テレビ大阪|キム・ジュヒョク「武神」第26-30話あらすじ:ダルガチ暗殺~自由の身

2021年10月07日12時50分ドラマ
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視察から戻ったキム・ジュンは、江華島(カンファド)が遷都に絶好の場所だとチェ・ウに報告し…テレビ大阪(月~金曜、ひる11時59分~12時55分)で10月8日(金)から放送の「武神」(全56話)第26話~第30話のあらすじを紹介、Youtubeにて予告動画が視聴できる。※日本語吹替(二か国語)日本語字幕なし



「武神」は、13世紀高麗時代を背景に奴隷から最高権力者へ上り詰めた実在した高麗最高の武人、キム・ジュンの一代記を描いている。大ヒットドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」主人公のキム・ジュンの主人公とも考えられる実在の人物(「トッケビ」時代背景②

■キャスト
キム・ジュン役:キム・ジュヒョク
チェ・ソンイ役:キム・ミンソン
チェ・ウ(チェ・イ)役:チョン・ソボク
チェ・ヤンベク役:パク・サンミン
ウォラ役:ホン・アルム
 ほか

【「武神」を2倍楽しむ】で、ドラマの見どころや詳しい各話のあらすじ、時代背景や豆知識を紹介している。

■第26話:ダルガチ暗殺
視察から戻り、江華島(カンファド)が遷都に絶好の場所だとチェ・ウに報告するキム・ジュン。チェ・ウは、慎重な態度を示すキム・ヤクソンを叱責しながら、高宗と臣僚たちに江華島遷都を宣言し、強引に計画を推し進める。一方、チョン・アンとチュ上将軍が開いた宴席でチェ・ウはテ・ジプソンの娘と対面する。その頃、遷都までの時間を稼ぐために、チェ・ウから蒙古との連絡役であるダルガチ暗殺の密命を受けたキム・ジュンは、各地のダルガチを西京(ソギョン=平壌)に集めると同時に、チェ・ヤンベクに蒙古軍の手先となったホン・ボグォンを監視させ、自分たちはダルガチの宴会を奇襲する計画を立てる。だが、手柄を焦ったチェ・ヤンベクは、命令に背いてホン・ボグォンとダルガチ一行を奇襲した上、取り逃してしまう。キム・ジュンは必死の計画を水の泡にしたチェ・ヤンベクに対し、自分の命令はチェ・ウの命令を意味し、それに背くことは主君に対する裏切りだと激怒し、刀を抜く。
チェ・ウは酒の席でテ・ジプソンの娘と対面し、どうやらその美貌としっかりとした性格を気に入った様子。彼女を見る目が尋常じゃない。遷都を急げと臣下を叱責し、キム・ジュンにはダルガチ殺害の密命を下しておきながら自分は楽しそうに酒を飲んでいる始末。
話題の江華島は、現在のソウルの西に位置する島。韓流コーナー「地図」の一覧があるので、参考にされたい。【高麗の地図】で当時の国土が、【現代の地図】で元の首都「開城」と「江華島(ソウルの左横の島)」の確認ができる。


■第27話:雨の中の遷都
自分を信頼しなかったチェ・ヤンベクに失望しながらも過ちに気づくことが重要だと言い、チェ・ヤンベクの失敗を許すキム・ジュン。キム・ジュンはチェ・ウにホン・ボグォンを逃がしたことを報告し、チェ・ウから叱責を受ける。一方、テ・ジプソンの娘がチェ・ウの後妻として嫁ぎ、カンナンが饌母(チャンモ)の座に就く。ソインはカンナンに対し、デ氏夫人の言動を自分に全て報告するよう命じる。そんな中、王宮も準備できないまま江華島(カンファド)への遷都が強行され、民は王宮や都房(トバン)の建築工事に駆り出される。その頃、高麗がタルガチを皆殺しにした事実がホン・ボグォンにより蒙古軍のサルタクに伝わる。遷都とタルガチ殺害を知った蒙古軍は再び高麗に侵攻を開始するが、そんな国家の危機にも関わらず、会議の場で酒の匂いをさせ、弱気な態度をとっているキム・ヤクソンに対して、チェ・ウは失望を隠せない。そしてホン・ボグォンは高麗を懲らしめるために大蔵経がある符仁(プイン)寺を襲撃するようサルタクに入れ知恵する。
直接的ではないにしろウォラの死に関わっていたチェ・ヤンベクはまたも勝手な行動によりキム・ジュンに迷惑をかけるが、キム・ジュンはそれを許す。これによりチェ・ヤンベクは一層キム・ジュンに負い目を感じることになる

■第28話:彼女の面影
南下した蒙古軍の別働隊が大蔵経を狙っていると見て、キム・ジュンは大邱(テグ)の符仁(プイン)寺へ行って蒙古軍を防ぐことを自ら志願し、チェ・ヤンベクと共に符仁寺に向う。ホン・ボグォンは蒙古の使者として江華島(カンファド)へやってきて、チェ・ウがサルタクに膝まずくこと、都を開京へ再び戻すことを要求する。蒙古軍が江華島の対岸の金浦に集結するが、海に阻まれ攻撃できずにいる。一方、大邱の符仁寺に急行したキム・ジュンは、そこでウォラに瓜二つのアンシムという娘と出会う。動揺を隠せないキム・ジュン。チェ・ウがテ氏の連れ子に官職を与えようとしているとカンナンから報告を受けたソンイはテ氏に対し不快感を隠せない。その頃、遊郭に入り浸りのキム・ヤクソンはチェ・ウに見放され、テ・ジプソンらはテ氏の連れ子をチェ・ウの後継者に担ごうとする。そんな中、高麗全土を焦土化しようと処仁(チョイン)城に進撃したサルタクが、偵察中に僧兵を率いるキム・ユヌに奇襲される。
ウォラの生まれ変わりのようなアンシムに出会ってしまったキム・ジュン。アンシムは女傑と呼ばれ、男勝りな性格でウォラとは全く違うが、まだウォラを忘れられないキム・ジュンはアンシムに惹かれていくのか…

■第29話:燃える大蔵経
八公(パルゴン)山城で戦闘が繰り広げられている隙に、渓谷を越え、符仁(プイン)寺へと向かったプタウ。キム・ジュンはそれを阻止しようとするが、一歩及ばず、命がけで大蔵経を守ろうとする僧侶たちと共に大蔵経は炎に包まれてしまう。深手を負って意識不明となったキム・ジュンは、うなされてウォラの名前を呼ぶ。キム・ジュンを看病していたアンシムは、ウォラがキム・ジュンのかつての恋人だったと知る。チェ・ウのもとへサルタクが死んだとの知らせが届く。その頃、サルタクの死により、江華島に渡れないと判断したタングトは和解と引き換えにサルタクの首を取り返すべく、ホン・ボグォンを使者として高麗に送り、蒙古軍はサルタクの首と引き換えに撤退する。一方、サルタクを倒したキム・ユヌが王宮に迎えられる。チェ・ウは上将軍の官職を与えるというが、官職や褒美のためにやったことではないと断る。チェ・ヤンベクが大邱(テグ)より戻り、大蔵経の焼失と、キム・ジュンが意識不明であることをチェ・ウに知らせる。チェ・ウはパク・ソンビを呼び、キム・ジュンの功績をたたえ、免賤してやるよう命じる。
生死をさまよっているキム・ジュンのためにソンイは内仏堂の二体の仏像に三千拝を捧げてお願いする。日本でも願をかけるためのお百度参りというものがあるが、三千回とは気が遠くなる。キム・ジュンへの思いが尋常ではないソンイを見ていると、なんとかキム・ジュンと添い遂げさせてやりたいと思えてくる

■第30話:自由の身
キム・ジュンを奴婢の身分から解放し、官職(殿前承旨)を与えようとするチェ・ウ。一方、全羅道の指揮使として赴任しているキム・ギョンソンは官吏から、マンジョン兄弟の蛮行に民たちが苦しんでいる事実を聞かされる。免賤の特令が大邱(テグ)にいるキム・ジュンのもとに届き、泣いて喜ぶが、免賤を許可されたのは自分だけだという事実を知り、キム・ジュンは自分だけが評価されるべきでないと固辞する。それを受けてチェ・ウは、イ・ゴンジュとチェ・ヤンベクも同様の処遇を与え、キム・ジュンを彼らの大将とする。自分の実力ではなく、あくまでもキム・ジュンにおかげで免賤されたことに対し手放しで喜べないチェ・ヤンベク。その頃、キム・ヤクソンが隠してきたマンジョン兄弟の蛮行の報告がチェ・ウの耳にも入ってしまう。晴れて自由の身になったキム・ジュンは、アンシムとの別れを惜しみつつ、帰京の途に就く。そんな中、キム・ジュンへの想いを捨てられないソンイは、チェ・ウにキム・ヤクソンとの離婚を切り出す。
思いもよらないアンシムからの告白に動揺するが、アンシムに心惹かれていたキム・ジュンはその思いを受け止める。幸せにするから一緒に都房へ行こうと誘うが、今は行けない、短い間だったければ幸せだったと答えるアンシム。その理由は何なのか?離婚してまでもキム・ジュンとの愛を成就させたいソンイの存在が、ウォラのような悲劇を想像させる

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 2021年9月1日スタート 月-金11:59-12:55
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kandoratop 【作品詳細】【「武神」を2倍楽しむ】