NHK「アンという名の少女3」第6話あらすじと見どころ:願望の行き着くところ
NHKBSプレミアムにて9月11日放送の「アンという名の少女」シーズン3(全10回)第6話でカウンティーフェアが開幕、アンはギルバートへの恋心に気づくのだがギルバートが美しい女性と一緒にいるところを見てしまい…詳しいあらすじと見どころを紹介、Netflixにて全シーズン配信中だ。
●シーズン1、2未視聴の方はコチラ⇒最終章からでも間に合う!S1、S2簡単あらすじとS3見どころ
「アンという名の少女」は、世界中で愛されるカナダの小説家ルーシー・モード・モンゴメリによる不朽の名作『赤毛のアン』をNetflixとカナダCBCが共同でドラマ化。2017年~2019年にかけてシーズン3までCBC放送、配信され、2021年現在、Netflixにて全シーズン独占配信中だ。
※シーズン1~3作品紹介は【作品紹介】で、シーズン1~シーズン2(場面写真付き)の各話のネタバレあらすじと見どころは【「アンという名の少女」を2倍楽しむ】でまとめて紹介している。
■第6話「願望の行き着くところ」
いよいよカウンティーフェアが開幕!ギルバートのことばかり考えるようになったアンは、未来の恋人について占い師に予言されて動揺。一方のギルバートは、ウィニフレッドの両親に良い第一印象を与えようと緊張しながら会場を訪れる。
※以下ネタバレ。詳しいあらすじを知りたくない方は、先に「■見どころ」「※豆知識」をご覧になり、あらすじは視聴後の確認用にご利用ください。
カウンティーフェア(※)の品評会に、マリラは何度も表彰されている自慢のスモモパイを、マシューは特大ラディツシュを出品する。アンもメアリーのレシピで作ったケーキを出品することに。
ギルバートのことばかり考えるようになったアンは、ダイアナから指摘されて、自分が恋をしていることに気がつく。偽物占い師の予言を信じたアンは、“背が高くて、黒髪で、ダンスがうまい”ギルバートが運命の人に違いないと舞い上がる。ところが、ギルバートが美しい年上の女性・ウィニフレッドと祭りに参加しているところを見てしまいショックを受ける。
ギルバートはウィニフレッドに両親を紹介され、彼女の父親から結婚をみすえ、ソルボンヌ大学行きの経済援助の話まで持ち出される。しかし、バッシュにウィニフレッドと結婚したいのかとたずねられると、ギルバートは「わからない」と答えるのだった。
マリラは品評会で今年も賞をとり、マシューもよい成績を収めた。ところが、アンのケーキはバニラの代わりに間違って湿布薬を混ぜてしまったことで酷評をうけ、皆に失敗を笑われてしまう。
メアリーのレシピに傷をつけたと落ち込むアンを元気づけようと、カスバート兄妹の提案で家族全員で気球に乗ることに!そんなものでは気分が晴れないと想っていたアンだったが、上空からの景色は素晴らしく、3人はこの刺激的な体験に歓喜する。
夜になり、バーンダンスを楽しむ少女たちは、ギルバートとウィニフレッドのことを噂し、ムーディーに誘われたルビーは喜んでダンスを受け入れ、ギルバートのことは終わったと皆に語る。
そんな中、ビリーに呼び出されたジョシーは暗がりで無理やり体を触られたため逃げ出す。ジョシーの態度に腹を立てたビリーは、ジョシーが迫ってきたと嘘をつき「ふしだら」だと罵った。
翌日、アンはビリーの行為に抗議する。しかし、ジョシーにも隙があったと、少女たちは仕方がないことだと諦めてしまう。それでも納得できないアンは、その夜1人で学校に残り、密かに新聞を刷っていた。
■見どころ
大人になったようでも夢想癖のあるアンに“恋占い”は効いたよう。ギルバートへの恋心に気づいたアンは、インチキな占い師に“運命の人”を占ってもらうのだが、はたして恋占いで語られたこととは?
ジェリーはカウンティーフェアでもダイアナにプレゼントを贈っている。ダイアナの恋は順調だが…アンはとうとう、ウィニフレッドの存在を知ってしまう。アンとギルバートの関係を何も知らないウィニフレッドは、アンの名前を聞いて「つづりにEがつくのかしら?」と朗らかに訊ねるのだが、動揺しているアンはまともに答えられない。こういう出会いでなかったら、知的好奇心の強いウィニフレッドとアンは大親友になれたかもしれないと思うと残念でならない。
『赤毛のアン』での湿布薬ケーキのエピソードが、「品評会」で活用されるとは!落ち込むアンを気遣うマリラとマシューが企画した“熱気球乗り”。美しいプリンスエドワード島を見下ろすシーンは必見だ。
※豆知識
カウンティーフェア(County Fair)とは、農作物や家畜の品評会や様々な出店やゲーム、ダンスパーティーなどが行われるイベント。原作では「品評会」が開かれていたのはシャーロットタウンだったが、このドラマでは、会場ゲートにプリンスエドワード島で開催された1899年のカウンティーフェアと書かれてあるので確認してみては?
原題:Anne with an “E”
制作:2019年 カナダ
■キャスト
アン・シャーリー:エイミーベス・マクナルティ(上田真紗子)
マリラ・カスバート:ジェラルディン・ジェームズ(一柳みる)
マシュー・カスバート(R・H・トムソン(浦山迅)
ダイアナ・バリー:ダリラ・ベラ(米倉希代子)
ギルバート・ブライス:ルーカス・ジェイド・ズマン(金本涼輔)
レイチェル・リンド:コリーン・コスロ(堀越真己)
ジェリー・ベイナード:エイメリック・ジェット・モンタズ(霧生晃司)
ほか
全10回
[ステレオ2か国語(主:日本語吹き替え/副:英語)| 字幕放送有り]
◇NHK「アンという名の少女3」番組公式サイト
2023年8月7日スタート 月 22:00-22:48 NHKBSプレミアム
2021年11月28日-2022年3月6日 日 23:00-23:48
◇Netflix
【作品紹介】【「アンという名の少女」を2倍楽しむ】【「シーズン3」各話あらすじ】