ウンシム役:チョン・ヘヨン
チョ内官役:チャン・グァン
左議政 シン・チス役:クォン・ヘヒョ
護衛武士 チャン・ムヨン役:ユン・ジョンソク
※オリジナル16話版を視聴しているために、カットされた場面やあらすじが前後する場合もある事をご理解ください。
女官ケファン役(パク・シウン)■第3話
王イ・ホンに会い、府院君ユ・ホジュン斬首の命を受けた都承旨イ・ギュは勅書を作成する。しかしハソンは王妃との約束を守るため、ユ・ホジュンを流罪にする。さらに流刑地に送られる父ユ・ホジュンを王妃が見送りできるようにイ・ギュに頼む。父を見送った王妃は、これが王(ハソン)の配慮として知り心を動かされる。ハソンは女官達が池に石を投げて願掛けしているのをただ眺めているだけの王妃を見て、妹ダルレのために拾ったハシバミの実を王妃にあげ、この実を噛むと家の守り神(トッケビ)が願いをかなえてくれると、教える。
ハソンの妹のダルレは、妓楼でシン・チスの息子に目をつけられ、使用人に騙されてシン・チス邸に連れて行かれる。その頃、王に夜食を運んできた女官ケファから身の上話を聞いたハソンは地方官たちの不正に怒り、夜食を食べるように勧め、夜食を口にした途端女官が死亡する。自分が王の身代わりに死ぬ役目であることを悟ったハソンは、心配して駆けつけてくれた王妃に謝り王宮から逃亡する。妓楼に戻り、妹の身に起きたことを知ったハソンは、シン・チス邸に乗り込むが叩きのめされ、シン・チスに犬一匹の対価2両で追い返されてしまう。
芸で王様の役をしていたとはいえ、漢字の読めないハソンが流刑地で監禁することを意味する「圍籬安置(ウィリアンチ=위리안치)」という難しい言葉は読めない。これをハソンに教えた人物は?勝手なことをしたハソンを叱りつけながらも、「掟より天の道理」を説くハソンの願いを聞き入れるイ・ギュ。ハソンの優しさに触れ、せっかく心を開き始めた王妃がまた傷つく。死亡した女官役を演じたのは「六龍が飛ぶ」でチョン・ユミの少女時代を演じたパク・シウン。映画版では日本アカデミー賞を受賞したシム・ウンギョンが演じた。
王妃のテーマ曲はクラシックのセレナーデ。韓国と西洋のクラシックの融合もまた本作の魅力の一つ。
シン・イギョム役(チェ・ギュジン)■第4話
王宮から逃げ出したハソンだったが、妹ダルレを襲ったシン・イギョムに復讐するため、再び王宮に戻り、「徹底的に踏みつぶして殺す術を教えてほしい」と、イ・ギュに頼む。毒殺された女官に毒を盛ったと思われる女官が首をつって死亡する。大妃の仕業を疑うシン・チスは、キム尚宮からこのところ王が薬を求めないと報告を受ける。
一方、山奥の寺に身を潜めて療養する王イ・ホンは、弟のユルを殺した罪悪感に苛まれ、まだ弟が生きているかのような幻聴が聞こえるようになっていた。壊れていく王を見たイ・ギュは、かつての同志で医官でもあった僧侶チョンセンになんとか治す術を見つけてほしいと頼む。正体を聞くチョンセンに、キル師匠が亡くなりチョンセンが牢で危篤だった時に助けてくれた人物だと教える。
朝廷では、大妃が王を引きずりおろそうと晋平君と機を狙っていた。王イ・ホンの了承を得た都承旨イ・ギュはハソンとともに、刺客を放った黒幕探しを始める。最初にイ・ギュが目を付けたのは、イ・ホンに実子と実父を殺された恨みを持つ大妃。「大妃様の前で一騒動起こせ」と命じられたハソンは、その通りに実行するが、王妃に苦言を呈されてしまう。殺害された女官ケファンの遺族を気にかけるハソンは、王妃がすで遺族への配慮をきめ細かく指示したと聞き、そんな心優しい王妃から憎まれるのが辛いとチョ内官に愚痴る。晋平君は、狩りで王を暗殺する計画を立てる。そして左議政シン・チスもまた、自分の配下の者たちを役職につけ、朝廷を支配しようと画策していた。
王宮に戻ったハソンを見て王イ・ホンと見間違うほど、ハソンの心は痛んでいた。そんなハソンを無事に王宮に戻れるようにしてやり、ダルレたちを別の場所で匿ってくれたのは妓女ウンシム。そんな彼女が口にする「キル・サムボン」という人物は、かつてイ・ギュと志を同じくしていた仲間たちの師匠。これについては【都承旨の師キル・サムボンは、映画の都承旨?】で詳しく解説している。
ハソンに苦言を呈した夜、いつものように“百花茶”を飲むシーン。女官エヨンの粗相でハシバミの実が転がり落ちる。その時の王妃のうろたえた表情、「また失望するのが怖くて王(ハソン)に優しくできない」という本音…すでに王妃の心はハソンに傾いている。それにしても壊れていく王イ・ホンを演じるヨ・ジングの狂気の演技がスゴすぎる。一方、王妃に叱られてしょんぼりのハソンを演じるヨ・ジングは可愛い。そんなハソンとチョ内官は今ではおやつを分け合って食べる仲の良さ。晋平君の狩りの誘いに応じるハソン。イ・ギュとチョ内官の心配をよそに見事な弓の腕前を披露するハソン。いったいハソンはなぜそんなに弓が上手いのか?
◇テレビ東京「王になった男」番組公式サイト
2020.10.13-11.13 月~金08:15-09:11 地上波初放送
◇「王になった男」予告動画
【作品詳細】【「王になった男」を2倍楽しむ】
【映画版】↓