「サイコパス ダイアリー」第1-3話あらすじと見どころ:ユン・シユンはサイコな連続殺人鬼?お人よしの僕~言えないアリバイ
BS12 トゥエルビで再放送の「サイコパス ダイアリー」(全24話)はユン・シユン主演最新作の韓国コミックサスペンス!4月22日(金)(月~金曜27:30~28:30=深夜3:30~4:30)からの第1話~第3話までのネタバレあらすじと見どころ、豆知識など紹介、番組サイトにはユン・シユンとパク・ソンフからの日本語によるメッセージ動画が公開されている。
※16話版視聴でご紹介しているので、あらすじと見どころの一部が前後する場合もあることご理解ください。また、詳しいあらすじを知りたくない方は、見どころをご覧になって、あらすじは視聴後の確認用にどうぞ。
「サイコパス ダイアリー」は、殺人現場を偶然目撃したユク・ドンシクが、事故に遭って記憶を失い、偶然手に入れた殺人の過程が記録されたている手帳を見て、自分が連続殺人犯だと勘違いすることで繰り広げられる、恐ろしいのになぜか笑えるドラマ。
【「サイコパスダイアリー」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあらすじと見どころ、ユン・シユン×パク・ソンフンのインタビューや、5つの見どころなどまとめて紹介している。
■キャスト
ユク・ドンシク役:ユン・シユン
シム・ボギョン役:チョン・インソン
ソ・イヌ(ソ・インウ)役:パク・ソンフン
ドンシク父 ユク・ジョンチョル役:イ・ハヌィ
ボギョン父 シム・ソック役:キム・ミョンス
ドンシクと同マンション住人 チャン・チルソン役:ホ・ソンテ
ドンシクの上司 コン・チャンソク役:チェ・デチョル
ドンシクの同僚 パク・ジェホ役:キム・ギドゥ
ボギョンの後輩 ホ・テクス役:チェ・ソウォン
ほか
【第1話 お人よしの僕】(1話/16話版)
テハン証券会社に勤める平社員のユク・ドンシクは、お人よしな性格ゆえに職場でカモにされている。ある日、同僚のジェホから報告書作成の仕事を押しつけられたドンシク。だがジェホの書きかけの報告書には、ある製薬会社の間違った情報が書かれていた。気になったドンシクは上司のチャンソクに報告するが、チャンソクはその製薬会社から接待を受けていたため、余計なことを言うドンシクを怒鳴りつける。そんな中、製薬会社の不正が発覚し、報告書を決済に回した者として責任を押し付けられたドンシクは辞めさせられることに。さらにはこの不正により損害を被った知人がドンシクに殴りかかり、せっかくの甥っ子の1歳誕生パーティーがめちゃめちゃになってしまう。
一人暮らしの老婦人の睡眠薬服毒自殺とみられる事件発生。現場となった部屋の窓に親指で血の痕があったのを見つけた、警官イム・ボギョンは不審に思う。
公共のトイレで生活するホームレスが襲われる。犯人は工事中のビルにホームレスを連れ込み、赤い表紙手帳に彼の親指を傷つけ血の捺印を押す。ところが自殺し損ねたドンシクが物陰からそれを目撃してしまう。「助けてくれ」と手を出したはずみに赤い手帳がドンシクの足元に飛んで来て、それを拾ったドンシクは恐怖で外へ逃げ出す。
猟奇殺人を目撃したドンシクが道路に飛び出し、警察官ボギョンが運転するパトカーにぶつかり、記憶を失ってしまう。殺人犯は日記がないのに気づき、パトカーを追いかけ、病院へ向かうが、目撃者(ドンシク)の姿はなかった。
冒頭、ドンシクが連行されるシーン。自らサイコパスを名乗る彼の趣味はサイコパスな映画のようで、部屋には『目撃者』『レクイエム』のポスターや『羊たちの沈黙』『告発』『殺人の追憶』など古今東西の恐怖映画のDVD。この後、彼は本当に殺人を犯すのか?ところで、大騒動になった甥っ子の誕生祝い。韓国では初めての誕生日(満1歳)を祝う伝統行事でトルチャンチ(돌잔치)と呼んで親戚、知人を呼んで盛大に祝う。詳しくはこちらで解説している。
【第2話 僕は何者?】(1-2話/16話版)
ボギョンから落とし物の赤い手帳を渡される。ドンシクは記憶を取り戻す手がかりになると喜ぶが、そこには裏文字で書かれており、おまけに読み始めると、なんとそれは生々しい殺人日記が書かれていた。ネット検索すると、6人も殺害し「捕食者」と自称している。驚いたドンシクは自分のものではないと思おうとするが、翌日訪ねた実家の家族は、日記帳に書かれている家族と同じ構成。焦ったドンシクは、自分を知る者に会うため、今度は持っていた名刺を頼りに会社に向かう。ドンシクの机で遺書を見つけたジェホは大慌て。そこにドンシクが現れ、彼が記憶喪失と知り何とかごまかす。報告書の一件で死亡事故が起きたことで、ドンシクは監査官から尋問を受け、「チーム長とパクは製薬会社から賄賂をもらってやったはず。あなたに責任をかぶせている。みんなはカモで馬鹿だと言っている」と言われる。チーム長や同僚の皆とカラオケ屋について行ったドンシクは、「これは自分じゃない」と赤い日記帳をいったんゴミ箱に捨てるが、チーム長に馬鹿にされ怒りに燃えるドンシクは、それを拾って、チーム長をトイレに閉じ込める。そして日記に記してあった通り、トイレの流しの蓋をチーム長の頭上に振り上げる。辛うじてトイレから出たチーム長が警察を呼んで警官のボギョンたちが到着。だが防犯カメラにはチーム長がドンシクに暴行を加えた映像で、ドンシクこそが被害者として扱われる。
日記帳に書かれているのは鏡文字。ドンシクが本棚に見つけたのは『ダ・ヴィンチ・コード』の本。人類の歴史で最高の天才の一人、レオナルド・ダ・ヴィンチは左利きで、備忘録などは利き手の左に書きやすい鏡文字をと要していたというのは有名な話。映画『REDRUM』にも出てくる文字が裏返しになっている反転文字だ。「あのシーン、あのトリック」と恐怖映画好きが嬉しい演出がたくさん出てくるのも本作の魅力。あまりにも哀れな展開のドンシクだが、ユン・シユンの演技に同乗の前に笑ってしまう。分厚いレバ刺しを好んで食べるテハン証券会長。家族が嫌がる中、ソ・イヌは壁でパクつく。
【第3話 言えないアリバイ】(2話/16話版)
ホームレスのキムが消えたことに事件のニオイを感じ取ったボギョンは、同僚のテクスと共にキムの行方を追っていた。イヌもまた命からがら逃げたホームレスを探していた。実はあの日、ホームレスはドンシクの顔を見ていた。ホームレスはやっと見つけたドンシクを追って声をかけるが、怯えたドンシクは逃げてしまう。結局ホームレスはイヌにみつかり、睡眠剤を飲まされて焼身自殺に見せかけて殺害される。一方、ボギョンはドンシクに正直に自分の不注意でドンシクを跳ねたことを打ち明け謝り、ことを荒立てたくないドンシクがあっさり許し、勘違いしたボギョンはドンシクのやさしさに感激する。そんな中、ボギョンは睡眠薬自殺したとされる老婦人も殺人だと確信する。
接待疑惑で監査チームの尋問を受けることになったチーム長コン・チャンソクとドンシク。接待を受けた張本人のチャンソクは不正がバレるのを恐れるが、ドンシクが記憶喪失だと知ったとたん、ドンシクに罪をなすりつける。頼りの日記帳には殺人の記録しかなく、アリバイを話すことができないドンシクは、窮地に追い込まれる。
一方、イヌは腹違いの弟で目障りなソ・ジフン常務を失脚させるためにネットに「製薬会社の事件は一部経営陣の悪事が原因」と、ドンシクに成りすませて書かせようとするが、すでにネットにそうした記事が出ていた。イヌはドンシクに興味を示し、彼が殺人鬼ならこれは序章だと考える。イヌが考えた通り、これは自身がサイコだと信じ込んだドンシクがネット投稿したのだった。
ボギョンの前にたびたび出てくる中折れ帽をかぶった人物が何者かもはっきりする。ドンシクとお酒を飲むシーンでのセリフをお聞き逃しなく。それにしてもサイコになり切って肩で風切って歩くドンシクが、ホームレスに見つかってビビったり、手帳の持ち主らしく左手+鏡文字に挑戦するがうまく書けなかったりと、とにかく笑えるシーンが満載。ちなみにドンシクがうまく書けない鏡文字。犯人イヌ役を演じたのはパク・ソンフン。「ボイス~112の奇跡~」をはじめ、近頃のサイコパス殺人犯はイケメンが多い。パク・ソンフンもまた温和な雰囲気のイケメンだが、「ジャスティス-復讐という名の正義-」に続く悪役。本作の新たな悪役ぶりに注目。
◇BS12「サイコパス ダイアリー」番組公式サイト
2022年4月22日スタート 月~金曜27:30~28:30 再放送
2021.07.30-09.01 月-金16:00-17:00 BS初放送
◇Youtube予告動画
【作品詳細】【「サイコパスダイアリー」を2倍楽しむ】