『マーメイド・イン・パリ』恋に気づきはじめた人魚と男を切り取った本編映像解禁!

2021年01月29日20時00分映画

パリを舞台に人魚のラブストーリーを描いた映画『マーメイド・イン・パリ』が、2月11日(木・祝)より全国ロードショー!恋を知らない人魚と恋を捨てた男がデュエット!?恋に気づきはじめた2人のシーンを切り取った本編映像解禁。



恋の都パリ。セーヌ川に浮かぶ老舗のバーでパフォーマーとして働くガスパールは、ある夜、傷を負い倒れていた人魚を見つける。ルラと名乗る人魚は、美しい歌声で出会う男性を虜にし、心臓を破裂させ命を奪っていた。ルラは、ガスパールの命も奪おうとするが、過去の失恋から恋する感情を捨て去ってしまったガスパールには、その歌声が全く効かなかった!
恋を知らぬまま、美しい歌声で男性を魅了し、その命を奪ってきた人魚ルラ。恋を捨ててしまった心優しい男性ガスパール。ふたりの男女が、偶然にもパリで出逢い恋に落ちる。おとぎ話のようなこの恋物語をドラマチックに描いたのは、フランスのカリスマアーティスト、マチアス・マルジウ。主演にニコラ・デュヴォシェル、マリリン・リマを迎え、共演にはロッシ・デ・パルマをはじめ、ロマーヌ・ボーランジェ、チェッキー・カリョらフランスの名優が脇を固め、忘れがたいアクセントとなっている。

この度解禁となったのはルラとガスパールが録音ブースでレコードの収録を行うシーン。次第に心を通わせはじめていた二人は、ガスパールの発案でオリジナルの歌をレコードとして残すことに。「僕の浴室の人魚 ゴムのアヒルたちの女神 どうやって僕の悲しみを消し去ったんだい?」と歌うガスパールに、「あなたは少しずつ私に恋しているの 私の歌を聞いた男は誰だってそうなる」と答えるルラ。対して「今の僕は喜びを忘れた壊れたオモチャさ もう扉は閉ざした僕には免疫がある」と牽制するガスパール。しかし、電話ボックスのような狭い録音ブースで見つめ合う二人の唇は次第に近づきー。まだ恋に気づいていない二人の心ときめくシーンとなっている。また、レトロな録音ブースヴォイス・オ・グラフ”にもアーティストである監督のこだわりを感じることができる。

主題歌でもあるこの楽曲をはじめ、劇中の音楽はマチアス・マルジウ監督が率いるバンド、ディオニソスが手がけており、監督の才能が遺憾なく発揮されている。歌唱にも挑戦したルラ役のマリリン・リマは「歌うことに魅了されたわ。マチアスは私たちを信頼してくれたし、コーチは素晴らしかった。記録的な早さで私たちを上達させたわ」と語る。
またガスパールを演じたニコラ・デュヴォシェルは「自分とは全然違う声の他人の曲を歌うのは必ずしも単純なことではない。でも素晴らしかったよ。マチアスも僕も音楽の愛好家だからね!」と語りキャストたちは歌うことを満喫したようだ。監督は「ニ人の俳優には、まるで協定を結ぶかのように歌を歌ってもらいました。彼ららしさが出て今の人物が出来上がりました。今思うとニコラとマリリンにしか演じられなかった役だと思います。」と二人が挑戦した歌唱について賛辞を送っている。

『マーメイド・イン・パリ』2月11日(木・祝)新宿ピカデリーほか全国公開!

恋に気づきはじめた2人のシーンを切り取った本編映像

『マーメイド・イン・パリ』公式サイト

出演:ニコラ・デュヴォシェル、マリリン・リマ、ロッシ・デ・パルマ、ロマーヌ・ボーランジェ、チェッキー・カリョ
監督:マチアス・マルジウ 原題:Une sirène à Paris 2020/仏/102分/G
提供・配給:ハピネット 配給協力・宣伝:リージェンツ
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
©2020–Overdrive Productions–Entre Chien et Loup–Sisters and BrotherMitevski Production–EuropaCorp-Proximus