パク・シフ「風と雲と雨」第5-6話あらすじと見どころ:世に求められし者~切り開かれた運命!(全21話版)WOWOW
WOWOWで2話連続放送中の韓国ドラマ「風と雲と雨」(全21話版)は、パク・シフ9年ぶりの韓国時代劇でコ・ソンヒとチョン・グァンリョルと共演した話題作!今回は4月9日(金)放送の第5話~第6話の詳しいあらすじと見どころを紹介、番組公式サイトではパク・シフからのコメント入りの予告動画が公開されている。WOWOWオンデマンド配信も。
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「風と雲と雨」は朝鮮最高の観相師と神力を持つ王女、運命に翻弄される愛の行方とキングメーカーたちの王位争奪戦を描くアクション・ロマンス時代劇。
【「風と雲と雨」を2倍楽しむ】では、全28話版のネタバレあらすじやネタバレなしのあらすじ、ドラマの見どころや制作記者会見、パク・シフ初のファンイベント再現レポートなどまとめて紹介している。
■第5話「世に求められし者」⇒完全ネタバレ6-7話/全28話版
チョンジュンに助けられたボンリョンは急いで王宮に戻るもビョンウンに見つかってしまう。こんな夜にどこで誰と会っていたのか問い詰められ、答えられずに困っていたボンリョンだったが、ナハプの助け舟によってその場をやり過ごすのであった。
一方、国が運営する子供たちを預かる施設がキム・ジャグンの命によって撤去されそうになり、手下のサングァンらが暴れ放題。ジャヨンに助けを求められたチョンジュンは王族に手紙を書き撤去中止を訴える。その手紙の存在を知った興宣君はチョンジュンのもとを訪ね、自分が王に取り次ぐ見返りに占い師達が集まる場へ参加するよう頼む。そして有名占い師達の集まりに出向いたチョンジュンは、そこでも実力を見せつける。そこで個別に呼ばれイ・ハジョンの父の四柱を見せられるや否や「この方に息子はいない」と述べるチョンジュン。的外れな発言にイ・ハジョンは鼻で笑い追い返そうとするも「正確に申し上げれば、この方の息子は短命である」という予想だにしない予言に驚くのであった。そしてボンリョンもまた、大妃に呼ばれ同じ人物の未来を見ていた。物に触れるだけでその人物の映像が浮かぶボンリョン、彼女もまたチョンジュンと全く同じ予言をするのであった。
腕試しで一番となったチョンジュンに王から約束の書状が下されるが、結局施設は結局取り壊されることになってしまう。現場に駆けつけたチョンジュンは暴れているサングァンらを止めに入っていたが、何者かに背後から襲われ、倒れてしまう。意識を失う前に最後の力を振り絞って振り返ると、そこにはインギュが笑いながら立っていた…。
ジャヨンに助けを求められたチョンジュンは施設を残すために王に直訴するという大胆な手段に出たが、その過程で王や王族のことを「弱者達を助ける能力がありかつ保護する義務がある存在」と述べている。今考えれば当然のことではあるが、当時それを正しく認識し行動に移すということがどれ程難しいことだっただろうか。どんな些細なことでもやってみようとする正義感の強さ、チョンジュンが民衆など周囲に慕われる理由だろう。また興宣君から「なぜ自分には手紙をくれなかったのか、待っていたのに」と問われ「権力も富も何もないからです」と答えるチョンジュン。冗談も含まれているのか本音なのか分かりづらいが、こんな風に答えてしまうのもチョンジュンの魅力の一つだろう。
そして第5話の一番の見どころは、興宣君に頼まれ向かった占い師達の集まりの場ではないだろうか。様々なタイプの占い師が集まっており、かつてチョンジュンがギャフンと言わせたインチキ占い師もいた。四柱の持ち主は誰かと問われ各々好き勝手に答えるシーンでは、段々と誰が本物で誰がインチキなのか分からなくなってくるだろう。そんな中でも実力を見せつけるチョンジュン。金一族と対立する国王候補者のイ・ハジョンの未来まで言い当てるシーンは何とも興味深く、またボンリョンもまた同じことを予言しており、やはりチョンジュン・ボンリョンの実力は確かなものなのだと再認識するだろう。
施設が取り壊されるとナハプから聞き、慌てて現場に向かおうとするボンリョンだが、外に出させまいとするビョンウンの命令によって足止めを食らう。だがここでボンリョンは何と、自分は王女だと刀を奪って周囲を威嚇し、馬に乗って走り去るのであった!このシーンは王女とは思えないたくましさを感じ、思わず驚くことだろう。しかしボンリョンが到着する前にチョンジュンは倒れてしまい…インギュの不敵な笑みは何とも不気味で、かつてチョンジュンの父が殺されたシーンが思わずフラッシュバックし、親子揃って同じ運命をたどってしまうのだろうか?!と不安になってしまうが…果たしてチョンジュンは無事なのだろうか!?
■第6話「切り開かれた運命」⇒完全ネタバレ7-8話/全28話版
施設が取り壊されると聞き駆けつけたボンリョンは、そこでインギュに連れて行かれるチョンジュンの姿を見るや否や怒りを抑えられずインギュを平手打ちする。そしてチョンジュンは自分が連れて帰ると言い張るがインギュはその場でボンリョンを失神させてしまう。そしてインギュに捕まったチョンジュンは、謀反に加担したとの自白書を書くよう強要され、顔に布を当て水をかけるなど激しい拷問を受ける。またインギュはボンリョンも利用しようと「チョンジュンを助けたいのならば自白書を書くよう説得させろ」と言い放ち、承諾したボンリョンはインギュ監視下の元で囚われたチョンジュンに会いに行く。体中傷だらけで疲弊しきったチョンジュンを見たボンリョンは泣いて謝りながらチョンジュンの手を取りつつ、自白書を書くよう伝える。はじめは驚くチョンジュンであったが実はボンリョンが脱出の話をしていると感づく。
そしてチョンジュンもまたとある作戦を閃く。自白書を書きながら、チョンジュンの監視をしているサングァンに運勢を見てやると話を持ちかけ、サングァンが奪われた絵を取り戻す方法や財宝のありかを自分は知っていると興味をもたせつつ、人生でたった一度の幸運が今日の深夜に訪れると教える。サングァンは疑心暗鬼ながらも深夜にチョンジュンの教え通りの場に行ったところ、本当に財宝を発見してすっかりチョンジュンを信じるように。こうして懐柔に成功したチョンジュンは続けて、後日サングァンが奪われた絵と自白書の交換を提案するのであった。そしてボンリョンの手配によってチョンジュンは見事脱出!途中囚われそうになるも、この日はちょうど月食…夜の闇に紛れ、更にはナハブまでもが助け舟を出し、見事脱出に成功したのであった。
一方、次期国王に自分たちの都合のいい人物を立てるため、国王候補のイ・ハジョンを陥れようとするキム・ジャグン。だが「この場に次期王の気が流れている」と言い突如キム家に現れるチョンジュン。すぐに捕まえようとするも、チョンジュンの実力を知っているイ・ハジョンがそれを制し誰なのかと問う。するとチョンジュンは、興宣君イ・ハウンの次男でまだ幼いジェファンこそが王の素質を持っていると公言し…!
拷問シーンは史劇にはつきものとは分かってはいるものの、インギュが笑いながらチョンジュンに拷問するシーンは辛くて見ていられない。更には「父親を殺してすまなかった」と全く反省していない表情でチョンジュンに言い放つのだから、インギュに対して怒りが込み上げてくるだろう。だからか、自白書を手に入れたインギュが喜ぶシーンでは「そう思い通りにはいかないぞ!笑っていられるのは今のうちだ!」と思わずインギュに対していい気味だと思ってしまう人も多いはず。それだけインギュ役のソンヒョクの演技が長けていることや、ドラマへの没入感が半端ないということを実感するだろう。
またチョンジュンが脱出に成功するまでの過程はお見逃しなく!本ドラマを見ていると、チョンジュンもボンリョンもいざというときの頭の回転の速さに感心せざるを得ない。勿論戦うシーンもあるが、このように機転をきかせて危機を乗り越えるシーンは見ていてハラハラドキドキ、痛快で見応えたっぷり!ドラマの大きな見どころのひとつだと言えるだろう。
■キャスト
チェ・チョンジュン役:パク・シフ
ポンリョン役:コ・ソンヒ
興宣大院/イ・ハウン役:チョン・グァンリョル
チェ・インギュ役:ソンヒョク
ほか
◇WOWOW「風と雲と雨」番組公式サイト
2021.03.26スタート 金19:00-21:30 2話連続放送
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【作品詳細】【「風と雲と雨」を2倍楽しむ】