曽根剛監督×上田慎一郎『永遠の1分。』島﨑信長ナレーションの予告篇と場面写真公開

2022年01月26日15時00分映画

『カメラを止めるな!』で撮影監督を担った曽根剛がメガフォンを取り、上田慎一郎が脚本を手掛け、“笑いの力”を武器に東日本大震災と真摯に向き合ったヒューマンドラマ『永遠の1分。』が3月4日(金)に公開されるが、東北地方出身で現在も震災支援活動を精力的に行っている声優の島﨑信長がナレーションを務めた本作の予告編と場面写真が解禁となった。



本作は、世界が困難に立たされている今、多くの人を前向きにしたいという制作陣の熱い想いのもと、“笑い”がもたらす癒しの力で困難や葛藤を乗り越えていく姿を描く。ユーモアたっぷりの小ネタもテンポ良くちりばめられ、伏線回収はもちろん、制作陣が実際に苦悩したことを追体験することができる極上のエンターテイメント作品となっている。

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主演には、『コンフィデンスマンJP』でダー子たちの執事役で知られるマイケル・キダ。ヒロイン役に、ヒップホップ・シーンでカリスマ的な存在感を誇るラッパーAwich。主題歌も担当し、そのグルーヴ感あふれる圧倒的な歌声も本作の大きな見どころだ。その他、毎熊克哉、ライアン・ドリース、片山萌美、ルナ、中村優一、アレキサンダー・ハンター、西尾舞生、そして渡辺裕之など国際色豊かな実力派俳優陣が脇を固める。

Youtube|本予告

この度解禁する予告映像は、コメディを得意とする映像作家のスティーブが日本で3.11大震災のドキュメンタリーを撮ってくるという会社の指示に反して、忍者コメディ映画を作ろうと計画するシーンから始まる。しかし、日本の現状を目の当たりにし、3.11のコメディ映画を制作しようと考えを改める。部外者であるアメリカ人がこの題材を扱うことに対して、地元の住民からの反感や週刊誌でのバッシングが起こる中、困難を笑いで乗り越える人々の物語にしようと真摯に向き合っていく。果たして、3.11を題材にした映画は完成するのか?という内容になっている。宮城県出身で、この作品のテーマに共感した、『Free!』の七瀬遙役をはじめ、『ソードアート・オンライン アリシゼーション』のユージオ役など、人気作品のキャラクターを多く演じている人気声優の島﨑信長は、Yahoo!Japanが主催したチャリティーアクション「#311いまわたしができること」など、現在も精力的に震災支援活動を行っており、本作の予告ナレーションのオファーを快諾した。

永遠の

笑いは人を笑顔にする。悲しい時、落ち込んだ時、寂しい時に負の感情を紛らわせてくれる。本作では、そんな笑いがもたらす効果に最大限のリスペクトが込められている。大きすぎるおにぎりに戸惑うスティーブの姿や、現場を明るくするために撮影中にスタッフにいたずらをして笑い転げる姿を捉えた場面写真も解禁となった。

■あらすじ
コメディが得意なアメリカ人の映像ディレクター・スティーブは、3.11のドキュメンタリーを作るために来日するが、被災地を訪れた際に見かけた演劇の舞台をきっかけに、コメディ映画を作ろうと考える。取材を重ねる中で被災状況を目の当たりにし、かつ週刊誌に誹謗中傷の記事が出るなど、暗雲が立ち込めてしまう。しかし、彼には映画を撮らないといけない理由があったのだ。一方、3.11で息子を亡くし、ロサンゼルスに移り住んだ日本人シンガーの麗子。歌のせいで息子を失ったという罪悪感に苛まれ、再びシンガーとして活動することや日本に残してきた夫と向き合えない年月を過ごしていた。ある時、彼女は夫からの手紙の中にあるものを見つけるが…。

■タイトル:永遠の1分。
■コピーライト:(C)「永遠の1分。」製作委員会
■配給:イオンエンターテイメント
■公開日:3月4日(金)全国公開

■映画概要
マイケル・キダ Awich 毎熊克哉 片山萌美 ライアン・ドリース ルナ 中村優一 アレキサンダー・ハンター 西尾舞生 / 渡辺裕之
監督:曽根剛 脚本:上田慎一郎 音楽:鈴木伸宏、伊藤翔磨 主題歌:Awich「One Day」 (ユニバーサル ミュージック)
製作:映画「永遠の1分。」製作委員会 制作プロダクション:源田企画 特別協力:久慈市 配給:イオンエンターテイメント
2022年/日本/97分/カラー/シネスコ/5.1ch/ (C)「永遠の1分。」製作委員会 

『永遠の1分。』映画公式サイト