「花郎(ファラン)」第7話ネタバレあらすじと見どころ:初試験よりも大変な妹への接し方|全20話版

2021年07月24日08時20分 
(2023年04月20日02時11分 更新)
ドラマ
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ジディ/彡麦宗(パク・ヒョンシク)は、“王”は飛びたくても取れない雛鳥のようだとアロ(Ara)に言われ思わずキスしてしまった!一方、ソヌ/ムミョン(パク・ソジュン)は、兄らしくなろうと…韓国ロマンチック時代劇「花郎<ファラン>」(全20話)の第7話のネタバレあらすじと見どころ、豆知識などを紹介、本作はDVDも好評発売・レンタル中で、作品公式サイトで予告動画が公開されている。
※以下【「花郎」を2倍楽しむ】で紹介した全24話版を20話版にリライトしたものです。

「花郎(ファラン)」は1500年前の新羅第24代王・真興(チヌン)王時代を舞台に、花郎と呼ばれる家柄・容姿・文武共に秀でたエリート男子たちの熱い情熱と愛、目覚ましい成長を描いた韓国時代劇。新羅や実在した真興王、花郎制度、メイキング動画などは【「花郎」を2倍楽しむ】でまとめて紹介している。コーナーではネタバレあり、なしのあらすじと見どころも紹介している。

■キャスト相関図
ソヌ/ムミョン役:パク・ソジュン
ジディ/彡麦宗/真興王役:パク・ヒョンシク
マンムン/ソヌ役:イ・グァンス
花郎
スホ役:ミンホ(SHINee)
ハンソン役:キム・テヒョン/V(BTS/防弾少年団)
パンリュ役:ト・ジハン
ヨウル役:チョ・ユヌ
郎徒
 タンセ役:キム・ヒョンジュン
 カンソン役:チャン・セヒョン
風月堂/キム・ウィファ役:ソン・ドンイル
只召太后:キム・ジス
ほか



※ムミョンを“ソヌ”と、彡麦宗を“ジディ”と表記。

■第7話「妹への接し方」
妙な雰囲気を感じ取ったソヌは、ジディを殴って妹に近づくなと警告。だが、ジディは少しもひるまず、アロを好きになったと宣言。医務室に向かったソヌは、気が動転するアロに、「お前は俺を臆病にする。兄らしくなるまで待ってくれ」と言って退出。ソヌに見送りを頼まれたピジュギから「本当に兄妹か?首飾りは友人の者だと言っていたが…」と気になる話を聞くアロ。

部屋に戻るところを風月主ウィファに見つかったソヌ。「お前のような男が好きだ」と言いながらも「とてつもなく視野の狭い男」といい、教えがいがあると高笑いする。ウィファの高笑いは翌朝形になった。ソヌの単独行動のために連帯責任を取らされ、同室のみんなは大迷惑。そんな中ソヌはアロの前で兄らしく振る舞うべく、妹への接し方をスホに指南を受け、実践するがうまくいかない。一方、ジディは医務室に向かい、再びキスしようとするが、アロにとんでもないお仕置きをされてしまう。
兄になろうと決心したソヌの心強い味方はスホ。どんな指南を受けるのか?そしてジディが受けるアロのお仕置きは?アロから2人のイケメンの悩み事を聞くスヨンはスホの妹。ソヌとアロの互いの気持ちを早くから恋心と見抜き、2人のイケメンから愛される親友をうらやましがるが…。演じたのは「黄金の私の人生」でパク・シフの妹を演じたイ・ダイン。

只召(チソ)太后はアンジを呼び出す。その時、只召がめまいで倒れ、太后に恨みを持つアンジは殺そうかと迷うが、踏みとどまる。実は、かつて2人は恋人同士だったが、思いを断つためにアンジは言葉の話せない使用人と結婚した。だが、還暦を過ぎた叔父と婚姻(※)させられそうになった只召は、一緒に逃げてと、アンジに縋った過去があった。
※婚姻は一つの取引手段。近親婚は、骨品制の考えから神聖なる天降種族の血の純潔性を尊ぶため王族間の通婚が行われた。「輝くか、狂うか」「麗<レイ>」など高麗時代も続く。詳しくはコチラで説明。

いよいよ「道徳経」を課題とした初の筆記試験の日。仙門に残るため、ソヌは最善を尽くして合格を目指す。ジディは老子の根幹の思想である「無為自然」を口にし、教材を土台にして理路整然と回答する。それを「たわ言」ときっぱり言うソヌは独自の思想論で王を語る。ソヌの王についての考えに感心する風月主ウィファだが、教材を基にした答えでなかったために不合格となる。しかし「乾いた土地を見捨てることが王の道だというなら、そのものは王にあらず」というソヌの回答をウィファは気に入り、ジディは胸をえぐられる。その後、ウィファと話すジディは、彼が只召太后の摂政を辞めさせようとしているのは、真興王に期待しているからと思っていたが、「準備のできていない王は臣下たちの相手になれない」という言葉で切り捨てられる。
初の筆記試験の日。花郎たちの幼稚なカンニングテクが傑作。「道徳経」とは中国春秋時代の思想家老子が書いたと伝わる書。結局、ジディとパンリュ以外のほとんどが不可。

アロは借金をジディに返し、ジディのせいで兄ソヌを気遣えなかったと文句を言う。ジディは自分が気になったせいだろうと、キスのことをにおわせるが、アロは「気の毒だった。この世で一番孤独に見えたから」と一言の下に否定する。ジディは「どうすれば振り向いてくれる?お前を見ると卑屈になる」と思いをぶつける。そんな二人をソヌが見ていた。

そんな中、ウィファを取り込もうとパク・ヨンシルが仙門を訪ねるが、門前払いされる。そこでヨンシルはアンジに接触する。

今日がアロの母の命日だと聞き、ソヌは眠れぬ夜を過ごしていた。ヨウルの秘策によって仙門の警備が手薄になったことを知ったソヌはアロの家に向かうことを決意。同室の仲間たちも街へ繰り出す。
徹底的にソヌを敵対するパンリュに対して、初の筆記試験でソヌの回答が一番好きだというヨウル。ハンソンも大賛成。今後は、別室のハソンにも注目!ハソンを演じたのはキム・テヒョン、世界に羽ばたくBTS(防弾少年団)のテテことVだ。果たして“とどめ酒作戦”とは?

ジディは王宮へ向かい、只召太后の許可なく玉座に座る。太后は花郎から出て静かに待てというが、ジディは、ソヌの言葉を思い出しながら、「今は力がないが、自分で歩かなければ王になれない。花郎の中で力をつける」と答える。
どうやらジディは、アロと出会ったことで自分を見つめなおし、初試験でソヌが答えた「初めは道など存在しない。誰かが歩けば道となる…」という言葉に進むべき道を見つけたようだ。

パンリュは帰宅する養父パク・ヨンシルと実父パク・ホを見かけるも、ヨンシルが実父の背中を踏み台にして馬から降りる姿を目撃し、やりきれない思いで1人街を歩く。ヨウルと街に繰り出したスホは只召太后の美しい姿を思い出す。
ファランスホの妹スヨンがいつもやり込められている兄にひと泡ふかさせようとするが、大勘違いでパンリュを痴漢扱いし、ビンタまでくらわしてしまう。スホが駆けつけ、大騒動に…。
養父=王族第1等級“角干”、実父=第3等級“迊飡”。2人の父のやりきれない関係を目の当たりにしたパンリュ。今度は置換扱い!弱り目に祟り目のパンリュの運命は…?

一方、寂しく母の命日を迎えたアロは、なぜ兄は瀕死の状態で戻ってきたのかと、その理由を父アンジに聞き、アンジは答えに窮する。そこにソヌが現れ、アロはソヌの帰宅を喜ぶが、ソヌが生前の母について何一つ覚えていないことに驚く。
ソヌが何も知らないアロの母はどんな人物だったのか?ヒントはアンジと只召太后との会話の中にある。

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