杉咲花「おちょやん」第6週「楽しい冒険つづけよう!」千代がピンチヒッターで主役に?!予告動画

2021年01月08日10時00分ドラマ
@NHK

NHK朝ドラ第6週「楽しい冒険つづけよう!」は、千代が小さいながらも役をもらって舞台に!ところが主役が怪我!なんと千代にその代役が回ってきた!千代はうまく演じられるか?そして、山村千鳥一座はどうなる?NHK朝の連続テレビ小説「おちょやん」第6週「楽しい冒険つづけよう!」(1月11日~1月15日)のあらすじと見どころをご紹介!予告動画は番組公式サイトで公開されている。



2021年1月4日から始まった第5週、ドラマの舞台は京都に移った。千代(杉咲花)が飛び込みで入った口入屋に紹介されたのは、「カフェー・キネマ」という店だ。ドラマを見ればわかるが、現代の「カフェ」というよりも「キャバクラ」に近い。客のチップが自分の収入になる。「岡安」でお茶子として働いているときも同じような方式だったが、今度は自分が接客をしなくてはいけない。酔った客から触られそうになったりするが、機転のきく千代はしっかりと対応する。このシーンや撮影所の守衛に何回も追い返されるシーン、特に禿げ頭のかつらまでかぶってやってくる千代の姿は、関西ならではの笑いのシーンで楽しく見ることができる。

その後、山村千鳥一座に女優としてではなく、お世話係として採用された千代だった。その座長・知鳥(若村麻由美)の命じる内容が不思議なものだ。家の周りを注意深く一周、逆回りで一周、新聞の誤植探し、四つ葉のクローバー探しと、いったいなぜ?と思うものばかりであるが、これは今後千鳥の過去が紐解かれるときにきっとわかると思われる。第25話でまず千鳥が死ぬほどつらい目にあった際に、四つ葉のクローバーを見つけて、それでもう一度やり直そうとしたことがわかった。

1月11日から放送される第6週「楽しい冒険つづけよう!」では、千代が夢見ている女優への道が一歩開かれる。それは、山村千鳥一座の存続の危機から始まる。千鳥のお世話係だった千代が、主役の怪我により代役を演じることに!思えば、千代は岡安に居たときにも、代役で一度舞台に立っている。その経験は活かせるのか?演技経験が少ない千代に千鳥は夜通し稽古をつける。初日、無事に主演を務めあげることができた。舞台に立つ喜びを実感した千代だが、一座が解散してしまうという。ついに、鶴亀撮影所の中に入り、面接を受けられるところまできた。しかし、そこに待ち受けているのはどうやら一筋縄ではいかない人々だった。

【第5週(2021/1/4-1/8)ネタバレあらすじ】
岡安の女将シズ(篠原涼子)の機転によって、父テルヲ(トータス松本)と借金取りに捕まらず、大阪・道頓堀を飛び出した千代(杉咲花)。大脱走劇から一夜明け、たどり着いたのは京都だった。一文無しの千代は一刻も早く働き口を見つけ、稼がなくてはならない。口入れ屋に紹介された店に急行すると、自分のことを「監督」と呼ぶ宮元(西村和彦)が営むクセの強いカフェー・「カフェー・キネマ」だった。働く女性たちは同部屋の真理(吉川愛)をはじめ活動写真に出演することを希望している。

そんな中で千代の生活が始まった。初日、客に手を握られる女給たちを見て固まる千代だったが、生きるためと腹をくくり、持ち前の機転と口達者も幸いし、悪酔い客の撃退に成功する。その光景を見た黒木という社長から、活動写真への出演を誘われる。最初は乗り気ではなかった千代だが、真理と話すうちに、活動写真で有名になれば、弟ヨシヲが会いに来てくれるのではないかと思いつき、黒木社長の誘いを快諾する。黒木に連れられて出資者にも愛にゆく。しかし、黒木は詐欺師だった。黒木は逮捕されてしまった。幸いにも千代には被害がなかった。

そもそも女優なんて全く興味がないと、その夜も平然と女給として働き、チップを稼ぐ。しかし、ふと一人になると突然、悔しさが込み上げてくる。不覚にも、この騒動をきっかけに自分の本当の思いに触れ、千代は戸惑うのだった。自分が女優になりたいと思っていることに気が付いてしまった。カフェーの女給仲間の真理と洋子(阿部純子)が、女優試験に合格したと喜ぶ姿を目の当たりにした千代は、自分も女優になりたいという正直な思いをカフェのみんなに告白する。

その日以来、千代の撮影所通いが始まった。しかし約束も無いまま、守衛に門前払いを受ける日々。そんな折、真理の紹介で山村千鳥一座という劇団の試験を受けることになった。千代の前に現れたのは、鬼の形相の山村千鳥(若村麻由美)、その人だった。

山村千鳥一座の試験での千代の振る舞いは散々なものだったが運良く合格する。だが喜んだのもつかの間、合格したのは役者としてではなく、千鳥の身の回りの世話役としてだった。千鳥は口が悪く、芝居にはとてつもなく厳しい座長だった。いつか芝居の稽古を見てもらうため、懸命に掃除・洗濯など身の回りの世話に徹する。しかし千鳥と清子(映美くらら)の会話から劇団の存続が危ういことを知ってしまう。清子は、宝塚歌劇で演じて話題となった『正チャンの冒険』をやろうというのだ。しかし、千鳥はもちろん大反対。清子が書いてきた脚本も庭に投げ入れてしまう。そんな千鳥に反発した千代は「お世話様でした。というか、お世話しました」と啖呵をきって出てきてしまった。

「カフェー・キネマ」に清子がやってきてくれた。そして、千鳥の過去が語られる。辛い過去を乗り越えて、芝居をしたいと思う女性にもチャンスをくれているということがわかり、千代はもう一度家に行ってみた。そこには、一人で真剣に稽古をしている千鳥の姿があった。そこで、千代はもう一度、お世話係として採用してもらう。

【第6週(2021/1/11-1/15)あらすじ】
■第26話(月)
いつか芝居の稽古をしてもらえると信じ、座員にめっぽう厳しい千鳥(若村麻由美)の世話係をひたむきに続ける千代(杉咲花)。千鳥の課す不条理にも、次第に上手く立ち回れるようになっていく。その一方で、千鳥一座の客入りは日に日に減っていく。そんな折、千鳥は三楽劇場の劇場主から、このまま客の不入りが続くのであれば、半月後には出て行って欲しいと言われてしまうのだった。

■第27話(火)
客の不入りが続けば半月後に劇場を追い出されるという、崖っぷちの千鳥一座。座員の清子(映美くらら)は、一座に客を呼び込むため、子供に人気の芝居『正チャンの冒険』の公演を再び提案する。結果、猛反対する千鳥(若村麻由美)抜きでの上演が決まり、稽古の日々が始まる。千代(杉咲花)も小さい役をもらい、初稽古に励みながら、千鳥の世話係もこなす日々。そんな中、図らずも千鳥が女優を志した理由に触れるのだった…

■第28話(水)
千鳥一座の『正チャンの冒険』上演の本番前日、足を怪我した清子(映美くらら)。この最大のピンチに、主役の正ちゃん役を託されたのは千代(杉咲花)だった。驚きあきれる千鳥(若村麻由美)は猛反対するが、千代も座員たちも、「楽しみに待つ客や子どもたちを裏切れない」と一歩も引かない。最後は千代の正チャン役で上演を決行する一座だったが、いざ稽古に入ると困ったことが起こる。千代の声が客席まで十分に届かないのだった

■第29話(木)
『正チャンの冒険』の本番当日。劇場にはたくさんの客と子どもたちが足を運ぶ。その中には、別れた夫が引き取った息子と芝居を見る洋子(阿部純子)の姿もあった。千鳥(若村麻由美)の夜通しのなぎなた稽古のお陰もあり、何とか初舞台を成功させた千代(杉咲花)だった。カフェーの店長・宮本からは、舞台成功のお祝いに、あることを許される。一方、人気で延長公演となった千代と座員の姿を見て、険しい顔をする千鳥だった…

■第30話(金)
突然の山村千鳥一座の解散。千鳥(若村麻由美)からの紹介で、再び鶴亀撮影所の門前にやってきた千代(杉咲花)。かつて千代が門中に入ろうとすると抵抗し続けた守衛の守屋(渋谷天外)が素直に門を開けてくれて、鶴亀撮影所に初めて足を踏み入れたことに、嬉しさが込み上げる。さらに所内を案内する助監督・小暮(若葉竜也)から、女優と呼ばれ舞い上がる。しかし、その先には、癖の強い所長と監督による面談が待ち受けていた…

【作】八津弘幸
【出演】杉咲花、成田凌、トータス松本、西村和彦、吉川愛、阿部純子、六角精児、若葉竜也、渋谷天外、井川遥、若村麻由美他
【語り】桂吉弥
【音楽】サキタハヂメ
Twitter公式アカウント「@asadora_bk_nhk」

「おちょやん」番組公式サイト
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 <総合>(月~土)午前8時~8時15分/午後0時45分~1時[再]
 <BSプレミアム>(月~土)午前7時30分~7時45分/午後11時30分~11時45分[再]
   (土)午前9時30分~11時[1週間分]

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