長澤まさみ追っかけ講談師・旭堂南鷹が 高座の中心で、“長澤愛”をさけぶ!

2021年02月02日01時41分芸能
動画より キャプチャー。

【古典芸能・演芸】長澤まさみを追っかけ、長澤まさみに取材して講談を創りたいと、講談師・旭堂南鷹が切に願う動画が、Youtube「上方講談協会チャンネル」および「四谷座」サイトで公開されている。

近年、若者にも人気の講談。高座に置かれた釈台と張り扇を武器に小気味いリズムで政談や歴史にちなんだ読み物を観衆に向けて見事な話芸で読み上げる、あの日本の古典芸能だ。人の知的興味を引き出しながら、聞き手を話の世界に引き込む600年続くこの伝統話芸で、ひたすら女優・長澤まさみ愛を叫ぶ講談師がいる。上方講談師 旭堂南左衛門の弟子・旭堂南鷹である。

旭堂南鷹は、マイケル・ジャクソンが自伝で「最も優れたエンターテインメントはストーリーテラー(語り部)である」と語っていたのをきっかけに、講談師を目指したという変わり種。趣味の競馬を活かした「競馬講談」のほか、『五代友厚』『龍馬翔る』などの幕末明治物の新作講談や、『マイケルジャクソン』など、創作した講談は多岐に渡る。

そんな南鷹が、「長澤まさみに取材をして、講談を創りたいと切に願う一席」を動画で訴えている。

旭堂南鷹旭堂南鷹「800年前の源義経を、500年前の信長、秀吉、家康のいた戦国時代を連綿と語り継いできた講談で長澤まさみを語りたい!」
から始まり、長澤が出演した、松尾スズキの新作ミュージカル『フリムンシスターズ』を講釈している。さすが長澤まさみの追っかけを自称するだけあって、作品そっちのけで“生・長澤まさみ”がリアルに見える描写を弁舌鮮やかにやってのけている。そして後半では2004年『世界の中心で、愛をさけぶ』からどのように長澤まさみが進化したのかを朗々と語る。
※南鷹が感動した『フリムンシスターズ』の作品紹介と、長澤まさみ×秋山菜津子×阿部サダヲによる鼎談はコチラで詳しく紹介している⇒02/01navicon記事

大変なのはこれを「長澤まさみに取材ができるまでやめません!」と訴えているところだ。さらに、あわよくば…と長澤の「谷四座」出演を密かに狙っているようだ。果たして大女優・長澤まさみが谷四座に出演することはあるのか?

ちなみに「谷四座」というのは、座長の旭堂南鷹を中心に南亰、南扇、南雲、南歩の5人に加え、玉田玉秀斎、玉山で構成された講談一座。南鷹はこのサイトで「長澤愛」をマシマシで語る「月刊 長澤まさみ」や、今年からスタートした新企画「世界で一番短い講談 百文字」で長澤まさみ愛を叫んだりもしている。
サイトでは、無償講談番組を多数公開しているので、長澤まさみや講談好きはもちろん、これまで講談を聞いたことがなかったという方もチェックしてみはいかがだろうか。



Youtube「上方講談協会」チャンネル
「谷四座」公式サイト

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