眼前に迫る巨大蒸気船、「龍馬伝 黒船と剣」-NHKオンデマンド
巨大な黒船を前に心奪われる龍馬―。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の第5回「黒船と剣」が、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスに配信されている。視聴料金は315円。
嘉永6年(1853年)6月、ついに江戸湾浦賀沖に4隻の黒船が現れた。江戸の街は蜂の巣をつつかれたような騒ぎに。龍馬(福山雅治)も溝渕広之丞(ピエール瀧)とともに品川沿岸の警備に駆り出されるが、興奮の収まらない龍馬は陣を抜け出して黒船を見に出かける。途中、幕府の役人に怪しまれ、崖伝いに歩を進める龍馬は、同じく黒船見たさにやってきた桂小五郎(谷原章介)と再会する。すると2人の前に、巨大な黒船が黒煙を吐きながら現れた。
ペリー(T・ハリス)の強硬な開国要求に幕府は、古い慣例をも顧みず諸国の大名から異国への対応について意見を求める。土佐では、武市半平太(大森南朋)や岩崎弥太郎(香川照之)らが藩へ意見書を提出。藩主・山内容堂(近藤正臣)は吉田東洋(田中泯)に対策を講じるよう命じる一方、半平太の意見書を高く評価する。
西洋文明の圧倒的な存在を前にした龍馬は、日頃続けてきた剣術修行に疑問を抱き始め、佐那(貫地谷しほり)に「黒船に対して剣は役に立たない」と打ち明ける。龍馬の気持ちの揺れを察した千葉定吉(里見浩太朗)は、龍馬に厳しく当たる。それに対し佐那は…。
なんといっても今回の見どころは、ど迫力で龍馬の眼前を航行する黒船の圧倒的な存在感だ。見ているだけで地響きが伝わってきそうな描写は、龍馬や桂ら若者たちの脳裏に深く刻みつける様子を強烈に表現している。
一方で、黒船に魂を持って行かれた龍馬の“若さ”、さらに前回に続いてどんどん龍馬の魅力に引き込まれていく佐那の変ぼうぶりも、今回のチェック項目だ。
「龍馬伝」をもっと楽しむために、ナビコンでは「龍馬伝の特集ページ」を掲載している。
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大河ドラマ 龍馬伝 第5回 「黒船と剣」 NHKオンデマンド