コロナ世界が話題!「恋する母たち」最終回、3人の母たちが幸せを掴む!第8話ネタバレあらすじと9話予告動画

2020年12月12日09時40分ドラマ
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ついに最終回!人生、決める時は決める!迷いを抱える杏(木村佳乃)、優子(吉田羊)、まり(仲里依紗)3人の母たちがそれぞれの幸せに向かって動き出す!柴門ふみ原作×大石静脚本の「恋する母たち」(TBS、金曜夜10時)12月18日放送の最終回、第9話あらすじと第8話ネタバレあらすじを紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



コロナ禍の中、斉木のこぼした「俺って、意外に弱いんだ」という言葉がリアルに思えた12月11日放送の第8話。最終回を目前に控え、大石静の世情に切り込んだ脚本を受けてTwitterでは「ドラマの中でもコロナは勘弁」「人の弱さや心の距離感を丁寧に描いている。ただの不倫ドラマではない」と視聴者からは賛否両論の声が持ち上がり「恋する母たち」がトレンド入りを果たした。また、マスク姿や、閑散とする本屋、そして赤坂剛(磯村勇斗)の「リモート会議」など今では日常となった風景がドラマでも登場し話題を呼んだ。

一方で主人公の3人の母たちにも大きな変化が訪れた。杏は妊娠からの流産という悲しい出来事を経験し、まり(仲里依紗)は父親が夫・繁樹(鈴置玲央)か丸太郎(阿部サダヲ)かわからないまま男子を出産。赤坂への未練がある優子(吉田羊)はついにシゲオ(矢作兼)と離婚した。ここ数話、元気のない赤坂と優子の姿が続いたが、以前「優子さんの欠点は結婚しているところ」と言った赤坂の言葉を思い出すと、フリーになった優子と赤坂のハッピーエンディングもあるのかも?と期待が高まった。

そして、ついにラストを迎える12月18日放送の第9話では、杏と斉木の間に小さなズレが生じる中、記憶を取り戻した慎吾(渋川清彦)が杏の前に現われる。そして繁樹との離婚話が難航し、丸太郎のもとへ行けないでいるまりの背中を優子が後押し!そんな優子は有馬(結城モエ)から赤坂と結婚すると告げられる・・・。果たして人生のターニングポイントで3人の母たちを待ち受ける運命の結末とは?そして、「性欲はもって3年。その先人生は50年も続くのよ。」や「人を愛することは素敵なこと」、「夫婦は愛と憎しみ、両方あって一人前だよ」など数々の胸に刺さる台詞が登場した「恋する母たち」だが、最後にどんな名台詞が飛び出すのかも楽しみにしたい。

■第8話ネタバレあらすじ
杏と斉木は研(藤原大祐)や優子、まりに見守れながらささやかな結婚式を挙げ、新婚生活をスタートさせた。研は祖母の綾子(夏樹陽子)の家で父・慎吾と共に暮らすことになっていた。杏は、ずっと犬を飼いたかったと斉木に相談すると、斉木は保健所へ行って里親を探している犬を引き取ろうと言った。

結婚式から帰ってきたまりは、繁樹(鈴置玲央)に強引に押し倒されてしまう。求められながらも、まりは冷え切った繁樹との関係に嫌気がさしていた。そして次の日、丸太郎に会いに行ったまりは「温泉の続きをして欲しい」と突然言い出すのだった。一方、優子のもとに与論島へ行ったシゲオから、ゲイの少年を主人公にした新作を書きだしたとメールが届いた。小説を読んだ優子はさっそくシゲオに連絡して、出来栄えを絶賛した。

2019年12月24日、まりは丸太郎に妊娠の報告をした。繁樹か丸太郎かどちらの子かわからない状況だったが、同じタイミングで杏も妊娠していることがわかった。斉木は子供が出来たことを喜んだ。それは叔父の家で育った斉木にとって家族の温かみを感じられる瞬間だった。

2020年、元旦。シゲオと大介(奥平大兼)が東京に帰って来て、優子は久しぶりの家族団らんを楽しんだ。離れて暮らしたから仲良く過ごせるようになったとしみじみするシゲオ。一方、斉木家では研が新年の挨拶にやって来た。研は慎吾の家庭教師のお陰で成績が伸びたと報告し、友達と会うからと言って早々に斉木の家を後にした。その頃、自宅でおせちを食べていた綾子は慎吾が記憶を取り戻しつつあることを知った。

優子とシゲオは正式に離婚し、親権は優子だが大介は与論でシゲオと暮らすことになった。その夜、シゲオや大介が寝ている横で優子は赤坂のことを思い出していた。「お買い物チャンネル」に出演するまりは、繁樹のスキャンダルがきっかけでネットで誹謗中傷を浴びてしまう。綾子はそれでもまりを起用しようとしたが、心が折れたまりは「お買い物チャンネル」を辞めてしまった。

ベビーベッドを買い、わが子の誕生を心待ちにする斉木だったが、杏が勤める不動産会社の高根から杏が出血して救急車で運ばれたと連絡が入った。杏は流産してしまい、斉木と共に帰宅した。組み立てられたベビーベッドを見て涙を流す杏を肩を斉木が優しく抱いて慰めた。

月日は経ち、新型コロナウィルスの感染が広がる中、斉木は杏まで失いたくないと外出することに神経質になっていた。犬の散歩は1日5回行くのに、杏が外出することは嫌がる斉木。杏は彼の様子がおかしいと優子に相談した。そこで優子は車で迎えに行くから千葉に来るよう杏を誘い出した。久々の解放感を味わう杏に「家にこもってればいいってもんじゃない」と優子は励ました。そんな優子は赤坂への思いを断ち切れずにいる様だった。その頃、赤坂は本屋でシゲオの小説「エシャロット」を手にしていた。

東京に帰った杏は、犬の散歩に来ていた斉木を見かけて声をかけた。元気がない斉木は、子供を失い、コロナの世界になったことで将来への不安を抱えていた。そして自分は意外と弱んだと弱音を口にした。そんな斉木に杏は焦らずゆっくり歩いて行こうと明るく語りかけた。その夜、赤坂から連絡が入り、優子は久しぶりにリモートで赤坂と話をした。赤坂は「エシャロット」の感想や、有馬との付き合いが続いていることを優子に伝えて通信を切った。しかし優子は離婚したことは伝えられなかった。

2020年10月、まりは無事に男の子を出産していた。繁樹が公認会計士の試験に合格すると、「あなたが立ち直った日に言おうと思っていた」とついに離婚を切り出した。

■第9話あらすじ
杏は斉木と幸せな結婚生活を送りながら、小さなすれ違いに悩んでいた。杏は斉木の考えていることがわからず、斉木も自分の気持ちを伝えることが出来ないでいた。一方、まりは繁樹に離婚を切り出すが、突然のことで繁樹は動揺する。しかし元不倫相手の山下のり子(森田望智)の話を思い出し、まりと丸太郎の調査を依頼する。

まりは杏と優子に離婚話が難航していることや、長く会っていない丸太郎の心が離れているのではないかと不安を打ち明ける。すると優子は家を出て、丸太郎のところに行くようアドバイスをする。そしてまりは思い切って丸太郎に会いに行くと・・・。

数か月後、優子は取締役の内示を受ける。喜ぶ優子は、そのことをまっ先にシゲオに伝えた。大介をモデルに書いた小説『エシャロット』が大人気のシゲオは、優子の出世を喜び、東京で食事を御馳走すると約束する。その後、宣伝部に立ち寄った優子は、有馬から赤坂と結婚することを告げられる。ある日、杏の職場に慎吾がやってくるのだが、そこへ斉木も現れて・・・。慎吾と斉木、2人を前に杏がとった行動とは?

TBS 2020年10月スタート。毎週金曜日放送、「恋する母たち」。出演:木村佳乃、吉田羊、仲里依紗、阿部サダヲ、小泉孝太郎、磯村勇斗、鈴置玲央、藤原大祐、奥平大兼、宮世琉弥、矢作兼(おぎやはぎ)ほか。番組公式Twitterアカウントは「@koihaha_tbs」。予告動画は番組公式サイトで公開されている。

TBS「恋する母たち」番組公式サイト

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