吉田松陰の熱い語りに注目!大河ドラマ「龍馬伝」-NHKオンデマンド
吉田松陰の熱い言葉に心揺さぶられる龍馬―。大河ドラマ「龍馬伝」の第6回「松陰はどこだ?」が、NHKオンデマンドの見逃し番組サービスに配信されている。視聴料金は315円(税込)。
千葉道場を追い出され、時間を持て余していた龍馬(福山雅治)。龍馬を心配した佐那(貫地谷しほり)は定吉(里見浩太朗)に謝って許しをこうよう説得するが、龍馬は応じようとしない。
そして龍馬は、再び桂小五郎(谷原章介)を訪ねる。桂の口から度々出てくる吉田松陰(生瀬勝久)の名前が気になった龍馬は、「松陰先生にあわせて欲しい」と桂にせがむが、松陰の居場所はわからないと拒まれる。
龍馬が思い悩んでいる間に年は明け、1854年、ペリー艦隊は再び江戸湾に現れた。日本中には異国を排斥すべきとする攘夷の声が渦巻く。桂は龍馬を呼び出し、黒船に乗り込もうと企てていた伊豆・下田の松陰のもとへ向かう。龍馬らの目の前で小舟を漕ぎ出そうとしていた松陰は、黒船に乗り込もうとする意義を切々と語る。その言葉に心動かされる龍馬だったが、松陰は龍馬に思いがけない言葉を返す。
一方、土佐では藩主・山内豊信(近藤正臣)が武市半平太(大森南朋)が提出した意見書に目を通すものの、「やつは上士ではない」の一言に一蹴。その意を受けた吉田東洋(田中泯)は半平太に直接事の次第を伝えるが…。その一方、岩崎弥太郎(香川照之)が書いた意見書は加尾(広末涼子)の計らいで意外な方向へ。
今回の見どころは、なんといても生瀬勝久扮する吉田松陰の熱血ぶりだ。「僕には何の言い訳もない」と言い放つ独演は、最初から最後までNGなしで通したという。その熱い言葉は、劇中の龍馬のみならず、テレビで見ている側にも重く突き刺さるはずだ。
そしてもう一つ抑えておきたいのは、吉田東洋と武市半平太が向かい合うシーンだ。武市半平太役の大森南朋と吉田東洋役の田中泯といえば、ドラマ「ハゲタカ」第6話で大森扮する鷲津政彦が田中扮するレンズ職人にエンプロイ・バイアウトを持ちかける場面を思い出す人も多いはず。「龍馬伝」の演出も「ハゲタカ」と同じ大友啓史が担当しており、一連の組み合わせの妙を楽しんでみるのも、またこのあとのドラマの展開を読む上でも、大変興味深い場面だ。
「龍馬伝」をもっと楽しむために、ナビコンでは「龍馬伝の特集ページ」を掲載している。
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大河ドラマ「龍馬伝」 第6回「松陰はどこだ?」 NHKオンデマンド