「花郎(ファラン)」第3話ネタバレあらすじと見どころ:兄を名乗るムミョン!新羅三大勢力、朴氏、昔氏、金氏|全20話版

2021年06月26日09時30分ドラマ
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<梨泰院クラス>パク・ソジュン×ZE:A出身パク・ヒョンシク×ミンホ(SHINee)×V(BTS/防弾少年団)らが出演する韓国ロマンチック時代劇「花郎<ファラン>」(全20話)の第3話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などを紹介、本作はDVDも好評発売・レンタル中で、作品公式サイトで予告動画が公開されている。
※以下【「花郎」を2倍楽しむ】で紹介した全24話版を20話版にリライトしたものです。



「花郎(ファラン)」は1500年前の新羅時代を舞台に活躍した、花郎(ファラン)と呼ばれる家柄・容姿・文武共に秀でたエリート男子たちの熱い情熱と愛、目覚ましい成長を描いた本格青春時代劇。
新羅王朝や実在の人物、メイキング動画、各話のあらすじ(ねたばれあり、なし)などは【「花郎」を2倍楽しむ】でまとめて紹介している。

■キャスト相関図
ソヌ/ムミョン役:パク・ソジュン
ジディ/彡麦宗/真興王役:パク・ヒョンシク
マンムン/ソヌ役:イ・グァンス
花郎
スホ役:ミンホ(SHINee)
ハンソン役:キム・テヒョン/V(BTS/防弾少年団)
パンリュ役:ト・ジハン
ヨウル役:チョ・ユヌ
郎徒
 タンセ役:キム・ヒョンジュン
 カンソン役:チャン・セヒョン
風月堂/キム・ウィファ役:ソン・ドンイル
只召太后:キム・ジス
ほか

■第3話「帰ってきた兄」
尾行に気づいた彡麦宗(サメクチョン)は、アロの後を追って人気のない木工所へ。そこで尾行者が禁衛将に殺害された賤民の1人だと知る。ムミョンの突き出した剣の先にいたのは…アロ。アロを助けるために2人は剣を交えることに。何とか逃げ延びた彡麦宗だったが、この騒動で王の証である腕飾りを失くす。

アロは、花郎にふさわしい美男子たちの情報を持ってピジュギの元へ。そこでアロが選抜したメンバーをウィファに『貴公子調べ帳』を報告する。中道派より完璧ルックスのヨウル(チョ・ユヌ)、そして富・権力を兼ね備えた超エリートの双璧を推薦。反太后派からは時の権力者パク・ヨンシルの養子で女人に感心のない冷血漢ながら頭脳派のパンリュ(ト・ジハン)、太后派のキム・スプの息子にして肉体派だが女にだらしないスホ(チェ・ミンホ)、そして探求心旺盛な弟ハンソン(キム・テヒョン/BTS・V)と真骨ながら母が賤民の兄タンセ(キム・ヒョンジュン)の異母兄弟を推薦する。
※神国=新羅の三大派閥。キム・スブ率いる太后派、パク・ヨンシル率いる反太后派、そして中道派の三大勢力については、多易書でアロが解説する、朴家、金家、昔家は、新羅建国当時、相互に王に推戴されていた力のある家門。詳しくは時代背景①「■新羅の政治は評議会にかけて合議制」で解説。

アンジはムミョンの持病の根治と追っ手から守るべく、死んだマンムンの本名ソヌの名を名乗ってアロの兄として生きるように告げる。ムミョンはアロの前でソヌのふりをするが、木工所での争いを目撃したアロは信じようとしない。そんなアロに「昔のことを知りたければ俺に聞け。お前が忘れていても俺が憶えているから」と妹思いだった親友のためにソヌになる決心をする。一方、アロは酔っぱらった日に靴を拾い投げた男だと思い出す。

その頃パク・ヨンシルの命を受けてムミョンを探すドゴは、賤民村のウルクからムミョンの消息を聞き出そうとしていた。

彡麦宗(サメクチョン)は偶然を装ってアロの家を訪問。真興(チヌン)王の話題が出たことで、「姿を現さないウツケ王」と自虐する彡麦宗に、アロは彼が王であるとは夢にも思わず、世間に姿を現わさない王の心情が理解できると語る。

大臣たちは花郎制度(※)が、息子を王に人質に差し出すのと同じだと猛反対する中、ウィファはスホとパンリュに罠を仕掛ける。一方、彡麦宗はジディという偽名でウィファに会い、只召太后を倒すために花郎になりたいと宣言する。
※花郎については時代背景②で、真興王と共に詳しく解説。

そんな中、只召太后は今年成人になる王の生誕を祝う儀式を行おうとするが、王不在の儀式に欠席を決め込む貴族たち。生誕の行列の中でムミョンはマンムンを殺した禁衛将を発見。只召太后の目の前で彼に襲いかかるが、失敗。殺害されそうになるところにアンジが現れ、助命懇願する。ムミョンは投獄され、アンジとアロを処刑するという只召太后に、自分を死罪にして2人を助けてほしいと訴える。釈放されたムミョンは…。

■見どころ
木工所の中、ムミョン(パク・ソジュン)と彡麦宗(パク・ヒョンシク)の殺陣がお見事。狭い空間での激しい立ち回りは、視聴者に緊迫感を増幅するようで、最近では「麗<レイ>」の寺、「雲が描いた月明り」「六龍が飛ぶ」の路地裏など、狭い空間をうまく使ったアクションが多い。今回は短いシーンながら、障子と光をうまく使った迫力あるアクションシーンに注目しよう。

真興王の巷の噂は酒場で聞けるのでお聴き逃しなく。ウツケ王と噂の真興(チヌン)王をアロはなんといって擁護するのか?そしてウィファが仕掛けた罠とは?一方、マンムンがどれほど妹アロを愛し、会いたがっていたのかは回想シーンでわかる。

アロが『貴公子調べ帳』を持ってウィファと報告するシーン。Araとソン・ドンイルの掛け合いが息がぴったり。それもそのはず。二人は「応答せよ1994」で父娘役で共演している。今後も愉快な絡みがあるのでお楽しみに。

只召太后を演じるキム・ジス。「太陽の女」「赤と黒」「記憶~愛する人へ~」などに出演している美人女優。とても40代中盤とは思えない美しさだ。只召とアンジの間にどんな過去があったのか?一方、只召太后に心惹かれる若者も。果たしてその若者は?それにしてもムミョンの無謀さ。この無謀さがいつ本当の勇気に変わるのか?

本作は音楽も素晴らしい。ムミョンが釈放されアロの胸の中に倒れ込むシーンで流れる楽曲は、新人女性デュオ・赤いほっぺの思春期が歌う「ドリーム」。可憐な声が魅力。(参:「花郎<ファラン>」OST楽曲一覧)

時代劇の常識を覆す演出が魅力の本作。なんと今回はアラ(アロ役)が長身のパク・ソジュン(ムミョン役)を負んぶするという掟破りも!

公式サイト

kandoratop【作品詳細】【「花郎」を2倍楽しむ】