日本アカデミー作品|シム・ウンギョン×松坂桃李『新聞記者』BS12で無料TV初放送!予告動画

2021年03月20日07時00分映画
(C)2019「新聞記者」フィルムパートナーズ

この国に、“メディア”は必要なのかー?2019年度の日本アカデミー賞で優秀作品賞など主要3部門を獲得!時事問題を鋭く追及した衝撃の社会派サスペンス映画『新聞記者』が3月20日(土)よる7時~9時15分まで、BS12 トゥエルビ<土曜洋画劇場>にて無料テレビ初放送する!予告動画は映画公式サイトで視聴できる。



『新聞記者』は、国家権力の闇に迫ろうとする新聞記者と、現政権に不都合なニュースのコントロールを任されたエリート官僚を中心に、報道メディアは権力とどう対峙するのかを問いかける衝撃作。ある新聞記者のもとに届いた、大学新設の極秘情報。その裏に隠された真実を追い求めるうち、彼女は国家を揺るがしかねない官邸とメディアの関係の“裏側”を目の当たりにする……。一方、若きエリート官僚は組織を覆う巨大な“闇”と向き合い……。『デイアンドナイト』の藤井道人監督がメガホンをとり、『怪しい彼女』のシム・ウンギョン、『孤狼の血』の松坂桃李のW主演。“日本の暗部”に鋭く切り込んだ作品で、フィクションの限界を超え賛否両論が巻き起こった。

映画は大ヒットし、「第43回日本アカデミー賞」で最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞のほか、6部門受賞した。松坂桃李が主演男優賞を受賞し、韓国人女優のシム・ウンギョンが、日本アカデミー賞史上初の外国人としての主演女優賞を受賞した。授賞式の様子とシム・ウンギョン、松坂桃李のスピーチはコチラで紹介している。シム・ウンギョンはその後も、2020年の秋ドラマ「七人の秘書」のメインキャストの一人として出演し、3月15日最終回を放送した「アノニマス」に特別出演するなど、日本でも活躍している。授賞式での「来年の司会頑張ります」の約束通り、昨日19日に行われた「第44回日本アカデミー賞」授賞式の司会を無事務めた。ちなみに、2020年度の最優秀作品賞は内田英治監督の『ミッドナイトスワン』だった。


若き演技派として国内外で高い評価を得るシムと松坂の演技合戦に引き込まれる『新聞記者』の無料テレビでの初放送は、BS12 トゥエルビにて2021年3月20日(土)午後7時~9時15分まで。

■あらすじ
東都新聞記者・吉岡(シム・ウンギョン)のもとに、大学新設計画に関する極秘情報が匿名FAXで届いた。日本人の父と韓国人の母のもとアメリカで育ち、ある思いを秘めて日本の新聞社で働いている彼女は、真相を究明すべく調査をはじめる。一方、内閣情報調査室官僚・杉原(松坂桃李)は葛藤していた。「国民に尽くす」という信念とは裏腹に、与えられた任務は現政権に不都合なニュースのコントロール。愛する妻の出産が迫ったある日彼は、久々に尊敬する昔の上司・神崎と再会するのだが、その数日後、神崎はビルの屋上から身を投げてしまう。真実に迫ろうともがく若き新聞記者と、「闇」の存在に気付き、選択を迫られるエリート官僚。二人の人生が交差するとき、衝撃の事実が明らかになる。

■スタッフ
監督:藤井道人
脚本:詩森ろば、高石明彦、藤井道人
音楽:岩代太郎
原案:望月衣塑子「新聞記者」(角川新書) 河村光庸
主題歌:OAU「Where have you gone」

■キャスト
シム・ウンギョン、松坂桃李、本田翼、岡山天音、郭智博、長田成哉、宮野陽名/高橋
勉、西田尚美、高橋和也/北村有起哉、田中哲

BS12「土曜洋画劇場」番組公式サイト
Youtube『新聞記者』予告動画