【アカデミー賞2021】ユン・ヨジョンが助演女優賞を受賞した韓国映画『ミナリ』はどんな映画!?

2021年04月26日17時30分 
(2021年04月26日17時34分 更新)
映画
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「第93回アカデミー賞授賞式」で、映画『ミナリ』に出演したユン・ヨジョンが韓国人俳優として史上初のオスカーに輝いた!現在公開中の映画『ミナリ』とはどんな作品なのかご紹介したい!なお、予告動画は公式サイトで公開されている。

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『ミナリ』は韓国系アメリカ人リー・アイザック・チョン監督がメガホンを取った2020年のアメリカ映画。主演は大ヒットTVシリーズ「ウォーキング・デッド」で人気を獲得したスティーヴン・ユァンで、その妻役には「スイッチ~君と世界を変える~」のハン・イェリが扮している。本作は1980年代にアメリカのアーカンソー州に移住してきた韓国人一家を描いた作品で、劇中ユン・ヨジョンは破天荒で毒舌な祖母スンジャを演じている。『ミナリ』はリー・アイザック・チョン監督自身の幼い頃の体験をもとに制作された作品で、英国アカデミー賞やSAG(全米映画俳優組合)賞など数々の賞を獲得している。
ユン・ヨジョン助演女優賞受賞スピーチ

『ミナリ』(미나리)は韓国語で香味野菜のセリを意味する。たくましく地に根を張り2度目の旬が最もおいしいことから、子供世代の幸せのために、親の世代が懸命に生きるという意味が込められている。

今回、第93回アカデミー賞授賞式で韓国人俳優として史上初のオスカーに輝いたユン・ヨジョン(73)は韓国俳優界のレジェンド。「がんばれ!クムスン」「棚ぼたのあなた」等、数多くの韓国ドラマに出演し、昔からの韓流ファンに彼女を知らない人はいない。最近ではバラエティ番組「ユン食堂」やシリーズ続編となる「ユンステイ」で多才な魅力を披露し、若者からシニアまで世代を越えて多くの支持を得ている女優だ。映画『ミナリ』では、そんなユン・ヨジョンのカリスマ的な演技が披露されている。

■あらすじ
韓国系家族ジェイコブ(スティーヴン・ユァン)一家は、一獲千金の夢を掴むべくアメリカ合衆国南部のアーカンソー州にやって来る。農業で成功することを夢見ているジェイコブだが、妻のモニカ(ハン・イェリ)はそんな夫を冷ややかな目で見ていた。モニカの母スンジャ(ユン・ヨジョン)も一家と同居することになるが、スンジャは並々ならぬ毒舌家だった。農場経営に苦戦するジェイコブは、困難に直面すればするほど成功への意欲を燃やすようになっていく。全てを犠牲にして農場経営に没頭するジェイコブだが、それがとんでもない事態を引き起こすことになり…。

■スタッフ
演出 脚本:リー・アイザック・チョン

■キャスト
ジェイコブ・イ役:スティーヴン・ユァン
モニカ・イ役:ハン・イェリ
スンジャ役:ユン・ヨジョン
デビッド役:アラン・キム
アン役:ノエル・ケイト・チョー
ポール役:ウィル・パットン
ビリー役:スコット・ヘイズ
ミスター・ハーラン役:ダリル・コックス
ミセス・オー役:エスター・ムーン

『ミナリ』公式サイト

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