パパママ必見!次回「ルビコンの決断」は大ヒット商品「瞬足」-テレ東
テレビ東京の経済ドキュメンタリードラマ「ルビコンの決断」の次回放送で、子供たちの間で絶大な人気を誇るジュニアシューズ「瞬足」が登場し、予告動画が公開されている。小学生を中心に、下は未就学児まで虜にしているシューズブランドがアキレスの「瞬足」だ。低年齢の学童児を持つ親なら避けて通れない程、爆発的な売れ行きを見せるジュニアシューズだ。「瞬足」の凄さは、通常であれば1年で100万足売れればヒット商品とされるジュニアシューズ市場において、年間600万足を売り上げたという怪物並みの記録が証明している。小学校の靴箱を除くとかなりの割合で「瞬足」が目に入り、靴売り場で「瞬足」をねだられる親を見かける事も珍しくない。そんなカリスマ的商品が次回の「ルビコンの決断」のテーマとなるからには、子を持つ親にすれば気になるところだ。
「瞬足」が他のシューズと圧倒的に違う点は、左右非対称の靴底にある。左右どちらの靴も、靴底の左側にスパイクが配置されている。これは、リレーなどでコーナリングが左回りであるという点に着目して付けられたものだ。「速い子はより速く、遅い子には“夢”を」がコンセプトの靴は、学童の間に”足が速くなる靴”としてもはや神話のように広まりトップブランドとなった。当初は非常識とされた左右非対称の靴底は成功を収め、今では蹴る足と軸足で靴底を変えた「サッカー」や「長距離モデル」、「盗塁王」、「高学年モデル」など様々な場面やスポーツに特化したモデルを次々と生産し、どれもが好評を博している。
「ルビコンの決断」では、そんな「瞬足」の誕生秘話に迫る。日本の靴メーカーでかつてはトップを走っていたアキレスも、2000年代前半には中国産の安い靴に市場を奪われて業界4番手にまで転落してしまう。そんな危機を救ったのは、一人の社員が参加した子供の運動会で、リレーの際に転んでしまった少年を見た事に端を発する。コーナーで転んでしまう子供を靴の力でなんとか助けてやれないか、そんな思いから「瞬足」の開発は始まった。しかし、社内での疑問の声や批難、開発上の問題点などいくつもの困難が待ち受ける。ところが、商品化のメドが立たないそんな中でも必死で開発に取り組む男たちがいた。ヒット商品が生まれた裏舞台を知る事で、子供たちの思いを理解するきっかけになるかもしれない。
開発に携わるスタッフを演じるのは鶴見辰吾(45)、宍戸開(43)、伊嵜充則(32)の3人だ。かつて長渕剛主演で人気を博した「親子ジグザグ」の名子役だった伊嵜がすっかり大人になった姿に感慨深いパパママ世代も多いだろう。
次回「ルビコンの決断」は2月25日よる10時から放送。予告動画は番組公式サイトで視聴出来る。
ルビコンの決断 次回予告