ユン・シユン主演「サイコパス ダイアリー」第7-9話あらすじと見どころ:疑心暗鬼~近くにいる殺人鬼
BS12 トゥエルビで再放送のユン・シユン主演の韓国コミックサスペンス「サイコパス ダイアリー」(全24話)、5月2日(月)(月~金曜27:30~28:30=深夜3:30~4:30)からの第7話~第9話までのネタバレあらすじと見どころ、豆知識など紹介、番組サイトにはユン・シユンとパク・ソンフンからの日本語によるメッセージ動画が公開されている。
※16話版視聴でご紹介しているので、あらすじと見どころの一部が前後する場合もあることご理解ください。また、詳しいあらすじを知りたくない方は、見どころをご覧になって、あらすじは視聴後の確認用にどうぞ。
「サイコパス ダイアリー」は、殺人現場を偶然目撃したユク・ドンシクが、事故に遭って記憶を失い、偶然手に入れた殺人の過程が記録されたている手帳を見て、自分が連続殺人犯だと勘違いすることで繰り広げられる、恐ろしいのになぜか笑えるドラマ。
【「サイコパスダイアリー」を2倍楽しむ】では、各話のネタバレあらすじと見どころ、ユン・シユン×パク・ソンフンのインタビューや、5つの見どころなどまとめて紹介している。
■キャスト
ユク・ドンシク役:ユン・シユン
シム・ボギョン役:チョン・インソン
ソ・インウ役:パク・ソンフン
ドンシク父 ユク・ジョンチョル役:イ・ハヌィ
ボギョン父 シム・ソック役:キム・ミョンス
ドンシクと同マンション住人 チャン・チルソン役:ホ・ソンテ
ドンシクの上司 コン・チャンソク役:チェ・デチョル
ドンシクの同僚 パク・ジェホ役:キム・ギドゥ
ボギョンの後輩 ホ・テクス役:チェ・ソウォン
ほか
■第7話 疑心暗鬼(4-5話/16話版)
ドンシクの父親から、ドンシクがチンピラを1人でやっつけたと聞き、さらに彼の同僚たちから記憶喪失のフリをしていたと聞いたボギョンは、ドンシクのことを不審に思い始める。一方、自分が遺書を書いたことが日記帳には書かれていないことに疑問を感じたドンシクは、日記に書かれた自分の行動をたどってみることに。ホームレスを見つけたという公園に到着し、日記帳が自分のものか確かめようとボギョンを呼び出す。ちょうどドンシクを尾行していたボギョンは、すぐに駆け付け、日記帳は間違いなくドンシクが持っていたと答える。ホームレスのキムを知っているかと写真を見せられ動揺するドンシク。その様子を不審に思い日記帳を見せて欲しいと頼むボギョン。タイミングよくイヌから呼び出しの電話があり、ドンシクは難を逃れる。
会員制クラブ。イヌが珍しく部下を同伴したのに驚き、からかう友人たち。ソ・ジフン常務がサイコに拷問されたという噂話まで飛び出し、慌てたドンシクは席を移動して記憶の整理をする。一方、潜入したボギョンにイヌの友人ヨンミンが絡み、それを止めたクラブのボーイに無礼を働く。するとドンシクがやってきてヨンミンの耳元で「ソ・ジフンを殺そうとしたのは自分だ」と囁く。そそくさと退散するヨンミンから、ドンシクがサイコパス殺人鬼だと聞くボギョン。一方、ドンシクが自分と同種の人間だと確信したイヌは、「弱者を見ると虫唾が走り、消したくなる」と告白するが、ドンシクは、「自分もかつてはそうだったが、今は興味がない。自分が哀れになる」と、イヌの神経を逆なでする。帰ろうとするドンシクを引き留めた拍子にカバンから赤い日記帳が飛び出し、イヌは初めて殺人の目撃者がドンシクだと気づく。帰るドンシクを追いかけて殺害しようとするが…。
クラブで、ドンシクを蔑む友人に、「お前の部下じゃない。お前より大切な人だ」というイヌの言葉にサイコなブロマンスの予感。ボギョンがキレる前に動いたのはドンシク。口笛と共に靴音を立ててヨンミンに近づくドンシクが思いつくのは、『アメリカン・サイコ』(2000)。ブレット・イーストン・エリスの長編小説を映画化したサイコ・ホラーだ。ついにイヌが真実を知ってしまう。イヌが追いかけたとき、イヌはどこで何をしていたのか?
■第8話 ケンカの弱いサイコパス(5話/16話版)
イヌはドンシクの監視を命じ、ボギョンは尾行を続けた。そんな中、ドンシクは弟ドンチャンを殴った不良グループに仕返しをしようとするが、逆にたたきのめされてしまった。ドンシクが殺人鬼の本性を現すと思い、隠れて様子をうかがっていたボギョンは、要らぬ心配だったとホッとする。そこにドンチャンが現れ、必死で命乞いをするも不良たちは手を緩めない。ボギョンが助けに入り、チルソンが大勢の警官を引き連れ駆け付ける。病院に付き添ったドンチャンは、これまで馬鹿にしてきた兄ドンシクに感謝しながらも「映画のマネなんかするなよ」と憎まれ口をたたき、兄に心を開く。イヌに雇われた元刑事のムソクも騒動の顛末を目撃し、「ドンシクは気にするほどの男でない」と報告する。クラブでドンシクに脅されたヨンミンも、あの夜の脅し言葉が映画のセリフだと気づき、ボギョンに教える。その夜、ドンシクを疑った申し訳なさから、差し入れを持ってドンシクを訪ねるボギョン。ドンシクはボギョンが追っている連続殺人犯に興味を持ち、ボギョンはドンシクとの会話から、犯人捜しのヒントをつかむ。一方、ドンシクの心意気に感動したチルソンは、弟分にしてくれと頼み込む。
イヌとジフンの父ソ会長は、ジフンを痛めつけたのがイヌだと今も疑い、イヌを挑発する。一方、ドンシクへの怒りが収まらないヨンミンはイヌを訪ねて、ドンシクをクビにするよう脅すが、ドンシクを擁護するイヌを「弱みでもあるのか」とからかう。イヌは秘密の部屋でヨンミンを殴り殺し、彼の横領をニュースに流す。
すっかりドンシクのファンになったオ・ミジュ。一方ドンシクの監視を命じられたパク・ジェホ代理。演じたのはそれぞれイ・ミンジとキム・ギドゥ。この二人は「100日の郎君様」で夫婦役を演じている。ドンシクが不良たちとの対峙で思いつくのは、コイントスで命を賭けるコーエン兄弟の『ノーカントリー』(07)。サイコパスを辞める決心をしたドンシクは、袋叩きにされサイコの血が騒いでも決して手を出さない。もともとサイコの血など流れていないが…(笑)。騒ぐ不良の親たちを一喝したボギョンの言葉「子供たちは何が悪事でそれをするとどうなるのか、教えないといつか怪物になる」に納得。そんなボギョンがドンシクの部屋で手にしたのは、ソル・ギョング×キム・ナムギル主演の『殺人者の記憶法』(17)と、ポン・ジュノ監督『殺人の追憶』(03)。ドンシク映画解説に登場する“トゥマン”を演じたのはソン・ガンホ。
■第9話 近くにいる殺人鬼(5-6話/16話版)
ボギョンが追う3つの殺人事件の発生日からあるパターンを見つけ、もう1件の事件があるはずと、ボギョンに教えたドンシク。ボギョンはそれがある行方不明者だと考え、彼が働いていた工場へドンシクと向かう。工場の社長は異常に警戒心が強く、ドンシクは社長を疑いひとり工場に戻る。ジングを殺したのは自分だと思い込んでいるドンシクは、行方不明者がジングで、ボギョンが追っている連続殺人者が自分だと気づき、激しく動揺する。その夜、チルソンの協力で工場に忍び込んだドンシクは、ジングの同僚で外国人労働者ネルクイからジングが薬品タンクの中で死んでいて、会社の評判が落ちるからと、社長と共に遺体を処理したと聞く。そして「ジングは何者かに殺された」と打ち明け、事件の真相を暴いてくれと頼まれる。だが、ドンシクは証拠となる遺書を燃やし、自分の身を守るため、ボギョンの捜査を阻止しようとする。勝手に殺人事件の調査をしていることが隊長にバレ、謹慎処分を受けるボギョン。ドンシクは刑事だったボギョンの父が、ある女の子の殺害事件の真犯人を追って現場で事故に遭い、今のような後遺症が残ったと聞く。
一方ドンシクの行動を監視しているイヌは、ドンシクがボギョンと共に、自分が過去に殺人を犯した工場の調査をしていると知り、ボギョンに近づこうとする。イヌの姿を見た父ソックは、発作を起こして失禁し、イヌが知人の病院に連れて行ってやる。
「ボイス~112の奇跡~」サイコパスは湯船につかるバスタイムを楽しんだが、イヌはシャワーがお気に入りの様子。勝手にドンシクの舎弟になったチルソンの思い込みもまた凄い。ネルクイがなぜジングが自殺でないと確信したのか?そして、ドンシクはどんな方法でボギョンの邪魔をするのか?ボギョンが社長の車の前に立ちふさがったとき、口笛と共にドンシクが飛び出すが、その時の車とボギョンの距離に注目!
◇BS12「サイコパス ダイアリー」番組公式サイト
2022年4月22日スタート 月~金曜27:30~28:30 再放送
2021.07.30-09.01 月-金16:00-17:00 BS初放送
◇Youtube予告動画
【作品詳細】【「サイコパスダイアリー」を2倍楽しむ】