高句麗の神王!朱蒙を受け継ぐ王の物語「風の国」特報動画-BSフジ

2010年02月16日09時25分ドラマ
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高句麗という大国で唯一、神王になった“大武神王”の生涯を描いた「風の国」が、BSフジから再放送されている。大武神王とは、高句麗の始祖であるチュモンの孫に当たる無恤(ムヒュル)王子のこと。「風の国」は、ムヒュルの激動の人生を描いたドラマ。主人公のムヒュルを演じるのは、メガヒットドラマ「朱蒙」でチュモンを演じたソン・イルグク。彼は、「朱蒙」や「風の国」の前にも、朝鮮王朝の三大悪女の一人チャン・ヒビンを描いたドラマ「張禧嬪」、三国志にも登場する実在の英雄を描いた「海神」などでにも出演している。歴史ドラマで絶対的な存在感を示す彼は、多くの歴史ドラマファンの心を掴んで離さない。今や韓国を代表するトップ史劇俳優の一人だ。

「風の国」の舞台は、チュモン王の宿敵であるテソ王の脅威に苦しめられ、滅亡の危機に瀕している高句麗から始まる。その高句麗は、チュモン亡き後、息子ユリ王が治世していた。ある日、ユリ王の元に男児が誕生するが、この子が高句麗の元凶であると神女に告げられ、赤ん坊を平民として暮らさせることを決断する。やがて青年となったムヒュルは、己の呪われた運命に敢然と立ち向かうことになる。

ドラマ「朱蒙」を視聴された方は、主役も同じ「風の国」をその続編として楽しむのもいいかもしれない。視聴していない方は、BSフジで日曜日に「朱蒙」の再放送もしているので、2作併せて視聴するのもいいだろう。しかし、主役を演じた当の本人であるソン・イルグクは、「風の国」のオファーを受けたとき大いに悩んだという。前作で前人未到の大ヒットを飛ばした彼が、その続編とも言える作品で失敗する訳には行かないからだ。下手をすれば、前作をも傷つけることになりかねない。さらに、ドラマ「朱蒙」は一人歩きをし、アジア中で人気の作品となり、アジア中がこの新作に注目していた。悩んだ末彼は“祖父と孫”を一人で演じることを決意した。このあたりの葛藤と、「朱蒙」との比較は、[韓ドラここが知りたい!]『朱蒙』と新作『風の国』を比べると?で詳しく解説しているので参考にされたい。

BSフジで火曜日夜7時から放送中の「風の国」は、まだ始まったばかり。物語はこれから面白くなる。公式サイトではみどころ動画も紹介されており、BSフジの番組サイトには、番組のみどころやあらすじが紹介されているので、即チェックしよう。

「風の国」公式サイト
BSフジ「風の国」番組サイト