【最終回】NHK土曜ドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」第4話に神頭登場で波乱!第3話ネタバレあらすじ
永瀬廉(King&Prince)と小池徹平の競演に注目!神頭(高嶋政宏)の登場で更なる波乱が巻き起こる!NHK土曜ドラマ「わげもん~長崎通訳異聞~」1月29日(土)夜9時から放送の最終回・第4話あらすじと、第3話ネタバレあらすじを紹介、予告動画が番組公式サイトで公開中だ。
長崎で通詞をしていた父の、失踪の謎を追って江戸からやってきた青年、伊嶋壮多(永瀬廉/King&Prince)が長崎で出会った仲間たちと真実に迫る時代活劇「わげもん~長崎通訳異聞~」。1月22日放送の第3話では20年前に起こったシーボルト事件について明かされる中、父・周吾を知る人物、老通詞・忠弥(蟷螂襲)が殺される事件が発生。殺人の疑いをかけられながらも真相を突き止めるために出島に忍び込む壮多と、ラスボス感漂う大通詞・杉山尚蔵(矢島健一)や家老の周田親政(武田鉄也)のやり取りなど、ハラハラドキドキの連続に目が離せない展開となった。
そして、周吾の悲しい末期を知った森山栄之助(小池徹平)が、壮多に伝えるか悩む場面では「苦かもんですよ、治す時は何でも」という女医のえま(浦浜アリサ)の一言が背中を押し、Twitterでは「沁みる台詞」「深い言葉だなぁ」など視聴者が共感。さらに盛り上がりを見せたのは、森山が壮多に父・周吾が巻き込まれた事件を告白するシーン。息をするのも忘れるほど緊迫する空気の中、森山の長尺の語りと、これまで穏やかで聡明な壮多が一気に怒りを爆発させる場面では、「廉くんの迫力の演技すごい!」「小池徹平さんの演技が輝いていた!」と絶賛する声が寄せられた。
そして最終回となる1月29日放送の第4話では、壮多が罪を晴らすため奉行所へ向かい、家老・周田と直接対決を果たす。さらに第3話の最後に再び現れた神頭の壮絶な過去が明かされのだが・・・。これまで張り巡らされた伏線が回収されると思われるが、密輸の真相、黒幕と思われる周田は壮多に何を語るのか?神頭が乗っていた船に書かれたおびただしい文字が意味するものは?神頭の登場で更なる波乱が巻き起こる「わげもん」最終回をお楽しみに!
■前回(第3話)ネタバレあらすじ
森山の英語塾に通い出した壮多は、大田清十郎(浅香航大)と共に出島にいる老通詞・忠弥に会いに行った。忠弥なら20年前に失踪した父を知っているかもしれないと考えた壮多だったが、手がかりを掴むどころか、長崎にいてもためにならないから早く江戸に帰るよう言われてしまう。長崎の人々がなぜ父のことを隠すのか。そこで20年前の真相を探るべく、壮多は女医の“えんま先生”ことえまに当時のことを尋ねた。そしてえまは20年前に長崎で起きたシーボルトを巡る事件について語ってくれるのだった。
26年前にオランダ船でやってきたドイツ出身の医師、フォン・シーボルトは日本の詳細な地図を持ち出そうとした際、幕府に咎められ国外追放となり、さらに地図を渡した役人たちは罰を受け、長崎の通詞たちも大勢捕まった。オランダ人の父を持つえまにとってもこの事件は苦い思い出となっていた。その夜、森山は大通詞・杉原のもとを訪ねた帰りに男の悲鳴を耳にする。その頃、壮多はトリ(久保田紗友)から「滝江橋で待っている」という忠弥からの伝言を聞き、待ち合わせ場所に向かっていた。しかし、行ってみるとそこには何者かに殺された忠弥が倒れていた。近くに怪しい人影を見た壮多は急いで跡を追うのだが・・・。
翌日、忠弥殺しの疑いをかけられた壮多を探しに奉行所が柳屋にやって来た。しかしその頃、壮多は未章(トウデン都仁)の助けで出島へ入りこみ、忠弥を殺した犯人を捜そうとしていた。まずは忠弥と仲が良かったヤンセン(村雨辰剛)を調べるために、ヤンセンの部屋に潜り込んだ壮多は、忠弥が密輸の手引きをしていたことを知ってしまう。偶然その場に居合わせたトキの助けでその場から逃げ出した壮多。そして、忠弥が犯していた罪に衝撃を受けたトキは、今まで忠弥から受けた恩考えると胸を痛めて涙を流し、壮多はトキの肩を抱き慰めるのだった。
翌朝、長崎奉行の井戸対馬守覚弘(石黒賢)は、老通詞殺害の事件について気にかけていたが、周田も杉原もこの事件を手早く解決しようと焦りを見せていた。一方、壮多は忠弥を殺したのは、自分を邪魔に思う人物の仕業だと考え、壮多の無実を信じる清十郎と共に通詞場にやって来た。壮多は父・周吾の失踪を長崎に人々がなぜ隠すのか、知られてはいけないことがあるのではないかと杉原を問い詰めた。しかしその時、滝口修二郎(平山祐介)率いる役人たちがやって来て壮多を捕らえてしまった。
壮多が連れて行かれた後、野田から衝撃の事実を聞かされた森山は、それに耐えかね酒をあおり、柳屋の店先で倒れているところをえまに介抱された。えまに励まされた森山は、壮多に真実を告げる決意をして投獄された壮多をたずねた。周吾はシーボルトに加担した通詞の息子の罪を被るため、金と引き換えにその役を引き受けた。この時、周吾には壮多が生まれて金が入用になっていたのだった。しかし、長崎の通詞たちは江戸へ向かう周吾に追手を放ち殺害。それを聞いた壮多は怒りに震え泣き叫んだ。さらに途方に暮れる壮多の前に、失踪していたはずの神頭が牢屋の床を突き破り突然あらわれた。
■第4話「光さす海」あらすじ
投獄された壮多の前に突然現れた神頭は壮多に長崎を出ようと誘う。しかし壮多は自らの、老詞・忠弥殺しの疑いを晴らそうと出島に向かい、政治と交易を一手に握る家老の周田に会う。神頭の船は不審な外国船として長崎を去るよう命じられていた。そんな中、神頭の壮絶な過去を知った壮多は、神頭と行動を共にしようとする。そこへ奉行所の交渉役としてやって来た森山は言葉をつくして壮多を説得する。さらに失踪した父の新たな真実を知った壮多はある決断をするのだが・・・。
NHKよるドラ1月8日~1月29日「わげもん~長崎通訳異聞~」。出演:永瀬廉(King&Prince)、小池徹平、久保田紗友、浅香航大、トラウデン都仁、平山祐介、宮川一朗太、髙嶋政宏、本田博太郎、石黒賢、武田鉄矢ほか。NHKドラマ公式Twitterアカウントは「@nhk_dramas」。PR動画は番組公式サイトにて公開中。
◇NHKよるドラ「わげもん~長崎通訳異聞~」番組公式サイト
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