「花郎(ファラン)」【新羅】時代背景①赫居世誕生から三国統一、滅亡までを図表と一緒に辿る

[06月06日21時00分]  【ドラマ】

「花郎(ファラン)」【新羅】時代背景①赫居世誕生から三国統一、滅亡までを図表と一緒に辿る

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いよいよ6月13日(日)よりNHKBSプレミアム(日曜夜9時~)で放送開始する「花郎(ファラン)希望の勇者たち」(全20話)は、6世紀半ばの新羅が舞台!今回は新羅と三国時代についてご紹介!本作はDVDも好評発売中で予告動画は公式サイトで視聴できる。
※以下、【韓ドラコラム】に図表を加えて、一部加筆したものです。

「花郎(ファラン)」は新羅時代を舞台に活躍した、花郎(ファラン)と呼ばれる家柄・容姿・文武共に秀でたエリート男子たちの熱い情熱と愛、青春を描いた韓国時代劇。



【「花郎」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじ(ネタバレあり、なし)と見どころ、豆知識、実在人物の紹介などまとめて紹介している。
※以下、図表クリックすると図表ページに遷移。不要になった図表は適時閉じてください

年表【ドラマの年表:神話~三国時代】画像クリックで拡大■「花郎」は6世紀半ばの新羅が舞台
「花郎(ファラン)」の時代設定は今から約1500年前、第24代・真興王12年から花郎たちが活躍し、三国統一の足掛かりを作って、母である只召太后の摂政に代わって、自ら政治を行う親政を敷くあたりを大胆なフィクションを加えて描く。
これまで朝鮮時代を舞台にした韓国ドラマを多く放送してきたNHKで初めて取り上げた、三国時代の後半の時代を描いている。大ヒットした「善徳女王」の序盤もほぼ同時代を背景にしている。
他にどんなドラマがあるのかは【ドラマの年表:神話~三国時代】で確認できる。

■三国時代
半島の誕生から三国時代までの「古朝鮮」についてはNHK歴代韓国史劇と時代設定を図表で確認で詳しく紹介している。
地図【三国時代の地図】クリックで拡大朝鮮半島・中国東北部にあったとされる古代朝鮮が滅んだあと、4世紀ころには中国の満州あたりにあった扶余(プヨ)が高句麗として半島北部から中国の一部まで広大な領地をもつ大国に、ほかの小国は半島南西部は百済に、南東部は新羅へと統合され、両国の間に位置する小国は伽耶(伽耶連盟)という連合体になる。百済と新羅に挟み撃ちにされた伽耶は562年に新羅に滅ぼされ統合。その後は高句麗、百済、そして新羅の3国による覇権争いが起きる。【韓半島の時代別地図】で見比べてみよう。
※伽耶建国始祖キム・スロが主人公にしたドラマが「鉄の王キム・スロ」だ。

■新羅の誕生(BC57年- 935年)
新羅は紀元前57年赫居世(ヒョッコセ)が始祖となっているが、実際の建国は上で説明した4世紀ごろで、氏族集団の集合体というのが高句麗や百済と違うところ。
歴史書『三国遺事』の新羅の建国神話『赫居世説話』でも、朝鮮半島南部にある辰韓(斯蘆)の地に、昔六つの村があった」という書き出しで始まる。六つの村の村長=貴族たちの強い要請で始祖・朴赫居世(パク・ヒョッコセ)が降臨、村長たちに推されて13歳の時に初代君主となった。4世紀末までは国名として新羅ではなく斯蘆(サロメ)と呼んだ。ちなみに赫居世は蘿井(ナジョン)という井戸の中から浮かび上がった光り輝く卵から生まれたと伝わっている。
※赫居世については「花郎」第1話でも話題に上る。また、新羅建国については、第3話でAra扮するヒロインのアロが解説し、蘿井(ナジョン)については神聖な井戸として登場し、のちに花郎の風月堂となるキム・ウィファが貴族たちを罠にはめる場所として第3話~4話で使われるのでお楽しみに。

系図【新羅王系図】クリックで拡大■新羅の政治は評議会にかけて合議制
新羅の首都は現在の慶州で徐羅伐(ソラボル)と呼び、6つの村の村長たち=貴族による和白(ファベク)という評議会にかけて合議で政治を行っていた。【新羅王系図】でも解説しているが、建国初期には朴(パク)・昔(ソク)・金(キム)の3つの氏族が相互に王に推戴された。4世紀ごろからは中央集権国家として発展し始め、金氏による王位継承が確立した。
※和白会議で議決された事は、国王も翻すことのできない絶対的権限を持っていた。
※「花郎」ではパク・ヨンシル、キム・スプ、ソク・ヒョンジェという3氏が権力者として登場する。和白会議については「善徳女王」で度々描かれている。

■高句麗の勢力拡大と新羅の花郎の活躍
3世紀末~4世紀中ごろになると高句麗が勢力を拡大。新羅も17代王・奈勿王(ナムルワン)の代に中央集権的な国家として体制を整えるが、「花郎」のオープニングでもナレーションされるように、当時の新羅の王権はそれほど力があったわけではなかった。
ファラン「花郎」より Licensed by KBS Media Ltd.
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王の支配を地方にまで行き届かせるため、第23代・法興王(ポップンワン)の時代には、律令の頒布と仏教が公認され、「花郎」の舞台である第24代・真興王(チヌンワン)の時代には花郎制度が整備された。この花郎の活躍により新羅は高句麗の支配下にあった漢江流域を奪い、咸興道地域にまで進出することになる。「花郎制度」については【「花郎」を2倍楽しむ】で別に紹介する。
※高句麗の始祖を主人公にしたドラマが「朱蒙-チュモン-」で、最も勢力を拡大した高句麗19代王・広開土王の一代記を描いた作品が「太王四神記」だ。

地図【統一新羅の地図】クリックで拡大■新羅が三国統一
6世紀に伽耶が新羅によって滅亡させられた後、7世紀までは新羅、高句麗、百済の3国が互いにしのぎを削って領土の奪い合いを繰り返した。そして新羅は660年に唐と連合して百済を、668年には高句麗を滅ぼし、唐との戦いにも勝利した新羅が三国統一の偉業を遂げる。仏教を国教としていた新羅は、8世紀に入ってからは政治も安定し、中国をはじめ外国との交流も盛んで、慶州は東アジア有数の大都市となった。新羅は初代~29代・武烈王までを【新羅】とし、半島を統一した30代・文武王~56代・敬順王までを【統一新羅】と時代区分されることが一般的で、naviconの系図も分けている。
※統一新羅を舞台にしたドラマには「海神-ヘシン-」がある。

■新羅の滅亡
栄華を極めた新羅だったが、8世紀に入って王位継承争いが激しくなり、9世紀には各地で力を蓄えた豪族たちが勢力を拡大し、半島は新羅・後百済・後高句麗が三つ巴の戦いの乱世に入る。後高句麗の武将・王建が高麗を建国し、935年新羅56代・敬順王が高麗に投降して新羅は滅亡した。
※高麗の王建を主人公に後三国の英雄たちの覇権を描いたドラマが「太祖王建」だ。【ドラマの年表:南北国(渤海・統一新羅)~高麗時代】で統一新羅を舞台にしたドラマが確認できる。

「花郎」公式サイト
NHK「花郎<ファラン>」番組公式サイト
 2021.06.13スタート 日21:00-22:00

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【作品詳細】【「花郎」を2倍楽しむ】


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