ヨ・ジング主演「王になった男」第5-6話あらすじ:狩場の暗殺と王妃に廃位の危機?テレビ東京
第4話(16話版の第3話)あたりまでは映画版の大筋をなぞってきたが、今回紹介する辺りからは完全にドラマオリジナルストーリー!映画版とは全く違うハラハラドキドキ、そして胸キュンたっぷりに物語は展開していく!ヨ・ジング主演の韓国時代劇「王になった男」(全24話)第5話と第6話のあらすじと見どころを紹介、予告動画は公式サイトで視聴できる。
※テレビ東京で2020年10月~11月に地上波初放送された時に紹介したものです
「王になった男」は、イ・ビョンホン主演の大ヒット映画をドラマにリメイク。【「王になった男」を2倍楽しむ】では、ドラマの見どころや韓国での評判、主人公のモチーフになった朝鮮王朝の王・光海君についてなどをまとめて紹介している。
■キャスト⇒【押さえておきたい登場人物8名の人物設定】
王 イ・ホン(2役):ヨ・ジング
道化師 ハソン(2役):ヨ・ジング
王妃 ユ・ソウン役:イ・セヨン
都承旨 イ・ギュ役:キム・サンギョン
妓女 ウンシム役:チョン・ヘヨン
チョ内官役:チャン・グァン
左議政 シン・チス役:クォン・ヘヒョ
護衛武士 チャン・ムヨン役:ユン・ジョンソク
※オリジナル16話版を視聴しているために、カットされた場面やあらすじが前後する場合もある事をご理解ください。
王妃ユ・ソウン役(イ・セヨン)■第5話
狩りの日、晋平君が猟犬を連れてくる。それは王イ・ホンが下賜した獰猛な犬で、“王”ハソンに向かって今にもとびかかろうとする。ところがハソンが近づくとおとなしくなる。いよいよ狩りがスタート。ハソンにシン・イギョムが同行することに。怒りを抑えきれないハソンはイギョムに矢を向けるが、そのまま死なせると妹ダルレを襲った罪を隠すことになると思い、留まる。そして狩りの最中に刺客に矢を射られたハソンは、事前に何の警告もしなかった都承旨イ・ギュに怒りながらも、刺客の重要な手掛かりとなる“矢先”を渡す。イ・ギュはチャン武官に犯人と物証を得るように命じる。
一方、王宮ではチョ内官が、「当分大妃への挨拶を控えるように」というハソンからの伝言を王妃に伝える。王妃が伝言の真意を確かめようと狩りから戻ったハソンの元へやって来る。その時、猟犬が王妃に襲い掛かり、ハソンが身を挺して王妃を守る。“王”に噛みついた犬を殺そうとする晋平君をハソンが止める。冷酷な王に対し心を閉ざしていた王妃は、“王”ハソンの変化に気づき、次第に心惹かれていく。夜、王妃が一人で願掛けの池に小石を投げていると、ハソンがやって来る。2人で心安らかなひとときを過ごした王妃は“百花茶”なしで夜を過ごす。
ある日、王妃を側室の宣化堂と淑媛たちが訪ねる。出された茶を飲んだ宣化堂は、茶に入っていた毒により倒れてしまう。御医は、原因は毒草であり、中宮殿でお茶を飲んだ後に体調を崩したとハソンに報告する。さらには宣化堂を呪い殺そうとした証拠や証人まで現われ、王妃にとって不利な状況になっていく。
都承旨イ・ギュやチョ内官を仰天させたハソンの弓が、まさか小銭稼ぎのための的当てに鍛えられたとは…。またハソンはいったいどんな作戦で猟犬を手懐けたのか?これは狩りの後に犬に噛みつかれたときも、ドラマ後半、明との駆け引きでも役に立つので、イ・ギュに種明かしするのでお聴き逃しなく。さあ、弓矢で証明した“力”、猟犬の“知恵”、そして怒りのままにイギョムを殺さなかった“冷静さ”、さらに王妃を守った“勇気”に、犬を殺させなかった“寛大さ”。これこそが国を治める者、かつてのイ・ホンはそうだったかもしれない。イ・ギュの複雑な表情はそれを感じたから?
願掛け。蛍が舞いセレナーデが流れる最高にロマンチックなシーン。王妃にどんな願いかと聞かれ「あなたの笑顔が一度見たい」と答えるハソン。小石につまずいた王妃のために、小石を足ではじきながら歩くハソン。それがさりげなくできるハソンに、王妃ならずとも胸キュン必至だ。チョ内官と2人のシーン。鉦の音とともに運び込まれるのは膨大な書物。漢字を教えてほしいというハソンのリクエストにチョン内官が応えたのだ。ところで韓国語が聞き取れる方は、誰もいないところでもチョ内官がハソンに尊敬語を使っているのにお気づきだろうか?
宣化堂が倒れたと聞いたハソン。まずは王妃は無事だったかと聞き、宣化堂については「鉄でも食べそうだ」と、なんとも酷い印象を口にする(笑)。
左議政シン・チス役(クォン・ヘヨン)■第6話
宣化堂に毒を盛った犯人とされたのは、王妃付きのパク尚宮であった。だがこれは御医まで抱き込んだシン・チスとキム尚宮の企み。シン・チスは必要とあらば姪さえも犠牲にする奸臣。取り調べが進む中、パク尚宮は毒殺される。死因の毒は女官ケファの毒と同じ。イ・ギュは宣化堂に毒を盛った者とパク尚宮殺害は別かもしれないと考えるが、朝廷では王妃の仕業と考え王妃の廃位を訴える。そんな中でも王妃は死亡したパク尚宮の実家を気遣い、女官エヨンをパク尚宮の実家に送る。ところがこの善行が幸運をもたらす。大妃が王妃を呪っていた証拠の品を女官エヨンがパク尚宮の親族より手に入れたのだ。
王妃は自分の無罪実証のためではなく、王のために利用してほしいと証拠の品を渡し、都承旨イ・ギュも三度も王を暗殺しようとした大妃廃位に使おうと考える。ところが王妃を救いたいハソンは、イ・ギュの許可なく、大妃の罪を不問に付す代わりに、パク尚宮を殺害した犯人を差しだすよう迫る。実行犯の自白により廃妃を免れる王妃。だが左議政シン・チスはこれを機に大妃の廃位をハソンに願い出る。無実の王妃だけでなく大妃まで廃位しようとするシン・チスに、ハソンの堪忍袋の緒が切れる。シン・チスは必死に自身の忠心を訴えるが、ハソンはシン・チスを一喝し、王妃の無実と大妃の罪を不問にすると告げる。
一方、大妃の罪の証拠で王イ・ホンの安全が確保できると考えたイ・ギュは、イ・ホンを連れ戻そうと寺へ向かう。ところがイ・ホンは完全に心を病んでいた。そんな王の姿に衝撃を受けたイ・ギュは、ある決意を固める。王宮に戻ったイ・ギュは、ハソンを平服に着替えさせ山へ連れ出し…。
王宮で生き抜く心得は「徹底的に踏みつぶして殺すか、徹底的に無視するか」の2つ。なぜなら、王妃や側室たちの役目は王に気に入られ王子を産むこと。外戚として権力を握るための実行隊だから、王は誰にも味方してはならないのだ。それを知っているからこそ王妃は「信じるが力にはなれない」という王の言葉を恐れたのだ。だがハソンは王ではない!
王妃の優しさのお陰でエヨンが手にした証拠の品とは?そして証拠の品を都承旨イ・ギュに渡してしまったのに、ハソンはどうするのか?ハソンの一世一代の大芝居をお見逃しなく。自分を守ってくれた“王”ハソンの「王妃の笑顔が見たい」という願いを叶える王妃の微笑みが美しい。
いよいよ王宮を去る時が来たと覚悟を決めるハソンが、世話になったチョ内官にどんなお礼をするのか?そしてイ・ギュは何を決心したのか?
◇テレビ東京「王になった男」番組公式サイト
2020.10.13-11.13 月~金08:15-09:11 地上波初放送
◇「王になった男」予告動画
【作品詳細】【「王になった男」を2倍楽しむ】
【映画版】↓