「天下一品」ラーメン無料券&創業者インタビュー公開、“こってり感”全面押しが気になるWebCM3本も紹介

2021年11月08日18時00分商品・CM

中華そば専門チェーン店「天下一品」が、創業50周年を迎える11月10日に「ラーメン1杯無料券」(並)無料券を進呈!これに向けて創業者である木村勉会長への特別インタビューが到着、YoutubeにはWeb CMも公開中だ。



天下一品のこってりスープは、創業者の木村勉が約4年におよぶ試行錯誤の末に誕生させた絶品。その食材は鶏がらや野菜など、よく知られるものですが、木村が苦心の末に完成させた天下一品秘伝の製法にかかると、どこにも真似できない味わい深く美味しいスープとなる。創業当時、木村が屋台仲間のおじいさんから教わった基本のスープは、どこの屋台にもある醤油味のスープだった。「この味ではわざわざ来てもらえない」と、毎日四苦八苦しながら研究を重ね4年目に、やっとたどり着いたその味が、天下一品秘伝のスープの誕生に至った。鶏がらなどの食材をじっくりと炊き出すなどして作るスープは、口当たりはこってりながらも、後味は驚くほどすっきりしていて、50 年間守られ続けている。

ラーメン公開中のWebCMはそんなスープの美味しさを表現していると創業者の木村会長も絶賛して利が、「“こってり“食べてマッチョになると思わるのではないかと心配・・・」と、ある意味、問題作(?)。「こってり天国(ヘヴン)」をキャャッチコピーに、天下一品らしい、“こってり感”が全面に押し出されたユニークな Web CM となっている。







また、木村勉会長に特別インタビューも到着したのでご紹介。

―――天下一品を開業するきっかけとなったエピソードを教えてください。
勤めていた会社が倒産し、手元に 37,000 円しかなく、当時自分にできそうなことが屋台でラーメン屋をすることぐらいでした。

―――50 周年を振り返って、最も苦労したことを教えてください。
たくさんあり過ぎますが、やはり屋台を引いていた頃、いろんな嫌がらせを受けたり、ラーメンの材料や調理器具そろえるのに、家財道具を質に入れたりしながら調達し、明日食べるお金を稼ぐのも大変でした。

―――天下一品の味を極めたのは創業からどのくらいの時期だったのでしょうか?
屋台から第1号店となる本店ができる頃までの約 4 年近くかけて「こってり」を生み出しました。

―――この味に確信(自信)が持てるきっかけとなった エピソードがあれば教えてください。
屋台時代、毎回お客さんにも味見をしてもらいながら試行錯誤し、他には絶対にないだろうと思われる、こってりながらも後味がすっきりとした、1度食べたら忘れられないスープを完成させました。

―――今では、全国にファンを持つ人気ラーメン店に成長しましたが、その要因として考えられることは何でしょうか?
他には真似のできない唯一無二の味、「こってり」の味を守り続けてきたことです。

―――天下一品といえば余ったスープにライスを入れるといった、ファン独自のルールが勝手に開発されていますが、その現象についてどのように思われますか?また、推奨される食し方があればお聞かせください。
お客さんが色んなこだわりの食べ方をされているのは、「こってり」が愛されているのだと嬉しく思います。どんぶりのふちに口をつけて、スープと麺を一緒にすするように食べるとさらに美味しさが増すので、おすすめしています。熱々なのでやけどに注意してください。

―――天下一品以外で好きなラーメンはありますか?
研究のため、色んなラーメン屋には行って食べますが、(好きなラーメンは)ありません。

―――50 周年記念動画を見た感想をお聞かせください。
これまでのCMイメージと変わって面白い。ただ、「こってり」食べてマッチョになると思わるのではないかと心配ではあります。

―――こってりスープにこだわり続けている理由を教えてください。
今の「天下一品」があるのは、50年もの間、愛され続けている唯一無二の味「こってり」のおかげ。「こってり」は私の命です。

―――天下一品が今後目指すことを教えてください。
目標は国内 300 店舗。これからも永遠に「こってり」を守り抜き、後世に伝え、残すこと。海外進出は2代目社長に任せます。

「天下一品祭り」特設サイト