人間の野望と愛憎を描いた「連続ドラマW 華麗なる一族」に内田有紀&麻生祐未が出演決定!

2020年11月11日06時00分ドラマ

WOWOW開局30周年記念「連続ドラマW 華麗なる一族」主役・万俵大介役に中井貴一、その長男・鉄平役に向井理、次男・銀平役に藤ヶ谷太輔と父子に、この度、大介の愛人・高須相子役を内田有紀、大介の妻・万俵寧子役を麻生祐未が演じることが決定!公式サイトでは予告動画を公開している。



2016年、WOWOW開局25周年記念として放送され話題となった、山崎豊子原作の「連続ドラマW 沈まぬ太陽」。そして2021年、開局30周年を迎えるWOWOWは、同じく山崎豊子の傑作小説を原作にした「連続ドラマW 華麗なる一族」を放送する。
大阪万博を間近に控えた日本の高度経済成長期、富と権力獲得の手段として、関西の政財界で閨閥(けいばつ)を張り巡らす阪神銀行の頭取・万俵大介を中心に、一族の繁栄と崩壊が描かれる。
脚本には、「連続ドラマW 沈まぬ太陽」など人物描写を丁寧に重ねていく幹の太いシナリオに定評のある前川洋一。
監督は、映画『劇場版コード・ブルードクターヘリ緊急救命-』や数々の名作ドラマを手掛けた西浦正記が務める。そして壮大な野望の実現に突き進む主人公・万俵大介を、2019年に公開された大ヒット映画『記憶にございません!』での好演も記憶に新しい中井貴一が演じる。

これまでに、主役・万俵大介役に中井貴一、その長男・鉄平役に向井理、次男・銀平役に藤ヶ谷太輔と父子のキャストが発表された。そしてこの度、大介の愛人・高須相子(たかす・あいこ)役を内田有紀が、そして大介の妻・万俵寧子(まんぴょう・やすこ)役を麻生祐未が演じることが決定した。
内田演じる高須相子は、表向きは住み込みの家庭教師だが、実態はその他に2つの大きな役割を担っていた。まずは、今後の阪神銀行を大きくすべく、そして万俵家の繁栄のために、息子・娘たちの縁談を司る、閨閥(けいばつ)作りだ。政官財界との繋がりを武器に、大介とともに政略的に組んだ閨閥が、着々とその実を挙げつつある。

そして、2つ目は、大介の愛人である、ということ。その政治力はさることながら、抜群の美貌の持ち主で、時として万俵家の娘たちをも圧倒し、大介を手懐けている。対して、麻生演じる大介の妻・寧子は、京都の公卿華族の子爵を父に持ち、戦前に老女付きで万俵家に嫁いだ元来の令嬢。戦後、昔のような執事や老女がいなくなり、家庭教師としてやってきた相子に妻・母の地位をじわじわと侵食され、妻妾同居という奇異な生活を強いられるようになるが、平静を保ち続けてきた。息子、娘たちからは確かな愛があり、感情が表立って出ない次男・銀平は特に、寧子の平穏を常に祈ってきた。悪夢のような毎日で、生気すらも失いかけているが、寧子もまた、息子、娘たちの幸せを第一に願っている。実は寧子のその虚ろな目の奥には、物語の終局へと繋がる、大介と鉄平の確執の秘密が隠されている。
妻とその座を侵す女性が同じ家で顔を合わせ、何気なく装い、さり気なく語り合う生活。愛憎劇を盛り上げる内田有紀、麻生祐未に注目だ。

「連続ドラマW 華麗なる一族」公式サイト

原作:山崎豊子『華麗なる一族』(新潮文庫刊)
脚本:前川洋一(「連続ドラマW 沈まぬ太陽」ほか)
監督:西浦正記(「コードブルー」シリーズほか)
池澤辰也(「WOWOW×東海テレビ共同製作連続ドラマ
ミラー・ツインズ Season1&Season2」ほか)
音楽:得田真裕(「MIU404」ほか)
チーフプロデューサー:青木泰憲
プロデューサー:高江洲義貴 稲葉尚人 佐藤雅彦
制作協力:角川大映スタジオ
製作著作:WOWOW
出演:中井貴一 向井理 藤ヶ谷太輔 麻生祐未 内田有紀 ほか
公式サイト