小泉孝太郎主演「冤罪犯」獄中自殺した連続殺人犯は無実だったのか!?あらすじと予告動画

2021年08月29日10時30分ドラマ
©テレビ東京

江戸川乱歩賞作家・翔田寛の本格社会派ミステリーをドラマ化!千葉で起きた女子高生殺人事件は、7年前に解決したはずの連続殺人と酷似していた…しかし、被疑者は既に獄中自殺、誤認逮捕の冤罪か?模倣犯か?香山刑事(小泉孝太郎)の執念が驚愕の真実を暴く!「冤罪犯」8月30日(月)夜8時からテレビ東京で放送、予告動画は番組公式サイトで公開されている。



「冤罪犯」は、江戸川乱歩賞作家・翔田寛の同名小説が原作のクライムミステリーだ。2000年『影踏み鬼』で小説推理新人賞を受賞して作家デビューした翔田は、2008年に『誘拐児』で江戸川乱歩省を獲得、2015年には大藪春彦賞候補作『真犯人』を発表。『真犯人』は2018年に上川隆也主演のWOWOW「連続ドラマW 真犯人」で映像化されている。『誘拐児』は、未解決の五歳児誘拐事件の時効後が描かれ、『真犯人』は、41年前に発生し、すでに時効を迎えた誘拐事件の再調査が描かれた。今作の原作となった『冤罪犯』も、翔田の得意とするところの、過去の事件に焦点を当てたストーリーだ。

休耕地で女子高生の無残な遺体が発見される。船橋署刑事課主任・香山亮介は、ブルーシートをかけられた遺体の様子が、7年前の女子高生連続殺人事件と酷似していることに疑念を抱く。“田宮事件”と呼ばれるその事件は、被疑者・田宮龍司が無実を訴えたまま拘置支所内で自殺した後味の悪い事件だった。香山は模倣犯を疑い捜査を始める。そして、真犯人による再犯の可能性を示す“ある証拠”が見つかり…。

主人公の船橋署刑事課主任・香山亮介を務めるのは小泉孝太郎。小泉の刑事役といえば、「警視庁ゼロ係」(テレビ東京)での頭脳明晰&究極のKY早瀬川警視の印象が強いが、本作ではまた違った刑事姿をみせてくれそうだ。そして、ベテラン俳優・橋本じゅんが、香山と対峙する県警本部の刑事・入江正義役を演じる。

さらに、香山の部下・益岡美佐役を瀧本美織が、自殺した被疑者・田宮龍司役を田中俊介が、田宮の姉・晴美役を西尾まりが務め、前野朋哉、前田亜季、三浦誠己、高橋克実ら実力派のキャストも顔を揃え、ドラマを盛り上げてくれる。

香山ら所轄の刑事たちは、上層部に反対されながらも、7年前の事件の真相に迫っていく…。そして、暴かれる驚愕の真相とは!?夏の終わりに、本格社会派ミステリーをじっくりと堪能してみては?

■あらすじ
千葉県船橋市のとある休耕地で、ブルーシートが掛けられた女子高生の遺体が発見される。現場に向かった船橋署の香山亮介(小泉孝太郎)は、女子高生、ブルーシートなど、過去に起きた“田宮事件”の状況と酷似していることに気づく。

7年前、女子高生が暴行後に殺害される事件が同じ地域で立て続けに発生。犯人が田宮龍司(田中俊介)だったことから“田宮事件”と呼ばれたが、田宮は無実を訴えたのち獄中で自殺した。実は田宮は冤罪で、真犯人が犯行に及んだとしたら…そんな疑念を部下の増岡美佐(瀧本美織)に示唆した香山は、事件の洗い直しを図る。しかし捜査本部で“田宮事件”を口にする者はいない。なぜなら当時解決したのが、今回の事件を担当する県警本部の入江正義(橋本じゅん)だったからだ…。

テレビ東京2021年8月30日(月)夜8時より月曜プレミア8「冤罪犯」/原作:翔田寛「冤罪犯」角川文庫(KADOKAWA刊)/出演:小泉孝太郎、瀧本美織、前野朋哉、前田亜季、三浦誠己、田中俊介、西尾まり、橋本じゅん、高橋克実ほか。PR動画は番組公式サイトで公開されている。

月曜プレミア8「冤罪犯」番組公式サイト